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(回答先: 天木直人・メディアを創る ( 10/31） 内閣改造前倒しは争点隠しだ 投稿者 天木ファン 日時 2005 年 10 月 31 日 10:01:55)
単純な事なのだが、国民には迷路に迷い込んでいる人が多い。
改憲派の人達は、敗戦の悔しさを跳ね除けて「自前の憲法」を創り出して、
軍隊も持って、生意気な近隣の朝鮮半島や中国に対抗したいと考えている。
護憲派の人達は、現行憲法を「人類最高の理念の憲法」と考えたり、敗戦時点で多くの日本人が制定に参加したのだから「押し付けではない」と考えたりしている。
私はこれ等の議論には組していない。
いずれもが退屈な見解でしかない。つまらないのだ。
どちらもが、退屈でつまらないから、改憲・護憲のどちらもが圧倒的にはなれないのだ。
どうして日本人は理屈好きなのかが私には判らない。
理解に苦しむ。
改憲が是か非かは簡単ではないか。
たとえ、現行憲法に不満を持っていても、
また、
現行憲法が、天の声の様に聞こえるほど立派に見えても、
そのどちらであっても、
現在、９条を変えて、
「自衛軍」または「国軍」と言う「軍隊」を持つ事が、
日本の国益に適うものであるのか、
または、
米国の国益に適うものであるか、
を問えば、
答えは明らかであろう。
「日本のためには全くならない」事は明らかだ。
日本人は、特に知識人が問題設定が下手なのである。
だから正解を得る事が下手であり、
従って、大衆への説得力が欠けるのである。
従って、大衆と同じレベルの政治家による大衆扇動に遅れをとるのだ。
現実的に考えてもらいたいものだ。
それが出来れば、解決できる事なのだ。
これへの反発も無視もご自由。
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