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□秋田小１殺害事件“緊迫現場”一部始終 [ゲンダイ]
http://news.www.infoseek.co.jp/gendainet/story.html?q=28gendainet02026504&cat=30
秋田小１殺害事件“緊迫現場”一部始終 (ゲンダイネット)
秋田県藤里町で小学１年生の米山豪憲君（７）が殺害された事件は、さながら「和歌山カレー事件」になってきた。あの時の林真須美のように、マスコミが「犯人はあの女」と狙いを定め、この１週間近く、女性の実家を取り囲んでいるのだ。現場は騒然としたムードに包まれている。
「メディアが殺到している“現場”は豪憲君の行方が分からなくなった町営団地から車で１５分ほどの距離にある、２階建ての一軒家の前。ここを２４時間態勢で、入れ代わり立ち代わり約６０人の記者・カメラマンが張り込んでいるのです。常にテレビカメラや望遠レンズ付きのスチールカメラが玄関先に向けられ、“女”が秋田県警に呼ばれる瞬間をロコツに待ち構えています。何度もチャイムを鳴らすマスコミに対し、女性は『あんたら、いい加減にしなさいよ！』とキレていました」（地元関係者）
きのう（２４日）の深夜も昼間は家周辺に２０台近くのタクシーが所狭しと止められていた。カメラが陣取る位置から少し離れた小道には携帯電話を手にした記者が手持ち無沙汰そうにウロウロ。ちょっと“現場”に変化があると、飛んで来る。
「きのうは女性が買い物に出かけ、マスコミが一挙手一投足をとらえようとカーチェイスばりに追い掛け回す場面があった。それを県警は乗用車２台で警護。マスコミＶＳ女性ＶＳ警察の戦いで、現場は異常なほどピリピリしています」（ある記者）
県警は「まだ捜査は基礎段階で犯人は絞り込めていない」と繰り返している。
「決め手になる物証が何も発見されていないんです。豪憲君のランドセルから検出された複数の指紋が、女性の指紋と一致したとの情報はまだない。現場で見つかった毛髪をＤＮＡ鑑定しても一致しないようです。女性は白い軽自動車を持っていて、死体遺棄現場付近で白い車の目撃情報があったが、県警によると黒や濃緑の車の目撃情報もあるという。タイヤ痕も決め手になっていません」（捜査事情通）
それでも取り囲むマスコミ。事件は、異常な展開になっている。
【2006年5月25日掲載記事】
[ 2006年5月28日10時0分 ]
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