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癌や破壊を引き起こす役割はできればしたくないと思っております。
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投稿者 haru 日時 2007 年 2 月 18 日 19:30:04: tQR1Zy22P.JHM
 

(回答先: 自己は果たして根本的に存在意義あることなのだろうか。 投稿者 アロン 日時 2007 年 2 月 17 日 23:41:17)

アロンさん、こんにちは。
再度のレスありがとうございます。
私は、所謂哲学に傾倒した事がないので使用している語句は我流のものです、又自分自身の今迄の歩みと、その後に影響を受けた書籍、芸術の関与により形成された認識が私の選択によって行われたと云う事実から、自分にとって好ましい、又は都合が良いと思われる価値観を基に今の自分の哲学的な思考、理解があるものと思っております。

わたしは、この世に対してある目的を持って生きております。従って、その自我を保護する為に私にとって都合が良い理論で武装し、また擁護しているものと思っております。世の中に存在する多くの事象から私に与えられる示唆も、気が付く事もあれば、全く意に介しないという事もあると思っております。つまり、私は見たいものしか見ていないという現実のなかにあります。
こうして、アロンさんとの対話をする事によって、自分が今迄信じ込んでいた事柄の再考、再認識が行える事に感謝しております。しかしながら、未達成に終わる認識も多々ある事を予測いたします。ひとえにそれは私と云う人格の限界、もしくは時期尚早という理由かと思いますのでその点はご容赦頂きたいと思います。

>自分がなぜ生きているのか、なぜここに存在しているのかということに対して洗脳されたり、思い込んだりしてその答えを安易に作りあげ、前提させた結果ではないでしょうか。

確かに、、。生まれたばかりの子に思想があるとは親は思いもしないことでしょう。
成長とは忘れる事であると言う説もあるようです。

>価値観を無くそうとすることすら、それは価値観を生み出しているに過ぎません。対立を無くそうとすることも新たな対立構造を生み出します。主観的な価値観を用いてどんな解決の道を創造することができるのかは、俺は甚だ疑問です。

そのような批判的な態度をただ貫く事が、人間にとって好ましい事であるとは思えませんが、日本人に欠けている論理性というものを培う為には必要べからざることだと思っております。昨今の風潮では、生を尊ぶと云うものは失われつつあります。生きる目的、夢、希望も持ち得ない若者が増殖しております。生を尊ぶことすら否定せねばならない世とは、もはや家畜の世界と同等と云っていいのでしょう。
生も笑いも光もない世界にこれから変わってゆくのだとしたら、その生活を強いられる存在に与えられる自由とは死しかなくなるでしょう。
死が希望となる世界を私は望みませんので、生に対してこれを是とする価値観は普遍でなければならないと思っております。

>存在の根本理由を知り得てもいないのに、肯定や否定をすることは、信仰的だと感じるということです。

人間には未知の領域があり、言葉では現しきれない事も存在しているのではないでしょうか?遺伝子解析はできても、それは後手後手に過ぎません。ゼロからの創造を人類が行ったわけではないので、その解明、それ以上の存在の創造がないかぎり、信仰的なものが存在しない世界はこれからもなり得ないのではないでしょうか。

>「人間が猫になったり、犬になったり容易に変化できるのであれば別ですが」の意味する事が少し解らなかったです。

人間が自らの存在を容易に変化変容させられるのであれば、自我は必要ないということです。しかし、輪廻転成が真実なのであれば、それは可能であるということなのでしょう。私はあなたでもあり、彼でもあるという事です。

>自己という現象は本当に必要なことなのか、本当に意義あることなのかということを遡ってよく調べたのかということです。(これは調べなければならないという主張ではありません)。

わたしは、感じ、知りましたが、理解は途上です。
何もせずとも、熱があり、呼吸し、見えないエネルギーを発している存在が私です。
こうしている今も、他を変化させています。
わたしは、理由があって存在し、役目を果たしているのに過ぎないと思っております。
私という存在が例え原子や細胞の様な存在であっても、。
活性させ、躍動させる為に存在しているのであって、癌や破壊を引き起こす役割はできればしたくないと思っております。

失礼いたしました。


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