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戦後教育の二重底性を脱却するために
http://www.asyura2.com/07/dispute27/msg/618.html
投稿者 彼岸楼 日時 2008 年 3 月 17 日 06:00:52: njbqC.Mf1PyZ2
 

(回答先: 日本の教育制度は(政治全体をリセットしなければ)回復不可能です。 投稿者 tk 日時 2008 年 3 月 16 日 14:04:11)


 tkさん、こんにちは、レスをありがとうございます。


 >日本の教育制度は(政治全体をリセットしなければ)回復不可能です。

 その通りであると思います。そして、リセットを行なう主体が主権者たる国民であることは紛れもない事実です。しかしながら、多くの日本人がなかなかそうした自覚に至っていない現実があります。
 この件に関しては、一昨年に、まとおせ(旧HN:まとはずれのおせっかい)さんとの交信(関連するURLは文末に)でも少し触れたのですが、まとおせさんの見解を敷衍するならば、戦後民主主義の解析や戦後教育の再構成のためには主権者意識の覚醒が必須条件であるにも拘わらず、今尚もそれを称揚し啓蒙するような教育政策にはなっていないこと、寧ろ後退しつつあることが大きな問題であると考えています。

 >ちなみに、彼岸楼さんが心配しておられる、「こうした教育制度改革の、さらにその先にどんな社会があるのか」については、戦前型の、戦争のできる国、戦争をする政府を支持する人々の社会、を、少なくとも、文部官僚たちは夢見ているのだと思います。そして、そのために着々と駒を進めている、という現状です。

 日本(政府)は何処の国と戦争をしようとしているのでしょうか、北朝鮮ですか、中国ですか、ロシアですか。もし、日本が未だにそんなことに拘っているのならば、妄想に駈られた愚昧な状態を脱し切れていないと諸外国から揶揄されても仕方がないでしょう。仮令民主党政権になったところで、そのようなことに現を抜かしていると古の国体(天皇制)を保守せんとする日本財団や東京財団のような一団や政治家達が挙って、事有るときには現状以上に自国の財ばかりではなく自国民をも、国際金融資本家やアングロサクソンを中心とする傭兵から構成される世界支配層への貢物として差し出すような、そんな無惨な事態を招きかねないかも知れません。

 >人民は分断して支配せよ、という教育の復活を目指している、ということです。

 分断されて放牧されている羊達が己の運命に目覚めるのは何時のことになるのでしょうか。
 権威を容認し、支配を受容する人達が存在するが故に、権威を権威ならしめ、支配関係を成立させ継続ならしめていると謂われます。相変わらずそのような状態にある日本人は“自己決定権”に目覚めることなく、それを行使することもなく自己家畜化の道を辿って行進していくのでしょうか。
 そして、その頚木となっているのが、他国からも自国民からも立憲君主制の政体だと見做されかねない要因となってもいる日本国憲法第一章の存在でしょう。憲法第一章を廃止して大統領制(共和制)への移行することも戦後民主主義のベクトルとして大いに有意であると思いますし、その意味では私は改憲論者でもあります。

 Auf Wiedersehen.


 <関連URL>
 全く的外れではない認識の提示であると思います。 投稿者 如往 日時 2006 年 10 月 02 日
 http://www.asyura2.com/0601/idletalk20/msg/308.html
 “戦後教育の二重底性”に同感です。 投稿者 如往 日時 2006 年 10 月 05 日
 http://www.asyura2.com/0601/idletalk20/msg/337.html



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