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(回答先: Re: 痴漢冤罪ーーー 女性側の罪は問われないのか、間違えたで済む問題ではない 投稿者 Ｍグループ 日時 2006 年 12 月 10 日 00:05:53)
この痴漢えん罪事件の本質は、何でしょう。
えん罪を簡単にうむ、捜査過程、裁判制度などの欠陥でしょうか。
素人なのでわかりませんが、ここで声を大にしていいたいのは、痴漢とは、女性を貶めている犯罪であり、この犯罪は、ずっと長く続いているということです。
えん罪の男性を同情する論調は多くても、痴漢被害にあう、女性、少女への同情は、私の知る限り、マスコミからと 知っている限りの男性からでは、ほとんどありません。
男性社会の限界か、と思っておりますが。
えん罪といういことは、真犯人は捕まってないわけで、そちらも大問題ですね。
ここで、えん罪がおき、やってもいない男性が苦しむという事件を通じて、はからずも、痴漢という犯罪がマスコミで騒がれてきたのだから、多くのマスコミや社会に影響力のある、（少なくとも女性一般よりあるでしょう）男性に、痴漢自体の撲滅も考えていただきたいと思います。
決して怒りを、被害者女性に向ける事のないように お願いします。
私は、もう数え切れないほど痴漢の被害にあいましたね。若くて、日本にいた頃。
満員電車にのったことがあって痴漢の被害にあったことのない女性などいないと思います。友人、知人は全員被害にあっています。電車に乗りつづけている限り、ある一定年齢に達するまで 何回も痴漢に会うのが普通でしょう。
同じ人が何回も痴漢をしているのでしょうが、それでも数え切れない数の痴漢が世の中にいるのは確かでしょう。長い間、少女、女性は泣き寝入りでした。
痴漢は、大人しそうな若い女性ををねらう傾向がありますよね。私も初めて痴漢にあったのは、中１でしたから。ある時痴漢にあっている高校生の女の子を満員電車で見かけました。真っ赤になっていて、とてもかわいそうでした。私は、ふてぶてしい２４，５歳になっていました。が、声をあげる勇気もなく、その子をかばう格好でたってあげました。こういう年上の女性が若い十代の少女を守ってあげるという話は 女性間ではよくあります。
痴漢をなくすることができないのだったら、男女別車両はいいアイディアだと思います。
どんな男性が痴漢をするのですか。特別な男性でしょうか。
私の経験では、別に汚い格好をして（失礼）、失業中の男性とかではなく、普通のサラリーマンがやる印象ですが。多くの友人とこの点は一致です。
一度、あまりに酷いので、やめてください。と大声を出した事がありますが、例のベージュ−のコートの下は普通のスーツというサラリーマンでした。みんなの視線をあびて居たたまれなかったのか、次の駅で降りていきました。（駅員に突き出すことは考えられなかった。というより、こっちだっていたたまれませんでした。まわりの乗客が自分をどう見ているのか 恥ずかしくて恥ずかしくて、まあこちらは１４歳くらいでしたから。）
共通する事といえば、若くて、かっこういい男性の痴漢は少ないのかな、ということです。
えん罪は、その当事者の男性は、やっていないのですから、同情します。えん罪は起きてはいけないと思います。
しかしこのえん罪が起る原因と、痴漢が現に存在し、少女、女性を苦しませていることとは別問題です。私は、痴漢が社会的に犯罪で、やったら（見つかったら）、たいへんだ、という認識が世の中に生まれたのはいいことだと思います。セクシュアルハラスメントと同じですね。
飲み会で 女性の身体に平気で触る男性をやまほど見ているので、男性側に、こういうことは 本当にいけない、という意識を持ってほしいです。
さて、えん罪事件のポイントは、一つは、えん罪を生んでしまう、警察捜査、裁判過程などの問題点にあるのでしょう。痴漢犯罪独特のものと、全般のえん罪を生む原因と、両方あるのでしょうが。
痴漢容疑に絞れば、痴漢という犯罪がなればいいのですよね。
背景には、本当に痴漢が多い というのと、普通のサラリーマン（見た目）がやる、という事実があると思います。
男性はいつ自分が、と 怖い思いをしているかもしれません。
女性が間違える確率がどのくらいあるかわかりませんが、さわっている手を捕まえて特定した場合は 間違えないでしょう。触られたり、ヘンなことをされている女性が この位置（ほとんどが後ろ）に立っている男性だ、と思い、ドアが開く時、声をかけ、捕まえることも多いでしょう。こういうときに間違えるのかな。
えん罪被害をなくそうとすることはいいとして、これと、被害女性を責めるのだけはやめましょう。タイトルからさっするに、被害者が特定した人が痴漢じゃなかったら、罪になるの？？
被害者が犯人をこの人です、と言ったのが、間違いであって、なんで、罪になるのでしょう。触られて、いやな思いをして、特に若いうちはすごく恥ずかしいのに、それでも勇気を出して訴えるのですよ。はっきり言って、絶対間違えるな、間違えたら罪だ、なんていったら ほとんどの少女被害者は、再び泣き寝入りでしょうね。痴漢行為は、混雑した電車の中で、それもやる人はすぐに特定されないように 上手くやるのでしょう？ 顔を見られない場所にたってね。
女性は、触った手をつかんだりして、次の駅につくまでの間、そんな男性を電車内でにらみあってなんかいたくないですよ。だから多くは、ある程度の見えないながらも確認しつつ、降りるときにつかんで、突き出そうとするのでしょう。
変に特定したら、その男のそばに、ずっと立っていなくてはならないわけでしょ。
その間にもう触らないとしても、耳元で変なことを言われたりしないとも限らないし。
（状況は違うが、いい尻しているね。なんてきもち悪くささやかれたことがある）
こういうえん罪被害が出て、（被害者にはもうしわけないが）、男性が始めて痴漢についてまじめに考えるようになったのですね。
そうでなければ、男性一般はまじめに考えもしなかったかもしれませんね。
職場のセクハラもそうですが。
私が思うに、実際起きている痴漢で、女性が突き出すのは、いったい何割くらいなんでしょう。
一日日本全国で、何百件、と起きていそうです。
この中で、いったいどのくらいが、えん罪でしょうか。
わたしは、とても少ないと感じます。
えん罪が起きるからといって、被害者女性を責めないようにお願いします。
女性だって、真犯人を捕まえたいのですから。
もう一歩進んで言えば、痴漢はなくせるのですか。それとも男性の本能として、無理なのでしょうか。はっきりして欲しいですね。
なくせるなら、どのようなことをすすめていったらいいのですか。心理学の分野ですか。
世に蔓延する女性の身体を性の対象物にする商業文化に原因の一端はないのですか。
それともストレスとか。
なくせないなら、もっと電車車両の分離などの政策をすすめていかなくては いけません。
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