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□メキシコ大統領選の投票結果めぐり一部で再集計始まる＝投票全体の9％が対象 [ライブドア・ニュース]
http://news.livedoor.com/webapp/journal/cid__2304802/detail
メキシコ大統領選の投票結果めぐり一部で再集計始まる＝投票全体の9％が対象
選挙裁判所が再集計結果を検討し9月6日までに選挙の有効性を判断
【ライブドア・ニュース 08月10日】− AP通信によると、7月2日にメキシコで行われた大統領選をめぐり、全体の9％にあたる投票の再集計が9日から始まった。兵士による警戒態勢の下で、連邦選挙裁判所判事と5政党の代表者が見守る中、再集計作業は13日までの日程で、全国13万カ所の投票所の約9％にあたる1万1839カ所を対象に実施される。
再集計後は、連邦選挙裁判所が再集計の結果を検討し、9月6日までに当選者の宣言か選挙の無効、あるいは再集計作業の拡大の判断を示す。首都メキシコシティーでは、暫定結果で「惜敗」している中道左派・革命民主党（PRD）のアンドレス・ロペスオブラドール前メキシコ市長（52）の一部支持者が外資系銀行の玄関を封鎖して、投票の不正を訴えるなど騒ぎを起こしている。
中道右派で与党・国民行動党（PAN）を率いるフェリペ・カルデロン元エネルギー相（43）は、暫定でロペスオブラドール候補を破った形になっているが、わずか24万票差、得票率差で1％を下回るほどの僅差。このため、部分的な票の数え直しで、結果が逆転する見込みは薄く、ロペスオブラドール氏はすべての投票についての再集計を求めている。
ロペスオブラドール候補は9日夜、メキシコシティーで数千人の支持者を前に「我々は今回の（部分的な）再集計を認めない」と述べた。同陣営の運動員によると、再集計する投票箱の60％には、実物とは違う投票用紙が入っていたなどと不正の疑いを指摘している。一方、PANの関係者は再集計で重大な違反行為はないとし、ハリスコ州ではカルデロン候補に2000票が上積みされたと話していた。
9日のメキシコシティーでは、外資系銀行3行の本部があるビルの玄関口を封鎖したロペスオブラドールの支持者数10人が「民主主義、万歳」などと叫び、気勢をあげていた。ただ、銀行業務への影響は生じなかったという。関係者によると、外資系銀行はカルデロン候補に資金面で協力している疑いがあるとして標的にされた模様。
ロペスオブラドール候補の支持者は10日も司法長官庁舎の前に集まる予定で、状況次第では抗議行動を全国的に広げる可能性も出てきた。【了】
関連記事：メキシコ大統領選の暫定結果、右派候補が勝利宣言（7月4日）
ライブドア・ニュース 戸塚雅美記者／em （参照：http://blog.livedoor.jp/emasutani/）
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2006年08月10日18時06分
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投稿者 white 日時 2006 年 7 月 04 日 18:34:43: QYBiAyr6jr5Ac
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