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(回答先: 韓国企業の中国製コピー商品との戦い [朝鮮日報] 投稿者 white 日時 2006 年 5 月 29 日 20:35:54)
□中国製コピー商品の威力 [朝鮮日報]
http://news.livedoor.com/webapp/journal/cid__2019288/detail
【萬物相】中国製コピー商品の威力
‘上海の梨泰院’といわれる古北（クーベイ）のゴルフショップはいつも外国人でごった返している。高級ブランドCallaway（キャロウェイ） のフルセットがゴルフバッグ、ボストンバッグまでつけて正規価格の10%にもならない1800元（約2万6000円）で買えるからだ。店員は慣れた英語で「正規流通ルートから外れた物」と繰り返すが、つなぎ目が雑でヘッド素材もチタンには見えないニセ物。それでもそれなりに使えるといわれる。以前、ここで会った欧米人は「友達にプレゼントする」と一度に5セットも買った。
◆上海の中心街・淮海路の襄陽市場は韓国人観光客たちにもよく知られた「ニセ物天国」だ。「安くしますよ。見ていってください」。客引きたちが韓国語で袖を引っぱる。カルティエやロレックスの時計からルイ・ヴィトン・プラダのバッグまで、ないものがない。時計一つで300〜400元（4200〜5600円）といっていたのに、たちまち150〜200元（2100〜2800円）になる。ここで50元（700円）以上の値段で売っているものは値段を吹っかけているのだという。
◆ニセの睡眠薬やバイアグラも幅を利かせている。バイアグラを開発したファイザー社のCEOが「中国のバイアグラ偽造工場のほうがファイザー本社工場よりも大きい」とため息をつくほど。2年前には安徽省でニセの粉ミルクを飲んだ乳児が10人以上死んだ。そのため若い母親たちが輸入粉ミルクや離乳食を買いだめする騷動まで起きた。去年は炭酸カルシウム・石膏の粉・海草を交ぜたニセたまごまで登場した。
◆ニセ韓国ラーメンも登場。「ノクリ（韓国の本物はノグリ）」「信ラーメン（辛ラーメン）」「ピビョ麺（ピビン麺）･･･。韓国ラーメンの人気に便乗して中国で出回るニセラーメンだ。延辺朝鮮族自治州には真露の焼酎「チャミスル」をまねた「チャミルスル」が売られている。インスタントコーヒーやアイスクリームも中国製のニセ物が出回っている。最近はテレビ・エアコン・自動車部品から携帯電話・MP3のような最先端IT商品にも拡大している。サムスンの携帯電話「Anycall」を真似した商品の名は「Amycall」だ。
◆韓国産業資源部は、外国製コピー商品が韓国の輸出に及ぼす損失が去年だけで171億ドル（約2兆円）になったことを明らかにしている。去年輸出額2850億ドル（約32兆円）の6%だ。中国製がそのほとんど。中国のコピー商品は釜山港やドバイを経由して中東・ヨーロッパ・南米まで渡り、韓国製品のイメージを落としている。ニセ物はまず中国が対策に乗り出し、解決すべき課題だ。中国が世界の大国の座を目指しているなら、この聖書の言葉を胸に刻むことだ。「だまして手に入れたパンに味をしめれば、口に砂が入る日も遠くない」。
朝鮮日報
2006年05月29日17時01分
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