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Re: ↑の記事への大勢のコメント
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投稿者 町医者 日時 2007 年 4 月 25 日 16:54:42: Jlt0pjLrwYKl6
 

(回答先: Re:加古川、心筋梗塞事件。衝撃の事実「加古川、心筋梗塞事件」 投稿者 町医者 日時 2007 年 4 月 25 日 16:44:20)

この記事へのコメントFeasibility ?
えー、これ以上どうせーっちゅーのちゃー…アプッ。ちゃんとやる事やってテキパキ電話もして、患者さんを想うあまり時間短縮の為にカルテ記載はしょったのでしょうにクスン(/_・、)
アメリカではThe American Heart AssociationとThe American College of Cardiologyによるキャンペーンで、心筋梗塞の場合の救急と専門医の連携のシステムが確立されつつあり、連携先への要請は医師個人ではなく病院がするらしいですが訴訟対策にも万全な気がしますよね。90分以内にPCI出来るみたいです。
裁判て実行可能性を考えたりしないのかちら…。これ以上うまいこと出来るわけないやろー!

エビ[URL] 2007/04/24(火) 23:38 [EDIT]

初めまして。
以前、妊婦さんが急なお産で、病院たらいまわしされて亡くなった事件がありましたね。
現在の救急医療体制の不備は、行政側に責任があるのでしょう。自分も、昔、追突事故で赤ん坊を救急外来に連れていって、担当してくれた医者の対応に腹をたてた経験がありますが、医者ばかり責めても解決しない問題だということがわかります。
ドラマ「ER]をみているので、救急医療はアメリカのほうがすぐれているのかな、と漠然と思ってます。
hara-takashi[URL] 2007/04/24(火) 23:52 [EDIT]
奈良事件に似ています
こんばんは
Dr.I先生

LMnet経由で最初にみせていただきました。また、コメント、トラックバックありがとうございました。

由々しき事態です!もしコレが真実ならば、奈良事件の二の舞ですね...。奈良事件は起訴されなかったけれど、本件は起訴されてなおかつ敗訴した。ということでしょう。医療者として本当に許せない事件である。と思います。

続報を待ちます。
いなか小児科医[URL] 2007/04/25(水) 00:02 [EDIT]
>エビさん
アメリカは、医師以外のスタッフの数も多いですからね。
アメリカでPCIできる施設は少ないですから。
厳密に言うと、点滴の薬を使って、血栓を溶かす治療だと思いますよ。
Dr. I[URL] 2007/04/25(水) 00:27 [EDIT]
>hara-takashiさん
はじめまして。
あえて犯人探しをするなら、医師が不足してる、ってわかっているのに、決してそれを認めない行政って事になるんでしょうかね。

でも、この方の場合は、単に病気って事だと思いますよ。
アメリカのERは、金持ちは行きませんし。
普通の病院なら、何百万円も金かかりますから。
アメリカの方が上、って事もないような気がしますね、正直。
Dr. I[URL] 2007/04/25(水) 00:29 [EDIT]
>いなか小児科医先生
そうなんですよ。
奈良の事件に、そっくりなんですよ。

なんとか力になりたいので。
もう少し、アプローチしてみますね。
Dr. I[URL] 2007/04/25(水) 00:30 [EDIT]
責任追及の方法が……
Dr.I様

 やはり、今回の事件、「責任の過剰な追及」のようですね。

>他の病院に断られて、結果的に時間がかかっても、
>それは、全部現場で働いている医師の責任。

 というのでは、やはり「救急医療や日曜診療はやらないほうが得」ということになりますよね。
 裁判官には「正確な知識」に基づいた「公平な裁判」を求めたい……ところですが、「知識不足を補う手段がない」のでしょうか……そのあたり、早急な体制整備を行うと共に、「現実に対処しうる」法の整備も課題になってきますね。

エビ様

>裁判て実行可能性を考えたりしないのかちら…。これ以
>上うまいこと出来るわけないやろー!

 まあ、裁判所では「対処できる可能性」よりも「法的整合性」重視ですからね(苦笑)(まあ、「可能性を無視している」わけでもないようですが……)

hara-takashi様

>現在の救急医療体制の不備は、行政側に責任がある
>のでしょう。自分も、昔、追突事故で赤ん坊を救急外
>来に連れていって、担当してくれた医者の対応に腹をた
>てた経験がありますが、医者ばかり責めても解決しない
>問題だということがわかります。

 本当にそうですね。
 もはや、「現場に責任を押し付ける」ことでは対処できないレベルに達していることを、厚生労働省は認識して欲しいですよね。

>ドラマ「ER]をみているので、救急医療はアメリカのほう
>がすぐれているのかな、と漠然と思ってます。

 技術的・体制的にはそうですが、しかしアメリカでは「支払い能力がない患者はそもそも救ってもらえない」ですから、そのあたりは微妙ですが(日本では「支払い能力がない」ことを理由に診療拒否をすることが法律で禁止されています)。

いなか小児科医様

>由々しき事態です!もしコレが真実ならば、奈良事件
>の二の舞ですね...。奈良事件は起訴されなかったけれ
>ど、本件は起訴されてなおかつ敗訴した。ということでしょ
>う。医療者として本当に許せない事件である。と思いま
>す。

 今の「医師に責任を押し付ける」裁判のあり方が続く限り、この先もこうした判決は続くでしょう。厚生労働省も「現場の実態に即した」法案提出を進めて欲しいものですが、
今の「無責任体制」では難しいでしょうか(嘆息)
Lich[URL] 2007/04/25(水) 00:36 [EDIT]
情報ありがとうございます
 どうして無駄に時間を使っているわけがないと分かって貰えないのでしょうか。医者というのは、患者が死のうが生きようが関係ないと考えていると思われているようですね。

 拙ブログでも紹介させて頂きました。また、トラックバックさせて頂きました。
bamboo[URL] 2007/04/25(水) 09:49 [EDIT]
裁判所の事実認定は?
初めてコメントします。内科勤務医です。

大変興味深く読ませていただきました。
「診断から転送まで」の実情はたぶん書かれている通りだと思うのですが、以下のことが知りたく思います。
もし、判決本文お持ちでしたら(関係者の方から手にはいるのでしたら)、またご教示のほどよろしくお願いします。
1 原告の事実認識および主張 「上記のような事情とわかってそれでもいけない」と主張しているのか それとも、「上記のような転送に向けての措置はとられていない、とったというのは虚偽の主張」だと言っているのか
2 裁判所の事実認定 「上記のような事情を事実と認定し、それでもこれは過失だ」と裁判所が認定したのか それとも「カルテ記載がないことなどを理由に、上記のような転送対策をとったという主張を認めない、何もしていなかったと事実認定した、よって過失ありと判断した」と判決は言っているのでしょうか。

後つまらぬ事ですが、いなか小児科医様、この裁判は「民事」ですので、起訴は関係ないと思います。
falcon171[URL] 2007/04/25(水) 10:26 [EDIT]
医療訴訟で。。。
お早うございます
日本では東京23区でも、ほんとうの意味の『ER』の数はごくわずかですよね・・・たしか
後は、救急指定病院だったと思います。
指定病院のレベルはマチマチ
つまり、かなりお粗末な現状。。。
***
今の日本の医療訴訟って、何のためにあるのでしょか。
もちろん、どの業界でもとんでもない奴はいるわけで、
そういう人間(病院・医療機器企業)がおこした医療事故は、しっかりと刑事・賠償責任を求める必要があると思います。
でも、そ言う分類に入れられないものは、刑事罰をかしても意味はないと思います。
民事の賠償は、適切な保険で対応するしかないでしょう。
(日本の医師は、どれくらい補償額の保険に加入しているでしょうか。。。って、もちろんありますよね?)
100%完璧ミスのない人間なんていないのですから。。。
ミスが起こる時は、何かの歯車が狂う時。
その狂いを知る事が一番のはずすよね
。。。でなければ、現場は何も変わらない、患者に何のメリットも無い。
改善も進歩も無い。。。悲涙
haremi[URL] 2007/04/25(水) 10:29 [EDIT]
裁判所は……
bamboo様

>どうして無駄に時間を使っているわけがないと分かって貰
>えないのでしょうか。医者というのは、患者が死のうが生
>きようが関係ないと考えていると思われているようです
>ね。

 どちらかというと、裁判所は、全ての医師がテレビドラマに出てくるような「奇跡を起こす」存在であることを「前提」にして判決を下しているのだと思います。いかにも「法律は知っているけど世間は知らない」裁判官らしいといえばそれまでですが……。

haremi様

>今の日本の医療訴訟って、何のためにあるのでしょか。

 基本的に江戸時代の「お白洲」と同じで、「神のごとき裁判官」が「正義の鉄槌を下す」場所になっているんでしょうね。そういう「大岡越前シンドローム」をなくさないと、それこそおっしゃるとおり、「現場は何も変わらない、患者に何のメリットも無い。改善も進歩も無い」訳なのですが……「それは裁判所の仕事ではない」といわれそうですね(嘆息)
Lich[URL] 2007/04/25(水) 10:42 [EDIT]

非常に興味深い話ではありますが、実に怖いですね。
うちの病院の周りの医療圏も循環器の救急が弱い地域なので、この患者さんが見えた時のことを考えるとゾっとするばかりです。。

しかし受け入れ依頼病院。。PCIを売りにしている名だたる病院名もあるのにねぇ。
ちょっとガッカリです。
のりくろ。[URL] 2007/04/25(水) 11:51 [EDIT]

行政側もだけど、この方のご家族はどう思っているんだろう。なんでそこまでして対応した医師に対して、そんなことができるのでしょうか。

http://kenkoubyoukinashi.blog36.fc2.com/blog-entry-182.html

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