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「科学性」という視点で言えば、あめぞうもなーさんの主張がもっとも非科学的
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投稿者 あっしら 日時 2005 年 11 月 17 日 17:58:07: Mo7ApAlflbQ6s
 

(回答先: 非科学的ご意見ばかりで唖然。ワクチンもタミフルも拒否を煽るのは犯罪的です 投稿者 あめぞうもなー 日時 2005 年 11 月 17 日 15:58:40)


「非科学的ご意見ばかりで唖然」といったことを書くひとのほうが、非科学的論を書くから不思議だ。

本人及び配偶者の個人的経験を普遍化して主張したり、知人の医師の評価を持ち出しそれを補強しようとする態度は、非科学的思考態度の一つの典型例である。

仮に、本人はタミフル服用・配偶者は不服用という条件下で、その他はほぼ同じ条件で治癒に望み、本人は短期に回復で配偶者は回復に手間取ったり回復しなかったというのなら、少しはタミフル効果を実証するものと言えるかもしれない。
しかし、それでも、サンプル数が少なすぎ、個体差などタミフル以外が及ぼす治癒力の影響をほとんど除去できない。


あめぞうもなーさんが言っていることは、私はインフルエンザに罹患したときタミフルで劇的に回復したと実感する経験をしたことがあるというものにすぎない。
(知人の医師の評価も、患者がそのような経験をしたケースに多く接したというものでしかないと推測する)


別に、このようなことを書いているからといって、タミフルが体内にいるインフルエンザウイルスの消滅に効果がないと主張しているわけではない。

あめぞうもなーさんは、タミフルだけがインフルエンザウイルスを消滅させたりインフルエンザウイルスに起因する症状をなくすわけではないという認識が希薄という指摘である。
(インフルエンザウイルスに感染しても発症しないケースもある)

乾燥した冬季にインフルエンザを含む風邪の発症が多いことは、風邪の原因となるウイルスや細菌が粘膜部の乾燥状態を増殖の好条件としていることがわかる。
また、胃腸の活動状況など体調が感染したウイルスや細菌に起因する発症の度合いに影響することも認められている。


あめぞうもなーさんは、自分や配偶者がインフルエンザを発症したときにタミフルも服用し回復した経験を、すべて“タミフルのおかげ”に帰しているだけである。

こういうひとは、自分の身体を“機械仕掛けの人形”に近いものと勘違いしている可能性もある。

>ワクチンもタミフルも拒否を煽るのは犯罪的です


北カバさん、膝枕さん、鉄人さんの誰もが、タミフルの拒否を煽っているわけではなく、タミフルの“絶対的”効用を疑っているというものである。

そして、副作用の強いタミフルを服用するよりも、インフルエンザや風邪の予防的対応や罹患時の免疫力強化を重視することを説いている。


医療もその一つであることは否定しないが、近代の乳幼児死亡率の低下や長寿命化にもっとも貢献したのは、栄養・居住条件の改善と都市部での下水道など衛生条件の良化である。


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