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Re: 信用の創造、2つの面; そして堀江氏
http://www.asyura2.com/0510/dispute22/msg/796.html
投稿者 縄文ビト 日時 2006 年 2 月 23 日 11:21:07: egUyw5BLxswRI
 

(回答先: 信用の創造、2つの面; そして堀江氏 投稿者 健奘 日時 2006 年 2 月 22 日 18:00:07)

健奘さん私も今勉強していますので、書いてみたいと思います。

>信用の創造には、2つの面があります。他の面もあるかも知れませんが。

>ひとつの面は、すでに、張良さんが、展開しています。この議論を、かいつまんで言えば、今までに蓄積した価値、たとえば、10億、を銀行に入れると、銀行は、これを、18億の価値として、市場に送り出す事ができる、というものです。
ここでは最初に10パーセントの準備金1億を除いて貸し出すことは可能です。この点にはいささかの疑問もありません。ただ18億という市場に送り出す金額は初耳になります。

J 今までの信用創造の考え方を見てみますと、10パーセントを除いた9億が銀行から借り出され、その9億が銀行に戻り、9億の10パーセントを除いた8億1千万円が新たに銀行から貸し出され、さらに8億1千万円が銀行に戻り、また銀行が10パーセントを除いた金額7億2千900万円が新たに銀行から貸し出され、そしてさらに7億2千900万円が銀行に戻り、また銀行が10パーセントを除いた6億5610万円を新たに貸し出し、そしてさらにさらに続く…、この辺のことは読んだ文章の中で理解しているのですが、実際に市中にこのような形で言われている流動性が増えるのかどうかが私の疑問点となっております。

>なぜなら、銀行は、銀行にお金を入れた人達に、10億はそのままで、9億まで、貸し出すことをします。一方で、9億までは、新たな借り手に、貸し出す事ができるからです。なぜなら、10億預けた人達は、90%、借りた9億を使って、さらに、価値を作り、一方で、9億、新たに借りた人達は、80%、9億にかかる利息を含む、元利を払いつづけることができるように、新たに価値を作るからです。(この確率は、おおよそで、言いたいことは、1年後、誰かが焦げ付いても、全体としては、価値が減らないと言う事です。)

J 上記文章より>銀行にお金を入れた人達に、10億はそのままで、9億まで、貸し出すことをします。
銀行にお金を入れた人たち 新たに9億のお金を借り出すのでしょうか、だったら最初から借りれば利息がつくことを知っているのですから預けないのではないでしょうか。そしてさらに上記文章より>1年後、誰かが焦げ付いても、全体としては、価値が減らないと言う事です。
私は頭が悪いのかこの文章の意味も解りません。このようなことが現実の社会で銀行と一般庶民の間で起こるのでしょうか。起こったとしても不思議は無いのでしょうか。

>ここまでは、銀行を介した信用創造です。銀行を介した信用の創造だけでは、信用のゆらぎが、大きくなることはありません。

>次は、新たに借りた人達の、9億の価値が、18億になり、信用だけで、合計、8 + 9 = 17億になることを言います。

>9億を資本として、企業を始めます。その企業が、将来産み出しそうな価値が、年間、0.9億と想定します。すると、企業価値というか、株価としての価値が、0.9 x 20 = 18億に、なります。

>こうして、9億、新たに銀行から借りた人達は、18億の価値を得ます。結果、17億が、信用として作られた事になります。

>新たに18億の価値を手にした人々は、この18億を元手に、さらに、銀行から、お金を借りだすことができます。もしろん、始めに借りた9億の、元利を返すのですが、それよりも、信用による膨張の方が大きいです。

>こうして、信用は、2面から作る事ができると、その間を、行ったり来たりすることで、さらに、膨らませる事ができます。

>従って、現代は、現象から見れば、信用の創造と(行き過ぎに気がついて)破壊することの、繰り返しが、頻繁に起こります。
上記理論検討したいと考えます。ただ現実にこのようなことが起こっている社会なのでしょうか。このようなことが起こりながら経済論者は見過ごしているのでしょうか。私はこのような見せ掛けの理論で本来の真実を隠しているのではないかと考えています。

<−−− であれば、堀江氏は、たぶん、グレーではあっても、黒と、誰が断定するのでしょうか?

J 堀江氏のことでは私は彼がやっていることはマフィアに近いことをやっているのではないかと思っています。巧妙な粉飾決算からライブドア自体がより黒字会社であるかを装い、裏で自社株を高値で売り抜けている。その資金をスイス等海外の銀行を使いライブドアに還流させていた。そして新たな株取引を通じ企業買収を繰り返していく。これからもこのような犯罪が多くなるのではないでしょうか。持てる者が利潤・利潤・利潤と好き勝手なことが出来る時代、巷には本来金が溢れ過ぎるぐらい溢れているのですが、2千万人の消費者金融を利用している庶民は逆に彼等に自己の労働を担保に取られているわけです。
このようなことが起こるのはどこに原因があるのかを解明し新たな理論を構築していくことが大切かと考えています。

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