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(回答先: 政党が国王提案を拒否、デモ続き発砲 ネパール（CNN） 投稿者 gataro 日時 2006 年 4 月 23 日 14:00:30)
http://www.nishinippon.co.jp/nnp/world/20060423/20060423_004.shtml
【カトマンズ２２日共同】ネパールのギャネンドラ国王が民政復帰を提案したことについて、主要７政党は２２日、対応を協議し「新憲法制定に触れていない」として受け入れを拒否、民主化を要求する抗議デモの継続を表明した。デモは首都カトマンズを囲む環状線を越え、約５キロ先の中心部の王宮に迫る勢いを見せた。国王包囲の輪は狭まっており、緊張は高まる一方だ。
政府は同日昼からカトマンズなどに８時間の外出禁止令を出したが、政党側は無視。治安部隊の発砲でデモ隊の５人以上が負傷した。警棒でたたかれるなどしたデモ参加者を含めれば、けが人は約１５０人に達したもよう。
７政党は国王の権限縮小も視野に、新憲法制定のための議会選実施を求め「君主制の是非は国民が決める」との立場。近隣のインドなど国際社会は国王案を歓迎し、事態収拾を期待しているが、政党側は、君主制打倒を目指す反政府武装組織ネパール共産党毛沢東主義派と新憲法制定を目指すことで合意しており、国王と安易に妥協できない状況にある。
ギャネンドラ国王は２１日のテレビ演説で、昨年２月から続けてきた直接統治をやめると表明、７政党に首相推薦を求め、複数政党制による民主主義の実行を強調した。しかし、新憲法の制定や政党側の民主化案に触れていなかったため、受け入れを拒否された。
首都で抗議デモへの市民の支持は広がっており、商店主のインドラさん（４０）は「国民が欲しいのは本当の民主主義。政党の民主化案に従うべきだ」と話した。
＝2006/04/23付 西日本新聞朝刊＝
2006年04月23日01時15分
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