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九条新党宣言(天木直人・メディアを創るその後)―その4 <「支持政党なし」は当然だ>
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投稿者 天木ファン 日時 2006 年 10 月 27 日 14:17:38: 2nLReFHhGZ7P6
 

九条新党宣言(天木直人・メディアを創るその後)―その4

☆「支持政党なし」は当然だ  

この対談(*筆坂氏と)のテーマは、今の日本の政治は果たして一般国民のためになっているのかということでした。
 私は現在の選挙制度や政治状況の中では、いかなる政党も、そしてそれに属する政治家も、結局それは特権階層となって権力の味を味わってしまう、したがって国民の側に立った政治はできなくなる、そう思っています。
 政権交代が行われても、どのような人物がこの国の首相になっても、基本的には日本の政治は大きく変わることはないでしょう。政治家のやっていることと国民の日常生活との間に一体感がないのです。もちろん自民党の政権が不変であったことからくるさまざまな弊害を除去しなければならない、そのためには、とにかく一度本格的な政権交代を実現させなければならないと思います。だから私は小沢民主党に期待します。
 しかし、その民主党も、結局は政権政党となって権力者となっていく。だからどのような政党が政権を取っても、その権力の行使を常に監視し、いさめていく国民のための政治勢力が存在しない限り、政治は国民から離れていく。
 この役目を従来は社会党や共産党が行ってきました。しかし今これらの政党はそれぞれ国民の支持を失ってほとんど政治的役割を果たしえない状態です。なぜそこまで衰退していったのか。それはこれらの政党も結局はイデオロギーの党であり、あるいあは色々な組織の上に成り立っていた政党であり、そこから生まれる政治家たちは結局は、国民の方に視線が向かなかったのです。
 これからは、イデオロギーを超えて、そして労働組合とか、教職員組合とか、宗教団体とか、そういう特定の団体や組織の票に頼ることなく、まさに利害がばらばらな国民の声を代弁する、権力者の誤りを監視し、国民の批判する声を政治の場に届ける、そういう政治家や政党が現れてもいいのではないかと思うのです。国民はそういう政党の出現を期待しているのではないか、常に三割前後存在する「支持政党なし」の国民の中には、いわゆるどの既存政党を選ぶか決めかねている浮動層もあるかもしれないが、既存の政党にはすべて満足できないという国民も間違いなく存在すると思うのです。そういう国民を対象に私の構想はあるのです。

 私は日本の政治につくづく失望しています。今のどの政党、政治家も、所詮は保身や組織防衛を最優先し、国民のことを本気で考えている政治家はいません。なかには立派な政治家もいるかもしれない。しかし仮にそのような政治家がいたとしても、彼らはその前に政治家に踏みとどまらねばならない、そのためには選挙に勝たねばならない、そして選挙に勝つためには自分を殺さなくてはならない、そこが問題であるのです。そこを考えた末に私は日本の政治の限界を痛感しました。そして日本の政治に関わっていくことは無駄なことであると感じました。
 しかし同時に、このまま政治家たちに好き放題させていいのか、という強い思いがあります。政治家には巨大な特権があります。我々の税金から巨額な歳費も払われつづけています。それを放置しておくわけにはいかない。政治を監視していきたいのです。なんとか今までにないまったく新しい政治勢力がつくれないものか。
 私はこの構想を過去二年間ほどの間に、何人かの人に語ってきました。しかし誰からも相手にされませんでした。まったく非現実的であるというのです。政治や選挙に詳しい人ほど、私の考えに消極的な反応を示しました。しかしそのことは逆に私を勇気づけてくれました。すなわちこれまでの政治の常識では想像もつかないことを私はやりたいと言っているわけですから。
 私が考えるまったく新しい政治構想とはどのようなものか。それは一口で言えば、参議院全国比例区(大都市選挙区や比例ブロック制もこれに準ずるかもしれませんが……)だけに焦点を絞った、今までにない全く新しい政治家集団を作るということです。最初から複数の政治家を送り出すことが難しければ、とりあえず来年の参議院選挙で一人送り込む、そしてその後の選挙で一人でも多くの同志を増やしていく、そういう政治集団を立ち上げるということです。これについて少し詳しく、私の考えを述べていきたいと思います。

(つづく)

『九条新党宣言』p237〜p239より 

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関連投稿―

▽九条新党宣言(「天木直人・メディアを創る」その後)―その3「はじめにどうしても書いておきたいこと」
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▽九条新党宣言(「天木直人・メディアを創る」その後)―その2 「日米軍事同盟と憲法改正」
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▽【天木直人】「日米同盟破棄のススメ」(『噂の闘論外伝』の見出しをハイシャク)<その2>
http://www.asyura2.com/0610/senkyo27/msg/131.html

▽天木直人「日米同盟破棄のススメ」<その3>(『噂の闘論外伝』より)
http://www.asyura2.com/0610/senkyo27/msg/230.html

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