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↑コメント:米国にとっておいしい?「反ブッシュ」と「反米左翼産業」
http://www.asyura2.com/0601/war77/msg/326.html
投稿者 バルセロナより愛を込めて 日時 2006 年 1 月 05 日 21:44:33: SO0fHq1bYvRzo
 

(回答先: CIAと熱烈カップル?:ボリビア新大統領エボ・モラレスの正体(IAR-Noticiasより) 投稿者 バルセロナより愛を込めて 日時 2006 年 1 月 05 日 21:35:09)

(写真は、アルゼンチンのブティックに並ぶゲバラ、サパタ?、メンチューなどの顔入りTシャツ)
http://iarnoticias.com/images/varios/5_marketing_che.jpg

↑コメント:米国にとっておいしい?「反ブッシュ」と「反米左翼産業」


先日来、マラドーナまでが悪ノリして「反ブッシュ」を叫んだアルゼンチンでの米州機構総会と実にあっさりと決まった反米派の勝利、チャベスは「反ブッシュ」の言いたい放題、そしてモラレスが「反ブッシュ」の悪口雑言、といった流れを、私はな〜んかウサン臭いと思いつつ冷ややかに眺めていました。そして12月のベネズエラ総選挙での反チャベス派の逃亡、モラレスの大統領就任と続いて、何かある筋書きの付いた舞台を見ているような気がしてきます。
(参照)
http://www.asyura2.com/0510/war75/msg/1132.html
マラドーナとクラリン・グループ:「反ブッシュ」で「おいしい商売」:IAR-Noticias


もっといえば、2004年にベネズエラで反チャベスの大統領罷免投票が反対派の失敗に終り、それがスンナリと米国に受け入れられた(選挙監視団のカーターが何一つクレームを付けずにあっさりと認めた)こと、2005年の春にチャベスの肝いりでベネズエラの国際TV局「テレスル」が何の妨害も受けずに誕生したこと、などなどに、注目しながらも何となく引っかかるものを感じてきました。
(参照)
http://www.asyura2.com/0505/war72/msg/816.html
注目すべき今後の南米電波戦争:「チャベス主導テレスル」vs「ブッシュ主導新TV局」


イラクに手を取られ、イスラエルからはシリアとイランへの攻撃をせっつかれている米国に、現在は中南米にまで力を割く余裕が無く、とりあえずブッシュへの悪口雑言程度で「丸く収めて」おいて、次を狙おう、というところなのかもしれません。あるいは米国支配層の内部での権力闘争の結果として中南米に対する政策の切り替えが進行しているのかもしれません。

少し前から(たぶんベネズエラでのクーデター失敗の後くらいから)どうも奇妙な流れが起こされているようです。先ほどの私の投稿『マラドーナとクラリン・グループ:「反ブッシュ」で「おいしい商売」:IAR-Noticias』にもあるのですが、ウオール・ストリートと密着する資本家グループが「反米」「左翼」に積極的に投資しているようです。

1月4日付のIAR-Noticiasは次のような記事を掲げています。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
http://iarnoticias.com/secciones_2006/autores/0014_mario_roberto_morales_04en06.html
Consumos rebeldes: El marketing de la "nueva izquierda"
反乱消費者:「新左翼」の市場
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
http://iarnoticias.com/images/personajes/5_maradona_che_1.jpg
(↑クリック:写真:自慢そうにチェ・ゲバラの刺青を見せる南米の若者)

翻訳する余裕が無いのですが、ちかごろ中南米で、チェ・ゲバラ、フィデル・カストロ、リゴベルタ・メンチュー女史、メキシコの反乱者サパタなどが「かっこいい人間のシンボル」としてバカ受けしている現象が書かれています。それを先ほどのクラリン・グループやベネトン・グループなどが積極的に後押ししているわけです。
(参照)
http://www.asyura2.com/0502/bd39/msg/529.html
チェ・ゲバラが「市場の神」になるとき(Countercurrents.orgより)


明らかに言えることは、エボ・モラレスが『米国のひも付き』ということです。そもそも麻薬で「生計」を立てているCIAが本気でコカ栽培を絶滅させるはずもなく、「麻薬対策」という名目が南米ににらみをきかせる米軍駐留を合理化し、兵器産業と兵器・麻薬密輸業者のぼろ儲け、と、まさに『一石三鳥』であり続けてきたわけです。そのCIAがコカ栽培業者のボスと昔から渡りをつけていることくらい、誰が考えても明らかでしょう。このような状態は、コロンビアでもペルーでも延々と続いてきたのです。

そしてそのコカ栽培者のボスがいま、「左翼」とか「反米」の顔で売り出してきている、という現象がおこっているわけです。というか、マスコミ(例の『劇団与太』!!)によって創作されているわけです。たぶんこれもCIAの世論工作の一環でしょう。

米国にとって、表向きの顔を「反米」にしておいて、資本は今まで以上にネオ・リベラル経済で民営化された基幹産業を握り、逆にその「反米産業」にも投資して、表と裏からガッチリと、しかも柔軟に支配する、こんな戦略がおいしくないはずはない。そしてその欺瞞を暴く連中はそれこそ「テロリスト」にしてしまえば良いわけです。これで総てが丸く収まる!バンザイ!

まあ、ウソがホントでまかり通る世の中ですからね。中南米情勢についてのマスコミ報道には、これからもマユにツバをたっぷり刷り込んでから見ておいた方が無難でしょう。


【追加】

現在(1月4日)、エボ・モラレスはスペインに来ており、サパテロ首相、フアン・カルロス国王、統一左翼党首などと会見をしています。彼は大統領就任直後、ボリビアの石油とガスを支配する外国大企業の一つ、スペインのレプソルを今までどおり炭化水素開発に当たらせることを約束していましたが、今回はさらに進んで、スペインの企業に「もっと進出を」「もっと投資を」と頼んでいます。

モラレスは今後、1月13日までに、フランス、ベルギー、スゥエーデン、中国、ブラジルを訪問の予定です。

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