★阿修羅♪ > 日本の事件22 > 185.html
 ★阿修羅♪
長浜2園児殺害 大津地裁初公判、鄭被告「殺人」を否認 責任能力争う構え [産経新聞]
http://www.asyura2.com/07/nihon22/msg/185.html
投稿者 white 日時 2007 年 2 月 02 日 17:19:37: QYBiAyr6jr5Ac
 

□長浜2園児殺害 大津地裁初公判、鄭被告「殺人」を否認 責任能力争う構え [産経新聞]

 http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20070202-00000040-san-soci

長浜2園児殺害 大津地裁初公判、鄭被告「殺人」を否認 責任能力争う構え
2月2日15時58分配信産経新聞

 滋賀県長浜市で昨年2月、通園途中の幼稚園児、武友若奈ちゃんと佐野迅(じん)ちゃん=いずれも当時(5)=が刺殺された事件で、殺人罪などに問われた中国籍の鄭永善被告(35)の初公判が2日、大津地裁(長井秀典裁判長)で開かれた。鄭被告は「私は刺したが、砂人形を刺したので人は殺していない」と殺人罪については否認。弁護側は「鄭被告は犯行当時、統合失調症などの精神疾患にかかっていた」として、責任能力について争う姿勢を示した。 この事件では公判前整理手続きが採用され、弁護側の請求で鄭被告の精神鑑定を公判と並行して実施することが決まっている。鄭被告は罪状認否で銃刀法違反などほかの3つの罪については認めた。
 検察側の冒頭陳述によると、鄭被告は長女(6)を溺愛(できあい)するあまり、園児同士のささいなやりとりを聞き、長女がいじめられていると思い込んだ。さらに自分が中国人のため、ほかの母親から仲間外れにされているという思いを抱き、被害園児らに対する憎悪を増幅。「園児らがいなくなればいい」と思い始めた。自分がグループ送迎の当番日、ほかに人がいない農道に、運転する乗用車を止め、助手席の長女に「見たらあかんよ」と声をかけて車を降り、後部座席の2人を順番に刺し身包丁で何度も刺した。
 検察側は、鄭被告が犯行前に自宅台所から最も鋭利な包丁を選んで準備した▽逃走資金が必要と考え、現金2万円余りを自宅から持ち出した▽事件後に乗用車を運転して逃走した−ことなどを挙げ、「正常な判断で犯行を行い、完全責任能力があった」と指摘した。
 弁護側もこの後、冒頭陳述を行い、被告との意思疎通が困難なことを理由に、検察側に犯行そのものを立証するよう求め、「犯人性が認められる場合は事件当時の責任能力を争う」と述べた。
 責任能力については、鄭被告が過去に統合失調症で入院や通院を繰り返していたことを挙げ、「日本での慣れない生活によるストレスから精神的に不安定となり、症状を悪化させた」と指摘。事件直前には不眠状態に陥ったり、「幼稚園の友達が長女の水筒に薬を入れた」と言い出すなど異常な行動が目立ち、「是非、善悪を判断したり、行動を制御する能力を欠いた」として無罪か減刑を求めた。
 公判は予備日を含め16回の期日が設けられ、2〜3月に集中的に審理。判決は10月16日に言い渡される。
                   ◇
【用語解説】2園児殺害事件
 平成18年2月17日朝、滋賀県長浜市の農道で、幼稚園児の武友若奈ちゃんと佐野迅ちゃんが倒れているのが見つかり、間もなく死亡が確認された。滋賀県警は、2人を乗用車で幼稚園へ送っていく途中に包丁で刺殺したとして、殺人容疑で2人の同級生の母親、鄭永善被告を逮捕。鄭被告は拘置先の大津署で警察官にかみつき、けがを負わせたとして追送検され、大津地検は殺人と銃刀法違反、傷害、公務執行妨害罪で起訴した。


最終更新:2月2日15時58分


▽関連記事

□滋賀の2園児刺殺、鄭被告側が罪状否認し責任能力争う [読売新聞]

 http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20070202-00000002-yom-soci

滋賀の2園児刺殺、鄭被告側が罪状否認し責任能力争う
2月2日14時13分配信読売新聞

 滋賀県長浜市で昨年2月、市立神照(かみてる)幼稚園児の武友若奈ちゃんと、佐野迅(じん)ちゃん(ともに当時5歳)が、登園中に刺殺された事件で、殺人罪などに問われた、園児の同級生の母親で中国籍の鄭永善被告(35)の初公判が2日、大津地裁(長井秀典裁判長)で開かれた。

 鄭被告は罪状認否で、「刺したのは砂人形で、人間ではない。人を殺していない」と起訴事実を否認した。

 弁護側は鄭被告が犯人であるとしても、犯行時は心神喪失か心神耗弱の状態にあり、刑事責任能力を争うと主張した。

 鄭被告は捜査段階で犯行を認めたが、初公判までに争点を絞り込む「公判前整理手続き」で否認に転じた。弁護側は、鄭被告と意思疎通ができないとして、犯人かどうかについては、検察側に立証を求めている。公判と並行して精神鑑定を行うことが決まっている。

最終更新:2月2日14時13分


□<長浜園児刺殺>鄭被告「刺したのは砂人形」起訴事実否認 [毎日新聞]

 http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20070202-00000037-mai-soci

<長浜園児刺殺>鄭被告「刺したのは砂人形」起訴事実否認
2月2日11時23分配信毎日新聞

 滋賀県長浜市で06年2月、幼稚園児2人が刺殺された事件で、殺人、銃刀法違反、公務執行妨害、傷害の罪に問われた鄭永善被告(35)=中国籍、日本名・谷口充恵=の初公判が2日、大津地裁(長井秀典裁判長)で始まった。鄭被告は「刺したが、砂人形なので血も流れていないし声も出していない。人は殺していない」と述べ、殺人罪の起訴事実を否認した。弁護側は起訴事実全体を争う姿勢で、被告は心神喪失か耗弱の状態だったとして無罪を主張。検察側は冒頭陳述で「長女を溺(でき)愛するあまり、被害園児らが長女を仲間はずれにし、いじめられているなどと一方的に邪推した」と動機を説明、「犯行前、犯行後の行動は合理的」と述べ、完全に責任能力があるとした。
 起訴状などによると、鄭被告は昨年2月17日午前9時ごろ、長浜市相撲町の農道に自ら運転する車を止め、後部座席にいた市立神照幼稚園児の武友若奈ちゃんと佐野迅君(ともに当時5歳)を包丁で刺し、殺害するなどした。鄭被告はグループ通園の送迎役で、車内には自分の長女もいた。
 検察側は冒頭陳述で、鄭被告が事件前に、▽家から鋭利な刺し身包丁を選んで持ち出した▽逃走資金として現金2万3000円を持ち出した▽刺殺直前、長女に「見たらあかんよ」と声を掛けた――と指摘。事件後、県警の職務質問を受けた際には、「私は頭がおかしい」と発言し、刺殺の事実を認めたことを明らかにし、是非弁別や行動制御ができたと主張した。
 一方、弁護側は冒頭陳述で、鄭被告が仲介業者の紹介で日本人と結婚して99年に来日後、慣れない生活のストレスで03年ごろから精神疾患になり、事件前の半年は治療、服薬を受けず、統合失調症が悪化したと主張。事件当時は善悪の判断も、自身の行動の制御もできなかったとする。
 鄭被告は逮捕当初は容疑を認め、「自分の子どもがなじめないのは周りの子が悪い」などと動機を供述。謝罪の言葉も述べていた。公判は精神鑑定をはさみ、判決は10月16日の予定。【蒔田備憲、近藤希実】


最終更新:2月2日14時19分


□鄭被告、起訴事実を否認=「人殺していない」−2園児殺害初公判・大津地裁 [時事通信]

 http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20070202-00000037-jij-soci

鄭被告、起訴事実を否認=「人殺していない」−2園児殺害初公判・大津地裁
2月2日11時1分配信時事通信

 滋賀県長浜市で昨年2月、幼稚園児2人が通園途中に刺殺された事件で、殺人や銃刀法違反などの罪に問われた中国籍の鄭永善被告(35)の初公判が2日、大津地裁(長井秀典裁判長)で開かれた。鄭被告は「わたしは刺したが、人を殺していない。砂人形を刺した」と述べ、殺人罪について無罪を主張した。
 弁護側も「外形事実、責任能力とも争う」と述べ、「被告は責任無能力ないし限定責任能力の状態だった」と主張した。 

最終更新:2月2日13時0分

 次へ  前へ


  拍手はせず、拍手一覧を見る

▲このページのTOPへ      HOME > 日本の事件22掲示板

フォローアップ:

このページに返信するときは、このボタンを押してください。投稿フォームが開きます。

 

  拍手はせず、拍手一覧を見る


★登録無しでコメント可能。今すぐ反映 通常 |動画・ツイッター等 |htmltag可(熟練者向)
タグCheck |タグに'だけを使っている場合のcheck |checkしない)(各説明

←ペンネーム新規登録ならチェック)
↓ペンネーム(2023/11/26から必須)

↓パスワード(ペンネームに必須)

(ペンネームとパスワードは初回使用で記録、次回以降にチェック。パスワードはメモすべし。)
↓画像認証
( 上画像文字を入力)
ルール確認&失敗対策
画像の URL (任意):
投稿コメント全ログ  コメント即時配信  スレ建て依頼  削除コメント確認方法
★阿修羅♪ http://www.asyura2.com/  since 1995
 題名には必ず「阿修羅さんへ」と記述してください。
掲示板,MLを含むこのサイトすべての
一切の引用、転載、リンクを許可いたします。確認メールは不要です。
引用元リンクを表示してください。