★阿修羅♪ > 雑談専用23 > 454.html
 ★阿修羅♪
なんか、勘違いがいっぱい。
http://www.asyura2.com/07/idletalk23/msg/454.html
投稿者 考察者K 日時 2007 年 4 月 22 日 11:42:33: JjkI8nWTpj0po
 

最近、考えているのが、常識の罠的勘違い。

例えば「少数派意見を大切にしよう」という意見がある。
でも、「少数派意見=正しい」とは限らない。
これ、「少数派意見であっても、正しい意見なら大切にしよう」でなければいけない。

「カルネアデスの板」で知られる「緊急避難」では、「現実」が最優先項目として判断され、「一種の殺人行為」も許される事になる。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%AB%E3%83%AB%E3%83%8D%E3%82%A2%E3%83%87%E3%82%B9%E3%81%AE%E6%9D%BF

現実を認識しない上での「理想論」と、現実を認識した上での「妥協論」を比較した場合には「後者の選択が、仕方がない」という「猿でも分かりそうな理屈」を「分かろうとしない人」が存在する。

これは、Kが優秀で上から物を言っているのではなく、「分かっていながら、認識しようとしていない」という気がする。見えているのに「見ようとしていない」のならば、これは、思考力とか考察力の問題ではなく、入り口に入ろうとしていないという問題だろう。

本来、政策というのは「政治家・政党」に依存するのではなく、主権者たる在民が創造するべき物である。
そう言った意味から「すでに、方向性に先入観を築きあげてしまった、あらゆる既存政党は過去の物にする必要性」が存在する。

政党の方向性は「政党主体」ではなく「支持者・組織員主体」である必要があり、党議拘束などは本末転倒も甚だしいだけでなく、憲法違反にモロに抵触している。

「少数派の意見にも尊重されるべき意見がある。」

「少数派の意見は尊重されるべき」は全く、別である。
前者は可能性の指摘、後者は「断定」である。
現実には「内容の分析」と「現実的な対応の可否」などで判断されるべき事項である。

現実には「総税収」を上回る「福祉の充実」は不可能とか、現実世界での限界値というものの判断などが入る。一種の物理の法則的な「事実確認」である。
根性・精神論だけでは、不可能な結末を希望したって「無駄」である。

ただし、根性・精神論を排除するべきではない。
ムーブメント・ダイナミズムといった雰囲気作りは「アナログである人間には重要な判断のための要素になる」

多分であるが、前回の都知事選、公示直前の状況で「共産党が降り、浅野氏の非難などせずに、反石原の盛り上げに協力していたなら、浅野氏の都政になっていた」だろうと思う。石原氏の得票は現実的には51%と過半数を僅かに超えたのも事実だが、これは、雰囲気とやり方によっては「射程範囲」になっていたと分析できるだろう。

「国民は、政府の政策に従うのが当然」というのが与党であり
「国民の声に耳を傾けよう」というのが野党の性質となる。

基本的には「共産党」も「国民の声」は聞く、しかし、共産党のフィルターによって、切り捨てられる「国民の声」もある。
ここが、既存政党の限界であり、既得権の保護意識・経年疲労による劣化のあらわれであろう。「チャレンジ精神」が退化してしまっているのである。

従来手法では「ぶち破れない」という実績が残ってきた歴史がある。
「少数派」に留まっているのには「留まるに足る理由」があるのである。

「少数派に留まる」と言う事は「本質的に正しくない意見」である。

「何か、正しくない手法を行っている」のどちらかに分類されるだろう。

「正しい意見」が「正しい手法」で「理解されるように周知」され、みんなから愛される「公平性が認知されている団体」が、十分な実現性を持って、実行しようとしているのに「少数派に留まっている」
というのは、基本的にはあり得ない。
賄賂や不正行為といった部分で「多少の切り崩しが可能」であっても、「本当に正しい意見」ならば、少数派に留められるものではないだろう。

どこかに、勘違いがあるのである。

 次へ  前へ


  拍手はせず、拍手一覧を見る

▲このページのTOPへ      HOME > 雑談専用23掲示板

フォローアップ:

このページに返信するときは、このボタンを押してください。投稿フォームが開きます。

 

  拍手はせず、拍手一覧を見る


★登録無しでコメント可能。今すぐ反映 通常 |動画・ツイッター等 |htmltag可(熟練者向)
タグCheck |タグに'だけを使っている場合のcheck |checkしない)(各説明

←ペンネーム新規登録ならチェック)
↓ペンネーム(2023/11/26から必須)

↓パスワード(ペンネームに必須)

(ペンネームとパスワードは初回使用で記録、次回以降にチェック。パスワードはメモすべし。)
↓画像認証
( 上画像文字を入力)
ルール確認&失敗対策
画像の URL (任意):
投稿コメント全ログ  コメント即時配信  スレ建て依頼  削除コメント確認方法
★阿修羅♪ http://www.asyura2.com/  since 1995
 題名には必ず「阿修羅さんへ」と記述してください。
掲示板,MLを含むこのサイトすべての
一切の引用、転載、リンクを許可いたします。確認メールは不要です。
引用元リンクを表示してください。