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狂算頭内権力闘争に敗れても所詮言うことは狂算頭と変わらず(アンポンタンの安保切り離し)
http://www.asyura2.com/0610/senkyo27/msg/1399.html
投稿者 竹中半兵衛 日時 2006 年 11 月 11 日 13:20:05: 0iYhrg5rK5QpI
 

(回答先: 「9条の会」を牛耳る共産党に改憲阻止の気概ありや?(反米嫌日戦線) 投稿者 スタン反戦 日時 2006 年 11 月 11 日 06:31:44)

この「対談」の文面から察するに、筆坂が別段狂算頭と違う主張をしているわけではないようだ。したがって狂算頭の狂った頭から筆坂にくだされる断罪は的を得ていない。なぜならお互いに同じ穴の狢であるから。

>ところが、共産党の評価は違う。筆坂のバックに陰謀をたくらむモノがいて、その勢力に脅かされて、共産党攻撃をしていると考えているようだ。
「筆坂は反動勢力に取り込まれて、堕ちるところまで堕ちた」と批判されている。

筆坂が暴露したのは狂算頭内の実体関係であって、それは不和に対する個人的反発から発したものらしい。つまり、金太郎飴のように同じ言葉を繰り返す不和を筆頭とした官僚主義には小ブル的な反発を示しているだけで、筆坂の頭の中は狂算頭の方針(革命戦略らしきものととらえかえすことができるだろうが、そうは言わない)がしっかり根付いているようだ。

天皇制に対する歴史的考察抜きにすればたしかに天皇は今は「政治力」がないだろう。

しかし日本人の脳裏に焼き付けられた天皇崇拝は、明治以来の強権的な皇国史観の強制によって天皇に絶対的な権限を与えてきた結果として脈々として息づいている。支配階級はしきりに国旗・国歌を強制し、教育基本法改悪をなぜやるかの分析すらできねえべな。

明治以来敗戦まで、軍隊の統帥権は天皇にあったのであって、天皇制の名のもとにファッショ化し翼賛化した政治支配体制の頂点にあった、天皇の名のもとに戦争を遂行した。そのもとに国家権力により「共産党」「リベラル」「社民」、そして宗教いにいたるまで、天皇制イデオロギーに反するものとして、活動するものはおしなべて非国民として弾圧されてきた。

このような歴史をまったく無視してしまえば、戦後戦犯ヒロヒトが冷戦構造のもとで「反共」の砦として、実体的には帝国主義日本の支配階級に国民統合の象徴として憲法にまつりあげられているのだ、という事実は把握できねえべよ。ま、ズル憲に忠実だったらすいから、基本的には不和との違いは、「方針」提起のしかた(方針提起論)が違ってたんだべさ。認識は不和と変わらない。

であれば、まさすぐ新潮新書から『日本共産党』を出版したのも「共産党批判のために書いたのではない」。

文面を上から下へたどってみると、
●共産党とテレビ出演 なぜ発言が一字一句同じなのか(1)

>3〜4年前、北朝鮮に経済制裁するかってこと」に「事実、日本共産党が出した見解は、経済制裁に反対であるという態度。しかし、僕は政策委員長の立場で、賛成と言ってしまったんです。

筆坂の個人プレーに党は反対せず、いまや政府の尻押しで制裁翼賛しているのだが・・・。狂算頭は筆坂のこの発言に条件主義的に相乗りし、政府の尻馬に乗った。

ここでは官僚主義を個人主義的に排除しただけのことで、党員は「書記局長、委員長、不破さんが議長のときは議長。この3者の決裁をもらって」言動を行う、言うことは金太郎飴。筆坂はこのような党員が官僚主義化しやる気のなさが党内に蔓延している現状を嘆いているだけ。筆坂の客観主義が丸出しであって、この官僚主義の根底にはなにがあるのか追求しない。

「書記局長、委員長、不破さんが議長のときは議長」が物神化されている根拠はなにか、短い紙面であろうとも言及さるべき部分ではないか?本当に狂算頭を共産党として再生させるにはどうするのか、という実践的な立場は持ち合わせてはいない。党のスターリン主義的本質を語れば、40年間在籍してきたおのれ自身のスターリン主義的本質にも責が及ぶから追求できないのである。


●エリートは人民を指導する資格がある(2)

>「日本共産党というのは、日本労働者階級の前衛である」と言う規定

「共産党」は70年代にズル憲が、それまでかかげていた戦略(労働者独裁)を、「労働者ディクタツーラ」と呼称変えしてわかりにくくした。それでもみずからを「前衛」党という呼称を捨てなかった。これは70年代の早い時期に、議会で多数派を形成してそのご実現される「民主連合政府」の実体を夢想(二段階戦略)したものであった。ソ連健在の冷戦構造のもとでは一定に市民・小ブルを幻想につなぎとめる効果はあって、得票数を伸ばすこともできた。これに味をしめて労働者のことなど念頭になくなり、思いっきり議会主義にはまるパラノイアぶり。しかし社共共闘の夢破れて(社会党は社公共闘に走った)、以後衰退の一途をたどり、自らのセクト主義を強めるものの、議会内で孤立を深め、現在にいたる。議会主義の目玉から集票対象は「労働者(組織票)」から「市民(浮動票)」へ、そしてそれでも凋落は止まらずに、でてきた戦略が、「綱領の改訂」(安保容認、自衛隊容認、天皇制是認)を行った上で、「ブルジョワジーの中にも善良なブルジョワジーがいる」と、得票対象をブルジョワジーにまで押し広げた。ここまでくると、党員も自分の党がなにをしたい党なのかわからない。朝日新聞と赤旗を見比べても差がない(赤旗のブル新化。ブルジョワ的「良識」をふりまくだけで、現在的には北朝鮮の核実験に対する「制裁賛成」)。まさに狂った胸算用に満ちた頭の持ち主しか幹部にはいない。

この傾向は60年安保闘争を契機として一貫して議会主義に純化した(議会主義クレチン病に罹患し、いまや末期状態。筆坂はこの「死期」を直感し、多くの仲間を残し、自己保存本能から見切りをつけたのだろう)(60年以前は「農村工作隊」や「火炎瓶闘争」「交番襲撃」などの暴力革命路線、これがまずくなると180度路線転換、ジグザグ=盲動の繰り返し)。

●共産党の中にいるとバカになる(3)
自分のこと棚にあげてる。まるで他人事のように発言しているが、常任幹部会員としての総括をどうするねん?赤旗の読者拡大をどんなに努力をしても読者が減る。

>僕が共産党を辞めて、『日本共産党』という本を書いたときに、そんなに簡単に書いたわけではないんです。新潮社から「書いて欲しい」、という話がずっとあって、実際に書き始めたのは、辞めてから1年半たってからなんです。力んでなかなか書けなかった。ある時、新潮社の編集部の方が「筆坂さん、難しく考えることはないんですよ。本当の共産党の姿はどんなものなのか、等身大の共産党を書いてくれたらいいのよ」という言い方をされたんです。「あぁそうか」と、それなら力んで書かなくていいな。

問題を洗い出すという程度だったのか?
ならば、以下の言辞はどう関連するのかな?

>80年たって、政権を獲れなかったというのは失敗したということじゃないか。ましてや革命政党なんですからね。80年もかかって革命ができないというのは、ハッキリ言って大失敗ということですよ。しかし、いま共産党にいる人は気がついていない。
結局、80年たって何が残ったかというと、高齢化なんです。青年がいないんです。しかも平均年齢も50歳を優に超えているんです。共産党の地方の支部に行ってごらんなさい。そこでまず最初に聞かれるのは「どこどこの鍼灸師は痛くない」ですから。(笑) これで革命できます? (大笑) できっこないですよ。


●天皇制と日本共産党(4)
筆坂も「日本共産党」とおなじ

>2001年に綱領を改訂したんじゃないかな。僕が首を切られた直後です。

ぼけたかや?2003年に綱領改訂の案が出て翌年ヘラヘラとした拍手で「満場一致」で採択されたんだろがや。セクハラを口実として常任委員会のメンバーを着られたのが2003年6月だべす。

●改憲を阻止するのには柔軟な発想が必要(5)

まさにズブズブの「議会主義」。筆坂がなんら「革命」の内容を理解していないことを物語る。「革命」とは労働者・兵士・農民がソビエトを形成してブルジョワジーから政権を奪取すること以外のなにものでもあんめえ。革命に言及しても革命闘争は論じない。あいかわらず国会で多数派を占めた上で、という図式が頭の中にあって、そのための集票方針の緻密化を論じているにすぎない。柔軟な発想どころではない。「議会主義」に凝り固まったまなこからは「憲法改悪反対」も国会内ごくごく少数派のセクト主義者に改善を求めても無理なのである。

上記(3)の後半で論じた「革命論」も机上の空論。

>筆坂 天木さんとの対談で、ひとつ僕が天木さんと相容れなかったのはね、日米安保は大反対なんです。僕だって反対なんですよ。それで、9条改正も反対。この2つで一致できる勢力が集まって協同をと言うんですね。
僕は違う、一つ一つは賛成だけど。なぜなら、絶対多数なんか作れない。だっていまの世の中で、日米安保反対の人はどれだけいるのか? そんなのは少数派ではないか。ましていま、北の脅威があるなかで日米安保を無くせという人はね。いるけど、それは圧倒的少数派ですよ。それと9条を一緒にしたら、少数の運動にしかならないよ。天木さんの気持ちは解るが、日米安保を抱き合わせてはダメだ。いまは9条一本で、保守も革新も右翼も左翼も無い、という運動がどう構築できるかが、護憲と言われている人たちにつきつけられているという側面を見なくては駄目だよと。

「幅広イズム」という天木氏のほうがより現実的だということがわからん筆坂は狂算頭とかわならない。

なぜなら現在の日本支配階級の基本的な政治・外交政策は安保条約のしばりを受けてすべて規定されていることを欠落してはならないからだ。安保条約ににより日米軍事同盟が結ばれているのであり、現在的には国際情勢が中国式に言えば「一超他強」に分裂していることを受けて、日本帝国主義者はアメリカ帝国主義者とともに戦争をできる国への脱皮を目指している。その準備段階としてあったのが有事関連法の成立である。そして最終的脱皮のための障害となっているのが、直接的に国家権力の暴走(外国侵略)を抑える役割を果たしている憲法9条である。さらに日本国民に愛国心を植え付けて国のために死ねる人間を作ろうというのが教育基本法の改悪の最大の目的だ。

このような情勢をまるで認識できないわが筆坂くんは、ブルジョワ世論調査を根拠に

>世論調査やれば、7割ぐらいは日米安保賛成でしょう。いまの状況で米軍の基地を撤去しろなんてのは通りませんよ。僕は基本的には安保反対ですが。しかし9条を守るためには、これはいま除きゃなきゃ、本当の幅広い運動は出来ない。

などとほざいている。他意はないんだべども、官憲のスパイといわれるゆえんだべ。ま、言ってるほうの狂算頭も安保は容認だから同じ穴の狢ってやつだ。スパイがスパイを嗤う。んで、自衛隊には「外国で戦争させない」だけで、「自衛=国防軍」ならえんだって(実はナチスも「国防軍」だったべ、アメリカでは侵略の窓口は「国防省」だべ、日本では国防婦人会も「皇軍」さによるアジア侵略の精神的支えさなってたべ)。

それゆえに安保と憲法9条とは切り離せって言ってんだ。天木氏のほうがよほど善良だにゃ。


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