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おっしゃる通り、訳者については大きな思い違いでした。
http://www.asyura2.com/0601/holocaust3/msg/275.html
投稿者 ぷち熟女 日時 2006 年 6 月 26 日 07:59:51: WgkZZjZT3HifU
 

(回答先: 質問:小倉利丸訳の『帝国』はあるのでしょうか? 投稿者 木村愛二 日時 2006 年 6 月 24 日 23:53:02)

木村さま、

申し訳ございません。
ご指摘いただいて大変助かりました。
「帝国」の訳者の4名の先生方(水嶋 一憲氏, 酒井 隆史氏, 浜 邦彦氏, 吉田 俊実氏には深くお詫び申し上げねばなりません。

小倉氏はネグリ著の書籍を複数訳していますが、「帝国」の訳には携わっておられません。

以下、あたくしの過去投稿
http://www.asyura2.com/0502/holocaust1/msg/485.html
http://www.asyura2.com/0502/holocaust1/msg/530.html
より抜粋:

================================================================================
小倉氏はアントニオ=ネグリの著書を複数訳しています。
http://www.ritsumei.ac.jp/kic/~lp004998/class/dd1/Italy.html
抜粋:
『「支配とサボタージュ」アントニオ・ネグリ/小倉利丸訳
「ネグリをめぐる状況と文脈 アウトノミア運動ともうひとつのイタリア・マルクス主義」小倉利丸(『現代思想』1983,vol.11-3)
生産的労働者主義の伝統からの切断 アウトノミア運動の中のマルクス」小倉利丸
「アントニオ・ネグリとは誰か」小倉利丸,小倉虫太郎,酒井隆史
『転覆の政治学 21世紀に向けての提言』アントニオ・ネグリ/小倉利丸訳,現代企画室,2000』
================================================================================
書名・・・マルクスを超えるマルクス
副題・・・『経済学批判要綱』研究
著者・・・アントニオ・ネグリ(1933-)
訳者・・・清水和巳、小倉利丸、大町慎浩、香内力
版元・・・作品社(電話03-3262-9753)
http://www.tssplaza.co.jp/sakuhinsha/
本体・・・4600円(税別)
版型・・・46判、上製カバー装
頁数・・・464頁
ISBN・・・4-87893-559-6

目次

日本語版への序文
イタリア語版再版(1998年)への序文
英語版(1984年)への序文
イタリア語版初版(1979年)への序文
第一講義:『経済学批判要綱』ムム開かれた作品
第二講義:貨幣と価値
第三講義:敵対的傾向という方法
第四講義:余剰価値と搾取
第五講義:利潤、恐慌、破局
第六講義:社会的資本と世界市場
第七講義:賃金論とその展開
第八講義:コミュニズムと移行
第九講義:資本制発展と革命的階級
英語版イントロダクション I(ハリー・クリーヴァー)
英語版イントロダクション II(マイケル・ライアン)
英語版イントロダクション III(マウリツィオ・ヴィアーノ)
英語版エピローグ (マイケル・ライアン)
日本語版解説 (小倉利丸)
訳者あとがき (清水和巳)
人名・事項索引
================================================================================


これら二つのリンク先からの抜粋のうち、上の方には書籍でなく哲学誌などの記事も含まれているかも知れません。

小倉氏は政治運動にご熱心ですが、「帝国」のような書の訳に携わられると、それらの中断を余儀なくされておられたかも知れませんね。


以下、独り言ですが:

二番目のリンク先のあたくしの投稿に引いた資料の最後の方で、ネグリがこの書について書いた文章の末尾で「反乱の拠点は太平洋アジアに見出されるかも知れない」といったような「予言」?を行っています。

小倉氏や山崎氏の活動が「ネグリ・スクールの教義の実践」的なものであり、そういった予言の成就を招来するためのものであるかのように(少なくともあたくしには)見えている、という所感には変わりはございません。

ではまた、ごきげんよう。

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