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北朝鮮核実験:ブッシュ法王家(絶対専制神権政治)/根黒ポンテヒムラー閣下/金正日人形の炉辺を囲む茶番の匂い
http://www.asyura2.com/0601/dispute24/msg/611.html
投稿者 夢の中でランデブー 日時 2006 年 10 月 18 日 16:55:09: g.74HMK5rhQXg
 

北朝鮮で核実験がなされ、核分裂による爆発が起きたのか。それとも通常の爆薬による爆発にすぎないのか。
最終的には、お得意の、非常に情報操作の印象が強い。

先ず,米国の機関を見る(北朝鮮科学技術リサーチセンター= North Korean science and technology research center )near the town of Kilchu and the northeastern coast. は、今回の地中の震動の場所を特定したという(この組織がどこにあるのか,不明)。

http://www.washingtontimes.com/functions/print.php?StoryID=20061013-121425-7052r
(この新聞は統一の文鮮明の所有なので、一定の距離を置いて読むべきだが)


また、今週(地下核実験があった9日以降)、米国の軍の情報機関(DIE)が得た,高解像度の衛星写真に示されているのは,爆心地にある研究機関の居住施設の近辺で,技術者たちが,バレーボールを楽しむ姿映っているという。これらの写真の提供を受けた日本の情報当局においても、技術者が核実験場でスポーツを楽しんでいるその姿は,そこで,核実験があったという事実にはそぐわない、なぜなら実験があったとされる地下のトンネルと目と鼻の先にあるからだ(つまり,本当に地下で核実験をやるというなら、放射能が地表にリークしている危険があるはずで、そうであるにもかかわらず、技術者らが地表でのんびりスポーツをやっているのは不自然だ、というわけだ)との報告を米軍事当局が受け取ているという。


米国の国家情報当局の最高幹部である、ネグロポンテ氏が複数の議員に米時間10月13日,報告書を送った、そこには、10月11日に感知器を乗せた飛行機を飛ばしたところ、該当エリア上空で,放射性物質のサンプルを収集したため,これは,北朝鮮政府が核実験を行ったという彼らの声明と合致する事実であるという内容となっているという(この書類はニューヨークタイムズ紙が米時間13日金曜日に入手したという)。
http://www.infowars.com/articles/ww3/nk_nuke_test_preliminary_samples_hint_at_test.htm

つまり,この情報当局幹部はこの時点で,北朝鮮は核実験を行った証拠を得た,と議会筋には、報告しているわけだ。

ところが,この報告とは裏腹に,情報当局のある上級担当者が,匿名で語ったところでは,これは。予備的なデータに過ぎず,北朝鮮が本当に核実験をしたといえるかは、分析に数日間かかると言葉を漏らしているという。つまり、上空に,放射性物質が発見されたからといって、それが、今回の地下爆発に関係しているのかどうかは,現時点では,ハッキリしたことは言えないということのようだ。軍関係者によれば,通常,放射性核物質を上空で採取したとしても,風に運ばれてどこか別のところからくる場合もあるのだという。つまり,今回空軍のWC135機によって収集されたこの放射性物質がどこから由来するのか,これは実際、独自の問題であるということだ。

“We're in the process now of going through, looking through all the data and all the facts to try to come up with the best possible explanation for what, exactly, happened there,” said Sean McCormack, a State Department spokesman.

“We don't know yet.”

ある米国務省報道官によれば

「われわれは、一体何が起きたのか,考えられる最高の可能性のある説明と折り合いをつけるため、すべてのデータと事実を現在,分析中である。現時点では、何が起きたか分からない。」
との発言をニューヨークタイムズ紙は得ている。


日本の科学当局のデータはどうか。
オーストラリアの報道メディアの東京特派員はこう伝える。
http://www.news.com.au/story/0,23599,20582291-1702,00.html

"Our latest observations up to Saturday, which are aimed at monitoring radiation levels harmful to human beings, found nothing abnormal," said Hiroshi Tsuboi, an official from the government task force dealing with possible fallout from North Korea's test.

"We've heard news reports the US government detected radioactive elements, but what we can do is to conduct our own monitoring."

今回の事件の特別調査担当者である、つぼい ひろしは
「われわれの10月14日土曜日までの観測結果では、人間に有害なレベルに達するような放射能は観測されず,全く正常レベルである。」

「われわれは,米国政府が,放射性物質を発見したとの報道に接しているが,われわれはわれわれのやり方の観測をするだけである。」
との発言を得ている。

つまり,日本の科学当局の固有の方法では、有害な(つまり,核実験からと見られる)放射性物質は観測されていない模様なのだ。ただ,つぼい氏は,日米の観測の差は、観測方法の違いに起因するかもしれないとも付け加えてはいる。

またこの記事は、日本その他の地震計が、地震のような揺れを観測しているが、この揺れが、核実験によるものか、証拠がえられていない、という文章でくくっている。

さて、朝日新聞10月14日付けによると(本紙掲載掲載であり,電子版では見つからなかった)外務省によれば、ウイーンで13日に開かれた包括的核実験禁止条約機関(CTBTO)準備委員会特別会合で,北朝鮮が実施したと発表した核実験を裏付ける放射性物質が,同条約に基づく,国際監視網で観測されていないことが報告された、という。つまり,米国とは異なる,国際監視網では観測されていないのだという。

時間的に次に入ってきた情報がこれ。

http://www.asyura2.com/0610/war85/msg/761.html

これは16の情報機関を統合する頂点に立つ国家情報長官であるネグロポンテ氏が、議員に先に報告していたものを、今度は、メディア向け、つまり国民に向け、世界に向けて、事務所発で公式発表したもののようだ。これは米国政府としての、北朝鮮で観測された地下の揺れが、核爆発に由来するものであるとの、初めての公式声明なのだ。

ただ、ここで、見逃せない点が以下だ。
「分析結果はネグロポンテ国家情報長官の事務所が声明で発表した。検出された放射性物質の種類などには言及していない。国家情報長官は米国の16の情報機関を統括しており、発表は各情報機関の判断を総合したものとみられる。」

つまり、検出された放射性物質の種類を明らかにしていないことなのだ。
ここに、最大の、ポイント,問題がある。これでは実は、自然界に含まれる、あるいは、別の場所から風で飛来した放射性物質であるか否かを明らかにしていないということなのだ。厳密に言えば、北朝鮮で起きた大震動が、核爆発に由来するかどうかの証拠のレベルには達していない資料の発表に過ぎないのである。ここにトリックがある。

ちなみに毎日新聞が伝えている情報と同一の情報ソースをもとにしながら、ある情報箇所を朝日は抜落させている。読み比べていただきたい。
http://www.asahi.com/special/nuclear/TKY200610160392.html

つまり、検出された放射性物質の種類を明らかにしていない、という情報の部分を欠落させている。ソースは同一と見られるだけに、ここに、朝日が、これが、本当に核実験による一定の核爆発があったと思いたい、その方向で誘導したいとの姑息な意図が見え隠れする(10月10日の朝日は社説で北朝鮮に抗議するとの議論を出していたため、2日後、朝日広報室に電話をして、いまなお核爆発があった証拠がでていないので、決めつけは、不適切ではないか、と意見を申し述べた。朝日としては、核爆発あった、という物語に賛成しているとしか見えない。)


次に出てきた情報がこれだ。

http://www.asyura2.com/0610/war85/msg/776.html

以下ニューヨークタイムズ紙記事
http://www.nytimes.com/reuters/news/news-nuclear-korea-north.html?_r=1&oref=slogin

米時間10月16日の段階で、国連のIAEA(国際原子力委員会)は、北朝鮮での地下震動が、核爆発に由来するか、データがない、としている。安全保障部門ディレクターは以下のような言い方をしている。

`I don't think that anyone on the earth - except the North Koreans - know at this point in time how much material was used for this explosion,'' said Olli Heinonen, Deputy Director of Safeguards at the International Atomic Energy Agency (IAEA).

「現時点では、北朝鮮を除いて、この地球の何人(なんぴと)であっても、どの程度の量の物質がこの爆発に使われたのか、分かるとは思えない。」

``We have located where this place might have been,'' he said.

Heinonen did not give any further details on the location in the reclusive country which said a week ago it had conducted a nuclear test.

「われわれは、この辺りが爆発した場所かもしれないと30%ほどの確率での特定は出来た(mightは通常30%の蓋然性をしめす。mayは50%=フィフティーフィフティーのこと)。」
この担当者は、爆発場所について。それ以上の詳細について言及しなかった、という。

つまり、10月16日の段階で、国連としては
1この爆発と見られる場所の特定がそもそも出来ていない。爆心地がどこか特定できていない。
2この大震動が核爆発に由来するのか否か、不明である。


“Putting IAEA inspectors back into North Korea would be the only way to establish the facts, he said.”

IAEAの検査官が現地に乗り込んで、調査することだけが、唯一の事実確認の手段である、とこの担当者は述べている。つまりこれまで入手できた、放射性物質のそれを含むデータだけでは、核爆発があったことの証拠にはならない、現地調査をする以外、地球の誰も、核爆発があっと決めることはできないのだ、というのである。これは、今後この先、いかに分析に時間をかけても、爆発地点での現地調査して得られるデータ以外では、、証拠にならない、という強い意味を持つ。IEAEは米国より、そして日本よりすら政治的当事者性が弱い、その意味で、第三者機関としての性質が強い。その国連の核の専門機関が、ここまで、はっきりとした見解を出している事実は非常に重いと言わざるを得ない。爆心地を特定できるデータがないと言うのは、そもそも核爆発があったかなかったかという議論に先ず達していないとすら言える。

そしてこれが出てきた。
http://www.asahi.com/international/update/1017/019.html

「北朝鮮核実験はプルトニウム爆弾 NYタイムズ紙報道
2006年10月17日13時23分
 米紙ニューヨーク・タイムズ(電子版)は16日、複数の米政府当局者の話として、北朝鮮が9日に実施した核実験後の周辺地域での大気分析で、使われた爆弾の材料は北朝鮮が原子炉を使って製造したプルトニウムだったとの結論に米情報機関が達した、と報じた。

 北朝鮮の核兵器計画については、(1)寧辺(ヨン・ビョン)の黒鉛減速炉の使用済み核燃料を再処理したプルトニウム(2)パキスタンのカーン博士が築いた「核の闇市場」を通じて入手した遠心分離器による高濃縮ウラン、といった二つの原材料の可能性が指摘されてきた。同紙は、後者が核兵器製造の段階にまだ至っていない可能性がある、との専門家の見方を紹介した。」

ここで言う米情報機関とは不明だ。つまり、どの情報機関が言っているのかすら書かれていないのだ。この情報は、国家情報長官やホワイトハウスが公式に発表したものでなく、帰属を明らかにしない情報機関によるリーク情報に過ぎない。つまり、ネグロポンテ長官もブッシュ大統領も、われわれ、そんな事言っていない、といえる仕組みになっている。


ちなみに、朝日新聞10月18日朝刊本紙(電子版に記事なし)では、核分裂の際、ニュートリノが出てくる。放射性物質の検出より、ニュートリノ測定のほうが、核実験があったか否か、確実に分かるという。で、世界の原子炉から出るニュートリノを観測しているのが東北大の観測装置,カムランドだが、北朝鮮が核実験を行ったという時刻に、ニュートリノの検出はなされなかったという。あるブログで、ニュートリノ発見でノーベル賞を取った小柴教授は放送大学でこう述べているという。

http://www.fnf.jp/bbs/mbbs.cgi

「放送大学特別講義「ニュートリノ〜これまでとこれから」の中で
小柴昌俊、超先生が杉本大一郎、大先生との質疑のなかで、
韓国の原子炉の制御棒の上げ下げがわかる。どこの原子炉が、
稼動中で休止中かもわかる。と言っていました。」

この話だと、カムランドで、北朝鮮でニュートリノが検出されなかったということは、核分裂そのものが存在していなかったことになりそうだ。ニュートリノ観測装置,スーパーカミオカンデを持つ東大の宇宙線科学科学研究所に10月10日に問い合わせた人がいて答えが返ってきた。
http://vosh.blog.ocn.ne.jp/vosh/2006/10/post_519f.html

「ご興味をお向け頂きありがとうございます。
残念ながら、原子炉、原子爆弾からのニュートリノはエネルギーが低いためスーパーカミオカンデでは検出できないと思われます。また、例え検出できたとしても日本海沿岸に点在する日本の原子力発電所からのノイズが大きいでしょう。

神岡宇宙素粒子研究施設 Web係 ○」○


小柴今教授のカムランドは、東大宇宙線研究所のニューカミオカンデでより、高性能であるらしい。

http://ja.wikipedia.org/wiki/カムランド

「カムランド (KamLAND)はニュートリノの観測装置。カミオカンデの跡地につくられた。カミオカンデやスーパーカミオカンデとは違った検出方法により、より低いエネルギーのニュートリノを検出することができる(※)。」

かといって、上述の朝日に戻るが、東北大,井上邦雄教授の以下のコメントも取っている。教授はニュートリノが検出される確率は、爆発の規模などの条件により異なるが、距離が遠く拡散してしまうため、100回から1000回に一度という。これは、ひょっとして、ニューカミオカンデの話のことなのか、不明だ。これがカミオカンデのことを言っているなら、小柴教授と全く、食い違うのだ(小柴教授の話がカムランドのことを言っていることを前提と考えると)。

ニュートリノ観測による、今回の核分裂があったか否かの判断は非常に興味深いが、残念ながら、情報が錯綜しており現時点では不明だ。ただ、日本が世界に誇るカムランドは、アメリカも持っていないきわめて高度なニュートリノ観測装置であり、核実験があったとされる時間に、この装置での、北朝鮮でのニュートリノの検出はなかったことは、少なくとも確実だ。

http://www.asyura2.com/0610/war85/msg/714.html

以下のような情報もあるが、これは情報ソースがハッキリせず、距離を置いてみる他ない。

以上から、現時点では米国政府以外、日本政府も、国際監視網も国連IAEAも核爆発があったことを証拠づける放射性物質の観測データを全く持っていない。しかも米国政府と言っても、当局は、放射性物質を採取し、それにより、核実験があったことを確認できた、というが、一方国務省は、何とも言えないとの立場だった。つまり、核爆発があった、と断定している政府機関は、世界で唯一、米国のネグロポン率いる国家情報省だけなのだ。


著名科学論文誌、サイエンスではこうだ。
http://www.asyura2.com/0610/war85/msg/714.html

「核実験と断定するには航空機か大気集じん器が実験場から漏れ出した核分裂に伴う放射性物質を検知するしかなく、検知されない場合「実験が(通常爆弾による)偽物だった可能性はかなり高くなる」(エール大の地質学者)としている。」

今一度いうが、米国以外、世界のどの政府・組織でも、放射性物質を検出した装置は存在していない。18日付け朝日朝刊で、日本各地で、24時間態勢で放射能緊急測定が実施されており、毎日文部科学省に出たが報告されており、放射能検出へ全力を挙げていると報道しているが、ようするに、あの日から、9日経過した現在、日本国内のいかなる観測装置も、核実験由来と思われる放射能の検出をしていないのだ。

ネグロポンテ国家情報長官は、ウソをついているのであろうか。我が日本の科学当局の判断より、ネグロポンテ閣下のご託宣を信じよ、というのか。

情報当局トップが公式報告として、議員筋に提出した第一段階のもののその時点のものは、ウソである可能性があると考えざるを得ない。なぜなら、情報当局内部の上級担当者の匿名での情報によれば、放射性物質が上空から発見されているが、だからといって、それが、今回の地下の揺れに起因するとは必ずしも言えないとハッキリし言っており、国務省の立場と同じ内容となっているからだ。ネグロポンテは、核のことなどよく分からない、議員たちに、とにかく、上空で放射性核物質は採取された、とのみ書き込んだのではないかと思われる。これ自体がウソの可能性があるが、微量な放射性核物質が採取されたこと自体は本当の可能性がある。ただし、だからといって、それが、核爆発の存在証拠となるかは別問題である、との文言を省いていることだけは確実なようだ。だからこそ、このときの情報当局内部の匿名発言が意味が出てくるからである。ただ、この一次情報が次に、メディア向けに発表され、次は、プルトニウム爆弾と特定した、という情報発表の発展に進んでいる。

国連IAEAは、上空で収集されたサンプルデータでは、結論は出せない、現地調査以外に決めてはあり得ない、という立場と、まったく平行した関係にある。論理上、この平行線は永遠に交わらないのだ。

ネグロポンテ長官は核爆発はあった、それは、プルトニウム爆弾だった、と断定、他国の世界の科学当局、国連の見解は、核爆発自体そもそも存在したのか、不明としている。

われわれ阿修羅としてもう一つ考えなければならないのは、インテリジェンス当局(情報当局)の主要な仕事(9割ほどと見てよい)は、国内向け,海外向けの情報操作にあるということなのだ。

つまり、発表当局が国務省など他の政府部門ではなく、情報当局の場合(今回のそれを含め)、情報操作の可能性を考えながら出されている情報を慎重に分析する必要があるのだ。たとえば、
 「米NBCテレビは17日、複数の米政府当局者の話として、北朝鮮の軍当局が中国に対し、1回だけでなく複数回の地下核実験を再度実行する意向を通知してきたと報じた。通知した日時などは不明。」
http://www.asahi.com/special/nuclear/TKY200610180149.html

ところが、中国政府は、そんなこと言っていないと否定,韓国、日本両政府も中国からそのような通知は受けていないという。
「●中国側は否定

 中国外務省報道局の担当者は18日、北朝鮮が核実験を再び実施すると中国側に通知した、と米メディアが報じたことに対し、「(同日午前の段階で)私たちはそうした通報を北朝鮮側から受けていない」と明言し、報道の内容を否定した。

    ◇

 塩崎官房長官は18日午前の記者会見で、「報道があったことは承知している。中国側とは緊密にいつも連絡を取り合っているが、報道のような事実があったことは承知していない」と述べた。

    ◇

 北朝鮮が地下核実験を再度実行する意向を中国に通知したと報じられたことについて、韓国の李揆亨(イ・ギュヒョン)・第2外務次官は18日の記者会見で「我々の把握しているところでは、中国側はそうした通報を受けていないと承知している」と否定した。」


このように、北朝鮮が核実験を再び実施するという通知を中国にしたという情報は、米国政府だけが発しているものであり、この情報について、米国の情報操作の可能性が高い。


つまり、事程左様に、米国が出してくる情報をはいそうですか、と直ちに受け入れるわけにはいかない。

また、情報当局の、具体的には誰が、発表したものか、ここも注意ポイントだ。特に今回はそれが非常に言えるケースだ。

実は、80年代、ネグロポンテという人物が、ホンジュラス大使だったころからあまりに悪い評判の持ち主だった人物で、その後もブッシュ家と一心同体、番犬という位置にある、あまりにドス黒い背景のある人物であることは、米国関係者の間ではよく知られており、この人の出す報告には、かなり非常な距離と警戒を置かざるを得ない。


現在,ブッシュ大統領によって新設された、すべての情報当局(中央情報局含め16の諜報機関)をまとめるポジションのトップについた彼は(ヒトラー政権で言えばヒムラーの位置にある)、前職は新生イラクの大使、その前は、国連大使であり、レーガン大統領時代から,職業的外交官の道を歩んできている。

それにしても、このきわめて不吉な人物についての、ドス黒い情報のあまりの多さにあらためて愕然と来る。恐ろしくなるほどだ。以下のサイトを下までロールして見ていただきたい。


http://www.apfn.org/APFN/negroponte.htm

1ブッシュ親子と同じイェール大学出身
2秘密結社スカルズ&ボーンズの一員(この組織は、イェール大学の組織であり、この大学出身者だけが入る)。
3CFR(外交問題評議会)の一員。これは、米国の政策体系を決定し、事実上、大統領にそれを強制している組織であり、大統領府上級スタッフは、このメンバーから大量に輩出)。
4ブッシュ父の兄弟つまりWilliam H.T. Bushという、現大統領の伯父に当たる人物(ブッシュ大統領が日頃、バッキー伯父さん呼称する)と、ネグロポンテ、そして、最近までCIA長官だったポーター=ゴスの三人は、イェール大学の初年生時代、Book$Snakeという秘密結社に属していた同級生なのだ。

http://www.infowars.com/articles/occult/uncle_bucky.htm

でこの組織は、スカルズ&ボーンズのジュニア組織で、学年があがると、スカボンに移行する関係にあるという。
この一番上の集合写真の中に三人が映っており、それを拡大したものが2番目の写真だ。名簿もついていて、確かに、その3人の名前が見える(黄色いマーカーで示されている)。その下の時代がかった写真はこの組織の発足当時のものであるという(大学生と言っても18歳19歳ぐらいの若い学年であることが分かる)。中央にドクロが置かれているのに注目されたい。これは,スカルズ&ボーンズと同じシンボルであることから、両者のジュニア,シニア関係がは明らかだろう。ちなみに、このサイトには書かれていないがイエズス会のシンボルマークは、実は発足当初より、全く相似形のこの、ドクロフォーマットなのだ。スカルズ&ボーンズがドイツで1776年に発足したいわゆる、イルミナティーのアメリカ支部であることは知られているが、実は、イルミナティーがイエズス会が発足させたものである可能性が研究者の間で指摘されている。少なくとも、イルミナティーの発足者である、アダム=ハウプトマンが実はイエズス会出身であることは、一般の辞書類でも確定した事実なのだ(生まれはユダヤ人であるが、こともの頃カトリックに転向)。彼の生まれ育ち、この組織のホームタウンである、ババリア地方は、歴史的に、アルプスを超えた欧州最大の、イエズス会信者の基盤であり、拠点なのである。彼は、この地のイエズス会大学である、インゴルシュタット大学で、ローマ法典,カノン法典を教える、初めてのカトリックーイエズス会の平信徒出身の若き教授だったのだ(通常,カノン法典はカトリックの神父が教える伝統があった)。

バチカンーイエズス会―イルミナティーースカルズ&ボーンズーブック&スネークという系統がどうもある可能性があるようなのだ。

さて本題に戻る。ブッシュ父,その兄弟(ウィリアム=ブッシュ,バッキー伯父さん)、その秘密結社の同級生仲間である、ゴス、ネグロポンテ、すべてイェール大学出身で、ブッシュ父,ゴスはCIA長官経験者、ネグロポンテは新設されたばりの、CIA含む16の情報機関の総大将の位置(情報省長官,ヒトラー政権下のヒムラーの位置にある)に今ある。ウイリアム=ブッシュについての情報は以下。

http://www.democracyrising.us/content/view/57/164/


Engineered Support Systems Inc社の取締役であり、イラク戦争関連で国防総省に武器を販売して儲けている。また、チェイニーが社長をしていたハリバートン社の株を持つ投資会社の被信託者など,ハリバートンとズブズブの関係だという。

“William H.T. Bush is also a trustee for the investment firm Lord Abbott, one of Halliburton's top 10 shareholders and also a top-ten mutual fund holder in Halliburton, which has obtained prime contracts in Iraq. Vice President Cheney, the former CEO of Halliburton, still has between $18 million and $87 million invested through Vanguard, another top-ten holder in Halliburton stock.”

ネグロポンテは、前職が、新生イラクの米国大使である。つまり、上記のブッシュ一座はすべて、イラク戦争関連で地位やカネを得ているいるのだ。
また、以下に見るように、ネグロポンテは英国諜報機関とつながりを持っているわけで、つまり、米英両国に渡インテリジェンスコミュニティーの首魁の一人なのだ(彼はロンドンの富豪ギリシア人家庭に生まれ、後に渡米し、市民権を獲得している)。


5 ロンドンの富豪ギリシア人家庭出身で、後日スイスなどへて、米国に移住し市民権を獲得。
“ is connected to Britain's royal family and British intelligence through his wife, Diana Villiers. Diana's father was Sir Charles Villiers, a merchant banker who would rise to become chairman of British Steel. Villiers had a powerful social conscience.”


ネグロポンテは英国の王室とつながる人物であり、英国諜報当局とも、彼の妻を通じてつながっている。この妻ダイアナ=ヴィリヤーズは商業銀行の持ち主であり,ブリティッシュスティールという製鉄会社の議長までなる射程を持っているチャールズ=ヴィリヤード卿の娘であり、このヴィリヤーズ家は、裏情報を共有する強力なネットワークに属しているという。
彼についてのビデオがこれ。
http://play.rbn.com/?url=demnow/demnow/demand/2005/feb/video/dnB20050218a


以上のように、ネグロポンテという人物の素性は、闇の権力サークルにリンクしている、文字通り、世界の最もハイレベルの権力・権益グループの一員なのである。


このような人物が、ヒムラーに匹敵する位置から、世界で一人だけ、北朝鮮地下での大型の揺れは核爆発の結果である、といっても、ああそうでございますか、と日本の大新聞のように、やすやすと受け入れるわけには行かないのである。

核爆発があったと強く主張するのは、世界で、北朝鮮と米国両政府のみである。しかし上記のような分析から、現時点では、北朝鮮で核実験による核分裂があったと見る事は非常に困難で、むしろ、それが存在しなかったデータが圧倒的に蓄積されている。北朝鮮と米国による、呼吸を合わせた情報操作の疑いが濃厚であるという印象を拭う事はできない。

北朝鮮の地下での大震動を複数のソースから裏を取れない段階で、やすやすと北朝鮮は核実験を行い一定の核爆発に成功したという物語を受け入れてしまっている人々は、911事件の解明などを言う資格もなければ、検証能力、吟味する能力もない。(今回、SunShineさんが厳格で注意深い態度を見せて下さっており、救いとなっている)。

政府権力の言動は、それが北朝鮮政府であっても,米国政府であっても、日本政府であっても、裏が取れるまで、証拠をみせられるまでは、絶対に唯々諾々と受容してはならない。

また、阿修羅内で流布される情報に対しても一般的にいえることだが、特定の傾きを持つ安っぽい情報誘導に騙されている人が少なくない。


地球の権力エリートにつながる米国権力エリートは、北朝鮮が、核実験をし、一定の核爆発に成功したという物語を樹立することで、いかなるアジェンダを推進しようとしているのであろうか、という角度の視点が必要だ。金正日は、ブッシュ大統領と直接会談をしたいと切望している。小泉も、一度とにかくあって直接話をしてくれ、と訪米の際ブッシュに嘆願したが、断られた。つまり、ブッシュ本人はおろか、ライス国務長官すらも、首脳会談を拒んできている。実は、両国首脳が直接会談を持てば、問題はたちどころに外交的に解決するはずだ。それどころか、ブッシュ大統領は、北朝鮮が核開発を進め、核兵器を備えるに至っても、だからといって、北朝鮮を先制攻撃するというような事はしない、という立場を6年間一貫して貫いている。非常に不自然だ。直接会談を拒む、また(イランと違い)先制攻撃で核プログラムを破壊する事はしないとの彼の北朝鮮外交政策は、非常に不自然なものがある。今回のネグロポンテのの動きに見る、米国政府の真意を探るポイントがある。

つまり、朝鮮半島で緊張が緩和されるより、緊張を維持することにより、利益を得るという考え方の存在が感じられる。統一教会の文鮮明とブッシュファミリーは一体化していること、文鮮明と金日成ー金正日親子とはプレゼント攻勢や平壌のホテル開発事業などでジョイントしているほど親密なこと(別の機会に詳しく書く)。この事実から考えると、首脳会談を持たず、東アジアでの緊張、米朝の疑似緊張を高めることで、利益を得ようとしている可能性の観点からの分析も必要かと思われる。実は、この核実験物語を受容することは、安倍政権にとっても、利益となっているから、なおのことなのだ。

最後になるが、
『「使用された核は、超小型であり、米、イスラエル、ロシアなどから持ち込まれたものではなかったのか?」という疑惑を提起する。』という説をあげる者も阿修羅にいる。
「統一教会がオウムに送り込んだ早川キヨヒデは、オウムの強制捜査の直前に、ウクライナで軍需物資を調達しているといわれるが、その中に、核爆弾が含まれていた可能性がある。」
オウムがロシアで小型核爆弾を入手し、金正日にそれを提供し、それが今回使われたという説なのだが、この命題を支える一次的証拠や情報の引用、論理の一貫性が必要であろう。それがここでは見えない。論者は一方で「核実験に伴う放射性物質の検出が確認されていない。米軍以外では、いかなる機関も検出できていないのが、不思議である。」としており、この認識との論理的整合性も求められる。

先ず,米国の機関(北朝鮮科学技術リサーチセンター= North Korean science and technology research center )near the town of Kilchu and the northeastern coast. は、今回の地中の震動の場所を特定したという(この組織がどこにあるのか,不明)。

http://www.washingtontimes.com/functions/print.php?StoryID=20061013-121425-7052r
(この新聞は統一の文鮮明の所有なので、一定の距離を置いて読むべきだが)


また、今週(地下核実験があった9日以降)、米国の軍の情報機関(DIE)が得た,高解像度の衛星写真に示されているのは,爆心地にある研究機関の居住施設の近辺で,技術者たちが,バレーボールを楽しむ姿映っているという。これらの写真の提供を受けた日本の情報当局においても、技術者が核実験場でスポーツを楽しんでいるその姿は,そこで,核実験があったという事実にはそぐわない、なぜなら実験があったとされる地下のトンネルと目と鼻の先にあるからだ(つまり,本当に地下で核実験をやるというなら、放射能が地表にリークしている危険があるはずで、そうであるにもかかわらず、技術者らが地表でのんびりスポーツをやっているのは不自然だ、というわけだ)との報告を米軍事当局が受け取ているという。


米国の国家情報当局の最高幹部である、ネグロポンテ氏が複数の議員に米時間10月13日,報告書を送った、そこには、10月11日に感知器を乗せた飛行機を飛ばしたところ、該当エリア上空で,放射性物質のサンプルを収集したため,これは,北朝鮮政府が核実験を行ったという彼らの声明と合致する事実であるという内容となっているという(この書類はニューヨークタイムズ紙が米時間13日金曜日に入手したという)。
http://www.infowars.com/articles/ww3/nk_nuke_test_preliminary_samples_hint_at_test.htm

つまり,この情報当局幹部はこの時点で,北朝鮮は核実験を行った証拠を得た,と議会筋には、報告しているわけだ。

ところが,この報告とは裏腹に,情報当局のある上級担当者が,匿名で語ったところでは,これは。予備的なデータに過ぎず,北朝鮮が本当に核実験をしたといえるかは、分析に数日間かかると言葉を漏らしているという。つまり、上空に,放射性物質が発見されたからといって、それが、今回の地下爆発に関係しているのかどうかは,現時点では,ハッキリしたことは言えないということのようだ。軍関係者によれば,通常,放射性核物質を上空で採取したとしても,風に運ばれてどこか別のところからくる場合もあるのだという。つまり,今回空軍のWC135機によって収集されたこの放射性物質がどこから由来するのか,これは実際、独自の問題であるということだ。

“We're in the process now of going through, looking through all the data and all the facts to try to come up with the best possible explanation for what, exactly, happened there,” said Sean McCormack, a State Department spokesman.

“We don't know yet.”

ある米国務省報道官によれば

「われわれは、一体何が起きたのか,考えられる最高の可能性のある説明と折り合いをつけるため、すべてのデータと事実を現在,分析中である。現時点では、何が起きたか分からない。」
との発言をニューヨークタイムズ紙は得ている。


日本の科学当局のデータはどうか。
オーストラリアの報道メディアの東京特派員はこう伝える。
http://www.news.com.au/story/0,23599,20582291-1702,00.html

"Our latest observations up to Saturday, which are aimed at monitoring radiation levels harmful to human beings, found nothing abnormal," said Hiroshi Tsuboi, an official from the government task force dealing with possible fallout from North Korea's test.

"We've heard news reports the US government detected radioactive elements, but what we can do is to conduct our own monitoring."

今回の事件の特別調査担当者である、つぼい ひろしは
「われわれの10月14日土曜日までの観測結果では、人間に有害なレベルに達するような放射能は観測されず,全く正常レベルである。」

「われわれは,米国政府が,放射性物質を発見したとの報道に接しているが,われわれはわれわれのやり方の観測をするだけである。」
との発言を得ている。

つまり,日本の科学当局の固有の方法では、有害な(つまり,核実験からと見られる)放射性物質は観測されていない模様なのだ。ただ,つぼい氏は,日米の観測の差は、観測方法の違いに起因するかもしれないとも付け加えてはいる。

またこの記事は、日本その他の地震計が、地震のような揺れを観測しているが、この揺れが、核実験によるものか、証拠がえられていない、という文章でくくっている。

さて、朝日新聞10月14日付けによると(本紙掲載掲載であり,電子版では見つからなかった)外務省によれば、ウイーンで13日に開かれた包括的核実験禁止条約機関(CTBTO)準備委員会特別会合で,北朝鮮が実施したと発表した核実験を裏付ける放射性物質が,同条約に基づく,国際監視網で観測されていないことが報告された、という。つまり,米国とは異なる,国際監視網では観測されていないのだという。

時間的に次に入ってきた情報がこれ。

http://www.asyura2.com/0610/war85/msg/761.html

これは16の情報機関を統合する頂点に立つ国家情報長官であるネグロポンテ氏が、議員に先に報告していたものを、今度は、メディア向け、つまり国民に向け、世界に向けて、事務所発で公式発表したもののようだ。これは米国政府としての、北朝鮮で観測された地下の揺れが、核爆発に由来するものであるとの、初めての公式声明なのだ。

ただ、ここで、見逃せない点が以下だ。
「分析結果はネグロポンテ国家情報長官の事務所が声明で発表した。検出された放射性物質の種類などには言及していない。国家情報長官は米国の16の情報機関を統括しており、発表は各情報機関の判断を総合したものとみられる。」

つまり、検出された放射性物質の種類を明らかにしていないことなのだ。
ここに、最大の、ポイント,問題がある。これでは実は、自然界に含まれる、あるいは、別の場所から風で飛来した放射性物質であるか否かを明らかにしていないということなのだ。厳密に言えば、北朝鮮で起きた大震動が、核爆発に由来するかどうかの証拠のレベルには達していない資料の発表に過ぎないのである。ここにトリックがある。

ちなみに毎日新聞が伝えている情報と同一の情報ソースをもとにしながら、ある情報箇所を朝日は抜落させている。読み比べていただきたい。
http://www.asahi.com/special/nuclear/TKY200610160392.html

つまり、検出された放射性物質の種類を明らかにしていない、という情報の部分を欠落させている。ソースは同一と見られるだけに、ここに、朝日が、これが、本当に核実験による一定の核爆発があったと思いたい、その方向で誘導したいとの姑息な意図が見え隠れする(10月10日の朝日は社説で北朝鮮に抗議するとの議論を出していたため、2日後、朝日広報室に電話をして、いまなお核爆発があった証拠がでていないので、決めつけは、不適切ではないか、と意見を申し述べた。朝日としては、核爆発あった、という物語に賛成しているとしか見えない。)


次に出てきた情報がこれだ。

http://www.asyura2.com/0610/war85/msg/776.html

以下ニューヨークタイムズ紙記事
http://www.nytimes.com/reuters/news/news-nuclear-korea-north.html?_r=1&oref=slogin

米時間10月16日の段階で、国連のIAEA(国際原子力委員会)は、北朝鮮での地下震動が、核爆発に由来するか、データがない、としている。安全保障部門ディレクターは以下のような言い方をしている。

`I don't think that anyone on the earth - except the North Koreans - know at this point in time how much material was used for this explosion,'' said Olli Heinonen, Deputy Director of Safeguards at the International Atomic Energy Agency (IAEA).

「現時点では、北朝鮮を除いて、この地球の何人(なんぴと)であっても、どの程度の量の物質がこの爆発に使われたのか、分かるとは思えない。」

``We have located where this place might have been,'' he said.

Heinonen did not give any further details on the location in the reclusive country which said a week ago it had conducted a nuclear test.

「われわれは、この辺りが爆発した場所かもしれないと30%ほどの確率での特定は出来た(mightは通常30%の蓋然性をしめす。mayは50%=フィフティーフィフティーのこと)。」
この担当者は、爆発場所について。それ以上の詳細について言及しなかった、という。

つまり、10月16日の段階で、国連としては
1この爆発と見られる場所の特定がそもそも出来ていない。爆心地がどこか特定できていない。
2この大震動が核爆発に由来するのか否か、不明である。


“Putting IAEA inspectors back into North Korea would be the only way to establish the facts, he said.”

IAEAの検査官が現地に乗り込んで、調査することだけが、唯一の事実確認の手段である、とこの担当者は述べている。つまりこれまで入手できた、放射性物質のそれを含むデータだけでは、核爆発があったことの証拠にはならない、現地調査をする以外、地球の誰も、核爆発があっと決めることはできないのだ、というのである。これは、今後この先、いかに分析に時間をかけても、爆発地点での現地調査して得られるデータ以外では、、証拠にならない、という強い意味を持つ。IEAEは米国より、そして日本よりすら政治的当事者性が弱い、その意味で、第三者機関としての性質が強い。その国連の核の専門機関が、ここまで、はっきりとした見解を出している事実は非常に重いと言わざるを得ない。爆心地を特定できるデータがないと言うのは、そもそも核爆発があったかなかったかという議論に先ず達していないとすら言える。

そしてこれが出てきた。
http://www.asahi.com/international/update/1017/019.html

「北朝鮮核実験はプルトニウム爆弾 NYタイムズ紙報道
2006年10月17日13時23分
 米紙ニューヨーク・タイムズ(電子版)は16日、複数の米政府当局者の話として、北朝鮮が9日に実施した核実験後の周辺地域での大気分析で、使われた爆弾の材料は北朝鮮が原子炉を使って製造したプルトニウムだったとの結論に米情報機関が達した、と報じた。

 北朝鮮の核兵器計画については、(1)寧辺(ヨン・ビョン)の黒鉛減速炉の使用済み核燃料を再処理したプルトニウム(2)パキスタンのカーン博士が築いた「核の闇市場」を通じて入手した遠心分離器による高濃縮ウラン、といった二つの原材料の可能性が指摘されてきた。同紙は、後者が核兵器製造の段階にまだ至っていない可能性がある、との専門家の見方を紹介した。」

ここで言う米情報機関とは国家情報省のことか不明だ。電子版というが、本紙にはこの記事は見当たらないのだが。米政府は、プルトニウム爆弾が爆発した、という見解を明らかにしている、という。

ちなみに、朝日新聞10月18日朝刊本紙(電子版に記事なし)では、核分裂の際、ニュートリノが出てくる。放射性物質の検出より、ニュートリノ測定のほうが、核実験があったか否か、確実に分かるという。で、世界の原子炉から出るニュートリノを観測しているのが東北大の観測装置,カムランドだが、北朝鮮が核実験を行ったという時刻に、ニュートリノの検出はなされなかったという。あるブログで、ニュートリノ発見でノーベル賞を取った小柴教授は放送大学でこう述べているという。

http://www.fnf.jp/bbs/mbbs.cgi

「放送大学特別講義「ニュートリノ〜これまでとこれから」の中で
小柴昌俊、超先生が杉本大一郎、大先生との質疑のなかで、
韓国の原子炉の制御棒の上げ下げがわかる。どこの原子炉が、
稼動中で休止中かもわかる。と言っていました。」

この話だと、カムランドで、北朝鮮でニュートリノが検出されなかったということは、核分裂そのものが存在していなかったことになりそうだ。ニュートリノ観測装置,スーパーカミオカンデを持つ東大の宇宙線科学科学研究所に10月10日に問い合わせた人がいて答えが返ってきた。
http://vosh.blog.ocn.ne.jp/vosh/2006/10/post_519f.html

「ご興味をお向け頂きありがとうございます。
残念ながら、原子炉、原子爆弾からのニュートリノはエネルギーが低いためスーパーカミオカンデでは検出できないと思われます。また、例え検出できたとしても日本海沿岸に点在する日本の原子力発電所からのノイズが大きいでしょう。

神岡宇宙素粒子研究施設 Web係 ○」○


小柴今教授のカムランドは、東大宇宙線研究所のニューカミオカンデでより、高性能であるらしい。

http://ja.wikipedia.org/wiki/カムランド

「カムランド (KamLAND)はニュートリノの観測装置。カミオカンデの跡地につくられた。カミオカンデやスーパーカミオカンデとは違った検出方法により、より低いエネルギーのニュートリノを検出することができる(※)。」

かといって、上述の朝日に戻るが、東北大,井上邦雄教授の以下のコメントも取っている。教授はニュートリノが検出される確率は、爆発の規模などの条件により異なるが、距離が遠く拡散してしまうため、100回から1000回に一度という。これは、ひょっとして、ニューカミオカンデの話のことなのか、不明だ。これがカミオカンデのことを言っているなら、小柴教授と全く、食い違うのだ(小柴教授の話がカムランドのことを言っていることを前提と考えると)。

ニュートリノ観測による、今回の核分裂があったか否かの判断は非常に興味深いが、残念ながら、情報が錯綜しており現時点では不明だ。ただ、日本が世界に誇るカムランドは、アメリカも持っていないきわめて高度なニュートリノ観測装置であり、核実験があったとされる時間に、この装置での、北朝鮮でのニュートリノの検出はなかったことは、少なくとも確実だ。

http://www.asyura2.com/0610/war85/msg/714.html

以下のような情報もあるが、これは情報ソースがハッキリせず、距離を置いてみる他ない。

以上から、現時点では米国政府以外、日本政府も、国際監視網も国連IAEAも核爆発があったことを証拠づける放射性物質の観測データを全く持っていない。しかも米国政府と言っても、当局は、放射性物質を採取し、それにより、核実験があったことを確認できた、というが、一方国務省は、何とも言えないとの立場だった。つまり、核爆発があった、と断定している政府機関は、世界で唯一、米国のネグロポン率いる国家情報省だけなのだ。


著名科学論文誌、サイエンスではこうだ。
http://www.asyura2.com/0610/war85/msg/714.html

「核実験と断定するには航空機か大気集じん器が実験場から漏れ出した核分裂に伴う放射性物質を検知するしかなく、検知されない場合「実験が(通常爆弾による)偽物だった可能性はかなり高くなる」(エール大の地質学者)としている。」

今一度いうが、米国以外、世界のどの政府・組織でも、放射性物質を検出した装置は存在していない。18日付け朝日朝刊で、日本各地で、24時間態勢で放射能緊急測定が実施されており、毎日文部科学省に出たが報告されており、放射能検出へ全力を挙げていると報道しているが、ようするに、あの日から、9日経過した現在、日本国内のいかなる観測装置も、核実験由来と思われる放射能の検出をしていないのだ。

ネグロポンテ国家情報長官は、ウソをついているのであろうか。我が日本の科学当局の判断より、ネグロポンテ閣下のご託宣を信じよ、というのか。

情報当局トップが公式報告として、議員筋に提出した第一段階のもののその時点のものは、ウソである可能性があると考えざるを得ない。なぜなら、情報当局内部の上級担当者の匿名での情報によれば、放射性物質が上空から発見されているが、だからといって、それが、今回の地下の揺れに起因するとは必ずしも言えないとハッキリし言っており、国務省の立場と同じ内容となっているからだ。ネグロポンテは、核のことなどよく分からない、議員たちに、とにかく、上空で放射性核物質は採取された、とのみ書き込んだのではないかと思われる。これ自体がウソの可能性があるが、微量な放射性核物質が採取されたこと自体は本当の可能性がある。ただし、だからといって、それが、核爆発の存在証拠となるかは別問題である、との文言を省いていることだけは確実なようだ。だからこそ、このときの情報当局内部の匿名発言が意味が出てくるからである。ただ、この一次情報が次に、メディア向けに発表され、次は、プルトニウム爆弾と特定した、という情報発表の発展に進んでいる。

国連IAEAは、上空で収集されたサンプルデータでは、結論は出せない、現地調査以外に決めてはあり得ない、という立場と、まったく平行した関係にある。論理上、この平行線は永遠に交わらないのだ。

ネグロポンテ長官は核爆発はあった、それは、プルトニウム爆弾だった、と断定、他国の世界の科学当局、国連の見解は、核爆発自体そもそも存在したのか、不明としている。

われわれ阿修羅としてもう一つ考えなければならないのは、インテリジェンス当局(情報当局)の主要な仕事(9割ほどと見てよい)は、国内向け,海外向けの情報操作にあるということなのだ。

つまり、発表当局が国務省など他の政府部門ではなく、情報当局の場合(今回のそれを含め)、情報操作の可能性を考えながら出されている情報を慎重に分析する必要があるのだ。たとえば、
 「米NBCテレビは17日、複数の米政府当局者の話として、北朝鮮の軍当局が中国に対し、1回だけでなく複数回の地下核実験を再度実行する意向を通知してきたと報じた。通知した日時などは不明。」
http://www.asahi.com/special/nuclear/TKY200610180149.html

ところが、中国政府は、そんなこと言っていないと否定,韓国、日本両政府も中国からそのような通知は受けていないという。
「●中国側は否定

 中国外務省報道局の担当者は18日、北朝鮮が核実験を再び実施すると中国側に通知した、と米メディアが報じたことに対し、「(同日午前の段階で)私たちはそうした通報を北朝鮮側から受けていない」と明言し、報道の内容を否定した。

    ◇

 塩崎官房長官は18日午前の記者会見で、「報道があったことは承知している。中国側とは緊密にいつも連絡を取り合っているが、報道のような事実があったことは承知していない」と述べた。

    ◇

 北朝鮮が地下核実験を再度実行する意向を中国に通知したと報じられたことについて、韓国の李揆亨(イ・ギュヒョン)・第2外務次官は18日の記者会見で「我々の把握しているところでは、中国側はそうした通報を受けていないと承知している」と否定した。」


このように、北朝鮮が核実験を再び実施するという通知を中国にしたという情報は、米国政府だけが発しているものであり、この情報について、米国の情報操作の可能性が高い。


つまり、事程左様に、米国が出してくる情報をはいそうですか、と直ちに受け入れるわけにはいかない。

また、情報当局の、具体的には誰が、発表したものか、ここも注意ポイントだ。特に今回はそれが非常に言えるケースだ。

実は、80年代、ネグロポンテという人物が、ホンジュラス大使だったころからあまりに悪い評判の持ち主だった人物で、その後もブッシュ家と一心同体、番犬という位置にある、あまりにドス黒い背景のある人物であることは、米国関係者の間ではよく知られており、この人の出す報告には、かなり非常な距離と警戒を置かざるを得ない。


現在,ブッシュ大統領によって新設された、すべての情報当局(中央情報局含め16の諜報機関)をまとめるポジションのトップについた彼は(ヒトラー政権で言えばヒムラーの位置にある)、前職は新生イラクの大使、その前は、国連大使であり、レーガン大統領時代から,職業的外交官の道を歩んできている。

それにしても、このきわめて不吉な人物についての、ドス黒い情報のあまりの多さにあらためて愕然と来る。恐ろしくなるほどだ。以下のサイトを下までロールして見ていただきたい。


http://www.apfn.org/APFN/negroponte.htm

1ブッシュ親子と同じイェール大学出身
2秘密結社スカルズ&ボーンズの一員(この組織は、イェール大学の組織であり、この大学出身者だけが入る)。
3CFR(外交問題評議会)の一員。これは、米国の政策体系を決定し、事実上、大統領にそれを強制している組織であり、大統領府上級スタッフは、このメンバーから大量に輩出)。
4ブッシュ父の兄弟つまりWilliam H.T. Bushという、現大統領の伯父に当たる人物(ブッシュ大統領が日頃、バッキー伯父さん呼称する)と、ネグロポンテ、そして、最近までCIA長官だったポーター=ゴスの三人は、イェール大学の初年生時代、Book$Snakeという秘密結社に属していた同級生なのだ。

http://www.infowars.com/articles/occult/uncle_bucky.htm

でこの組織は、スカルズ&ボーンズのジュニア組織で、学年があがると、スカボンに移行する関係にあるという。
この一番上の集合写真の中に三人が映っており、それを拡大したものが2番目の写真だ。名簿もついていて、確かに、その3人の名前が見える(黄色いマーカーで示されている)。その下の時代がかった写真はこの組織の発足当時のものであるという(大学生と言っても18歳19歳ぐらいの若い学年であることが分かる)。中央にドクロが置かれているのに注目されたい。これは,スカルズ&ボーンズと同じシンボルであることから、両者のジュニア,シニア関係がは明らかだろう。ちなみに、このサイトには書かれていないがイエズス会のシンボルマークは、実は発足当初より、全く相似形のこの、ドクロフォーマットなのだ。スカルズ&ボーンズがドイツで1776年に発足したいわゆる、イルミナティーのアメリカ支部であることは知られているが、実は、イルミナティーがイエズス会が発足させたものである可能性が研究者の間で指摘されている。少なくとも、イルミナティーの発足者である、アダム=ハウプトマンが実はイエズス会出身であることは、一般の辞書類でも確定した事実なのだ(生まれはユダヤ人であるが、こともの頃カトリックに転向)。彼の生まれ育ち、この組織のホームタウンである、ババリア地方は、歴史的に、アルプスを超えた欧州最大の、イエズス会信者の基盤であり、拠点なのである。彼は、この地のイエズス会大学である、インゴルシュタット大学で、ローマ法典,カノン法典を教える、初めてのカトリックーイエズス会の平信徒出身の若き教授だったのだ(通常,カノン法典はカトリックの神父が教える伝統があった)。

バチカンーイエズス会―イルミナティーースカルズ&ボーンズーブック&スネークという系統がどうもある可能性があるようなのだ。

さて本題に戻る。ブッシュ父,その兄弟(ウィリアム=ブッシュ,バッキー伯父さん)、その秘密結社の同級生仲間である、ゴス、ネグロポンテ、すべてイェール大学出身で、ブッシュ父,ゴスはCIA長官経験者、ネグロポンテは新設されたばりの、CIA含む16の情報機関の総大将の位置(情報省長官,ヒトラー政権下のヒムラーの位置にある)に今ある。ウイリアム=ブッシュについての情報は以下。

http://www.democracyrising.us/content/view/57/164/


Engineered Support Systems Inc社の取締役であり、イラク戦争関連で国防総省に武器を販売して儲けている。また、チェイニーが社長をしていたハリバートン社の株を持つ投資会社の被信託者など,ハリバートンとズブズブの関係だという。

“William H.T. Bush is also a trustee for the investment firm Lord Abbott, one of Halliburton's top 10 shareholders and also a top-ten mutual fund holder in Halliburton, which has obtained prime contracts in Iraq. Vice President Cheney, the former CEO of Halliburton, still has between $18 million and $87 million invested through Vanguard, another top-ten holder in Halliburton stock.”

ネグロポンテは、前職が、新生イラクの米国大使である。つまり、上記のブッシュ一座はすべて、イラク戦争関連で地位やカネを得ているいるのだ。
また、以下に見るように、ネグロポンテは英国諜報機関とつながりを持っているわけで、つまり、米英両国に渡インテリジェンスコミュニティーの首魁の一人なのだ(彼はロンドンの富豪ギリシア人家庭に生まれ、後に渡米し、市民権を獲得している)。


5 ロンドンの富豪ギリシア人家庭出身で、後日スイスなどへて、米国に移住し市民権を獲得。
“ is connected to Britain's royal family and British intelligence through his wife, Diana Villiers. Diana's father was Sir Charles Villiers, a merchant banker who would rise to become chairman of British Steel. Villiers had a powerful social conscience.”


ネグロポンテは英国の王室とつながる人物であり、英国諜報当局とも、彼の妻を通じてつながっている。この妻ダイアナ=ヴィリヤーズは商業銀行の持ち主であり,ブリティッシュスティールという製鉄会社の議長までなる射程を持っているチャールズ=ヴィリヤード卿の娘であり、このヴィリヤーズ家は、裏情報を共有する強力なネットワークに属しているという。
彼についてのビデオがこれ。
http://play.rbn.com/?url=demnow/demnow/demand/2005/feb/video/dnB20050218a


以上のように、ネグロポンテという人物の素性は、闇の権力サークルにリンクしている、文字通り、世界の最もハイレベルの権力・権益グループの一員なのである。


このような人物が、ヒムラーに匹敵する位置から、世界で一人だけ、北朝鮮地下での大型の揺れは核爆発の結果である、といっても、ああそうでございますか、と日本の大新聞のように、やすやすと受け入れるわけには行かないのである。

核爆発があったと強く主張するのは、世界で、北朝鮮と米国両政府のみである。しかし上記のような分析から、現時点では、北朝鮮で核実験による核分裂があったと見る事は非常に困難で、むしろ、それが存在しなかったデータが圧倒的に蓄積されている。北朝鮮と米国による、呼吸を合わせた情報操作の疑いが濃厚であるという印象を拭う事はできない。IAEAの担当者の立場、、つまり、北朝鮮に調査員が乗り込んで証拠をあつめたのでない限り、核爆発が存在したとはいえない、という辺りの結論に落着せざるを得ない(この人はニュートリノ観測を意識していないだろうが)。

北朝鮮の地下での大震動を複数のソースから裏を取れない段階で、やすやすと北朝鮮は核実験を行い一定の核爆発に成功したという物語を受け入れてしまっている人々は、911事件の解明などを言う資格もなければ、検証能力、吟味する能力もない。(今回、SunShineさんが厳格で注意深い態度を見せて下さっており、救いとなっている)。

政府権力の言動は、それが北朝鮮政府であっても,米国政府であっても、日本政府であっても、裏が取れるまで、証拠をみせられるまでは、絶対に唯々諾々と受容してはならない。

また、阿修羅内で流布される情報に対しても一般的にいえることだが、特定の傾きを持つ安っぽい情報誘導に騙されている人が少なくない。


地球の権力エリートにつながる米国権力エリートは、北朝鮮が、核実験をし、一定の核爆発に成功したという物語を樹立することで、いかなるアジェンダを推進しようとしているのであろうか、という角度の視点が必要だ。金正日は、ブッシュ大統領と直接会談をしたいと切望している。小泉も、一度とにかくあって直接話をしてくれ、と訪米の際ブッシュに嘆願したが、断られた。つまり、ブッシュ本人はおろか、ライス国務長官すらも、首脳会談を拒んできている。実は、両国首脳が直接会談を持てば、問題はたちどころに外交的に解決するはずだ。それどころか、ブッシュ大統領は、北朝鮮が核開発を進め、核兵器を備えるに至っても、だからといって、北朝鮮を先制攻撃するというような事はしない、という立場を6年間一貫して貫いている。非常に不自然だ。直接会談を拒む、また(イランと違い)先制攻撃で核プログラムを破壊する事はしないとの彼の北朝鮮外交政策は、非常に不自然なものがある。今回のネグロポンテのの動きに見る、米国政府の真意を探るポイントがある。

つまり、朝鮮半島で緊張が緩和されるより、緊張を維持することにより、利益を得るという考え方の存在が感じられる。統一教会の文鮮明とブッシュファミリーは一体化していること、文鮮明と金日成ー金正日親子とはプレゼント攻勢や平壌のホテル開発事業などでジョイントしているほど親密なこと(別の機会に詳しく書く)。この事実から考えると、首脳会談を持たず、東アジアでの緊張、米朝の疑似緊張を高めることで、利益を得ようとしている可能性の観点からの分析も必要かと思われる。実は、この核実験物語を受容することは、安倍政権にとっても、利益となっているから、なおのことなのだ。

最後になるが、
『「使用された核は、超小型であり、米、イスラエル、ロシアなどから持ち込まれたものではなかったのか?」という疑惑を提起する。』という説をあげる者も阿修羅にいる。
「統一教会がオウムに送り込んだ早川キヨヒデは、オウムの強制捜査の直前に、ウクライナで軍需物資を調達しているといわれるが、その中に、核爆弾が含まれていた可能性がある。」
オウムがロシアで小型核爆弾を入手し、金正日にそれを提供し、それが今回使われたという説なのだが、この命題を支える一次的証拠や情報の引用、論理の一貫性が必要であろう。それがここでは見えない。論者は一方で「核実験に伴う放射性物質の検出が確認されていない。米軍以外では、いかなる機関も検出できていないのが、不思議である。」としており、この認識との論理的整合性も求められる。


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