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そんなに単純な事ではないでしょう。
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投稿者 考察者K 日時 2006 年 9 月 24 日 00:20:13: JjkI8nWTpj0po
 

(回答先: 式で国旗・国歌を扱う自体やめてしまえば問題解決! 投稿者 あっくん 日時 2006 年 9 月 23 日 21:42:34)

東京地裁の判決は評価に値しますが、事は「それほど単純」でもないだろうと思います。

現在の「個人的意見の尊重」の流れの中で「国歌・国旗の強制が崩れる」のは、ある意味では予想される範囲です。
しかし「個人の思想の尊重」と「ワガママ」の区別の線引きは微妙です。

儀式・伝統というような物には形式というものが尊重されます。
例えば「教会式のお葬式において、賛美歌を斉唱するような場面があったとして、宗教上の信念から『一人で般若心経を唱える』事が許されるでしょうか?」

非常識として「周りから白い目で見られる」点は兎も角として「それでも、間違ってはいない」という意見はあるでしょうが、別の視点では「個人的な自己満足の結果として、周囲の参加者に不快な想いを抱かせる」という部分はあるだろうと思います。

民主主義の基本とすると「多数決で決定された事柄には、個人的には反対であっても、決定された限りは協力する」という暗黙の了解もあると思われます。
つまり、社会と言う「人々の共有空間で暮らす限りは、周囲の人に合わせて協力して共存していく」という部分も考える必要もあると言うことです。

今回は「国歌・国旗」という「国家権力が相手」ですから、個人の権利を勝ち取ったという考え方に囚われがちですが、例えば「個人経営の企業」ならば「会社の方針に従わない人は解雇される」事もあるでしょう。
もちろん、「解雇される事に問題がある」のですが、企業の方針に従わない従業員が増殖してしまえば「結果的に内部統制の崩壊から倒産」になる確率も高くなるという見方もあるでしょうから、営利企業である限り「解雇も仕方がない」という考え方もできます。
一人の人の「ワガママとか自己満足」に配慮して「他の多くの人に不利益を与える可能性が高まる」との判断があれば「解雇も危険回避策」です。

世界国家とか地球国家というようなものが成立していない現在では「国・国家」という枠組みは「ある程度は必要」でしょう。
その場合、国歌も国旗も「それなりに敬意を払う必要もある」とも思います。

ただ、現在日本の有する「日の丸・君が代」には多分に「軍国主義時代のトラウマ」もあると思います。特に、左翼的な思想の人には「富国強兵化政策時代に反戦を唱えた事により弾圧された=正当な主張を唱えているのに非国民として差別された」という「憎しみの連鎖の記憶」が刷り込まれています。

多分ですが、新国旗・新国歌を新たに創造し直すのが正解でしょうし、唯一の「根本的解決策」なのでしょうが、前に各種行事での斉唱歌を「君が代」から「仰げば尊し」に変える流れもあったのですが、知らぬ間に「君が代」に戻ってしまいましたから、あきらかに「日の丸・君が代」に拘っているという人も多いのでしょう。

どちらかが譲歩する事か、対決して雌雄を決するか、妥協点を模索するか
の3つの解決策が存在しますが、全ての人が「相手側が譲歩するしか解決策はない」と思っているのでしょうから、どうにもなりません。

で、あっくんさんの意見も「相手の譲歩」(裁判という一つの目安を論拠にしているのでしょうが)を望むという意見でしかありません。

問題は「単純」ではないのだろうと思っています。

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