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(回答先: 国民がバカだから政治家もバカ [論談・目安箱] 投稿者 white 日時 2006 年 3 月 31 日 23:56:26)
本当の問題は、バカな政治家を生み出すシステムが温存されていることだ
これまで政治を嘆く声が高くなるとマスコミ（特に大新聞、テレビはその子会社）は国民の政治意識の低さを指摘し、そして選挙の投票率の低さがレベルの低い政治を生み出していると、国民にすり込んで来た。
つまり投票率の低さが政治レベルの低さを齎しているということだ。このマスコミの戯言にすっかり騙されて、棄権者をバッシングする人達が大勢いた。しかし、メニューに低劣な品々しか並んでいないものをどう選ぼうが高級品にはならない。だから、投票率が幾ら高率になろうが低劣な粗品が選ばれる。小泉純一郎をいくら高投票率で選んでのあの粗品政治力は変わる事がないのだ。
だから、問題は並べる品々のレベルを上げることによってしか解決しない。つまり、国民が候補者の選択に影響を及ぼさない限り、良い政治など得られないのだ。つまり、立候補者決定からの選挙システムの欠陥を治す必要があるのだ。この欠陥を治すには、党員となって候補者選定に影響を与えるか、政治的高能力を持つ人物が立候補し易くなるシステムを作るしかないだろう（世界一高い、というよりも馬鹿馬鹿しいほど高い供託金制度が被選挙権の行使を阻んでいる。これは同時に手段の平等を阻害している）。
しかし、国民のバカさは中々治らないのも事実だ。なにがバカといえば活字や電波にされたものを直ぐに鵜呑みにすることだ。この国を経済大国にしたソロバン高さの高能力が政治に向かうと途端に無能となってしまうのも不可思議なことだ。
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