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ご意見に感謝します。m(__)m
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投稿者 考察者K 日時 2005 年 10 月 10 日 19:59:30: JjkI8nWTpj0po
 

(回答先: Re: 危機意識が欠落した日本人 投稿者 うぃる 日時 2005 年 10 月 10 日 16:03:25)

>うぃるさん ご意見に感謝いたします。

>【必要なのは、危機意識ではなく問題意識・現実認識なのではないでしょうか。】

言い換えればそうかもしれませんが、Kとすると日本人に欠けているのは「未来予測能力」のような気がします。データ的には基本的な能力はある程度あるが応用力が無いというのもあるようです。どのような事かと言うと「職場で必要な最低限度の人員ははじき出せるが、アクシデントがあれば終わりになる」という事です。

郵政民営化を例にすると「郵政民営化をすれば、どのような良い事があるのか?」にはKの知る限り誰も回答をしてくれませんでした。
未来というのは今日の分岐からある程度の予測が可能ですが、なんとなく「民営化=改革」が良いというイメージで多くの人が「民営化すべき」という方向で投票をしたとしか思えません。

Kの意見が正しいとは限りませんが、郵貯からの資金が完全にストップすれば「国債のサイクルの維持は困難になります。」現在、国家財政は「郵貯が22兆円程度の国債を引き受ける事」で辛うじて回っているとKは思うのですが、仮に市場が活性化し、民間の資金需要が増えれば「銀行の国債購入も減少します」そうすれば国は約40兆円分の「赤字国債も売れない」という状況になります。

うぃるさんは「どうなると思うでしょう?」
常識的に判断すれば、日銀紙幣の増刷で誤魔化すか、徳政令を考えるか、増税するかです。
それは前提(Kの上記の考察)が違っていて、国債のサイクルは維持される。というのも一つの意見ですが、「政府は何とか維持しようとするから考える必要は無い」と言われても納得して安心できるものではありません。

>【問題意識をもった上で現実を認識して、問題点を確認する。】

と言うのは当然ですが、その上で「高いと思われる可能性」に対し、一定の対処をしなければ何にもならないような気がします。

>【例えば、”いつもと同じように帰る家があるとは限らない。”Kさんは常にそのように考えて、対策を立てておられるのでしょうか。】

言葉の問題ですが、いつも考えているかはともかくとして「火災保険には加入しています。」万が一という事が絶対に無いとは思っていないという事です。要は確率論です。帰る家は99.99%あるだろうと思っていますが、残りのコンマ以下の用心が保険に加入させるわけです。

>【”出勤予定者が出勤してくる事”を前提にしない勤務体系というのは想像しにくいのですが・・・】

という事ですが、ここも言葉のトリックのようなものです。今までのほとんどの企業の現場では「一人くらいポカ休になっても、何とか維持できる体制だったのです。」何人かが昼食時間を削り残業をすれば穴を埋められたのです。もちろん勤務は出勤予定者が出勤してくる事が前提になっていますが、「最悪の場合にも対処できる」から「場合によっては対処できない」に現場が変化している事を問題視しています。
前にも問題にしていますがアメリカのパワーエリートと呼ばれる「高所得労働戦士」は24時間シフトで対応するらしいですが、そんな事を続けたら「倒れる確立は相当高い」はずです。家が無くなる可能性に比べれば現実的な心配の範囲でしょう。

>【心構えと予防策以外になにか対応策があるのでしょうか。そしてそのコストは?】

ここが一番の問題点ですが、現場におけるリスクに対しては「企業が負う」のが当然です。労働者も協力は惜しまないとしても「最悪の事態を想定した人員配置」を求めるべきでしょう。
例えば、4箇所で同時に何かしなくてはならない(例としてバス4台の旅行で運転手が4人しか配置されていなくて一人が急病で倒れたら終わりですよね。)仕事でしたら、5人を配置しても悪くは無いでしょう。コストという事では割高になっても「適正価格が信用コストも含まれた金額」と考えるべきでしょう。
本来ならば「現場の労働者は、そのような要求を企業に求めるべきなのです」それをせずに「現場のリスクは現場の労働者が負える」と考えていることが「危機意識の欠落」です。

で、納得できるかは別にして、この程度の説明をしないで、「説明は十分しています」と言うのでは議論のしようが無いわけです。(笑、これは、うぃるさんの同意に対する同意です。)

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