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表情うつろ、床につば吐き 長浜園児殺害初公判で被告 [京都新聞]
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投稿者 white 日時 2007 年 2 月 02 日 17:20:20: QYBiAyr6jr5Ac
 

(回答先: 長浜2園児殺害 大津地裁初公判、鄭被告「殺人」を否認 責任能力争う構え [産経新聞] 投稿者 white 日時 2007 年 2 月 02 日 17:19:37)

□表情うつろ、床につば吐き 長浜園児殺害初公判で被告 [京都新聞]

 http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20070202-00000035-kyt-l25http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20070202-00000035-kyt-l25

表情うつろ、床につば吐き 長浜園児殺害初公判で被告
2月2日13時47分配信京都新聞

 静かな法廷に、2組の父母のすすり泣く声が重なった。2日、大津地裁で開かれた滋賀県長浜市の2園児刺殺事件の初公判。「人間ではなく、砂人形を刺した」。中国籍の鄭永善被告(35)=日本名・谷口充恵=は、かつて子どもたちを交代で送り迎えした父母たちを前に犯行を否認した。安全を確保するはずの「グループ通園」で奪われた、2つの幼い命。遺族の悲しみは癒えず、地域では子どもを犯罪から守る模索が続いている。
 鄭被告は黒いジャージー姿で法廷に現れた。逮捕時より少しやつれ、裁判長に氏名を問われると「鄭です」と日本語で答えた。中国語の同時通訳のためイヤホンをするよう求められたが、かたくなに拒んだ。
 「刺したのは刺したが、人間ではなく、砂人形を刺した。血も出てないし、声も出していない。その2人は生きている」。殺人の罪状認否では、裁判長に意味を確認されながら、途中から立ち上がって答えた。
 検察側が殺害の動機を指摘する間、被告は視線を宙にさまよわせた。床につばを2度吐き、裁判長に注意を受けた。逮捕当時は容疑を認め、被害園児や遺族への謝罪を口にしていたが、この日は傍聴席の遺族をうつろな表情で何度も見やった。昼の中断では、退廷を促す刑務官に対して「私は殺していない」と述べ、席を立つのを拒んだ。
 被告は精神的な不調から通院や入院を繰り返し、留置場で女性警察官にかみついてけがを負わせ、起訴後も独居房より監視が厳重な保護房に入ることもあったという。
 ■遺族ら苦悶、すすり泣き
 傍聴席には、被害園児の遺族6人の姿があった。佐野迅君の母美代子さんは迅君の好きだったゲーム「ムシキング」の柄の布包みをひざの上で抱きかかえ、武友若奈ちゃんの父利光さんはピンク色の布包みを大事そうに手にしていた。被告が入廷すると遺族は顔をそむけたり、怒りをたたえた目でにらみつけた。
 検察官が起訴状を読み上げると、遺族席からはすすり泣く声が漏れ、ハンドタオルやハンカチで顔を隠して泣き崩れる姿もあった。「迅」、「若奈」。2人の名前が呼び上げられるたびに、体を震わせたり首を左右に振って、苦悶(くもん)の表情を浮かべた。
 「刺身包丁で数回にわたり、2人の体を突き刺した」。冒頭陳述で凶行の詳細が明らかにされると、美代子さんの目からは涙があふれ、法廷を直視することもできなかった。「つらいね」。昼で休廷した際、並んで座っていた2人の母は、互いになぐさめあった。


最終更新:2月2日13時47分


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□「刺したのは砂人形」と無罪主張 長浜2園児殺害初公判 [京都新聞]

 http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20070202-00000030-kyt-l25

「刺したのは砂人形」と無罪主張 長浜2園児殺害初公判
2月2日13時37分配信京都新聞

 滋賀県長浜市内で昨年2月に園児2人が刺殺された事件で、殺人などの罪に問われた中国籍の鄭永善被告(35)=日本名・谷口充恵=の初公判が2日、大津地裁(長井秀典裁判長)であった。鄭被告は「刺しはしたが、人間ではなく砂人形だったので、人は殺していない」と殺人罪を否認した。検察側は冒頭陳述で、動機について「娘をでき愛するあまりに事件前年の4月ごろから、一緒に通園する被害園児らが子どもをいじめているなどと邪推するようになり、憎悪を増幅させた」と説明した。弁護側は被告の責任能力を争う姿勢を示した。
 検察側は「被告は思い悩むうちに(犯行当日の朝は)自分が送迎当番なので殺害できると実行を決意した」とした上で、当日朝に包丁を園児らを乗せる軽乗用車の荷台に隠し、逃走資金を用意していたことなど、犯行の準備状況などを明らかにした。精神病症状も存在しないとして、被告には完全責任能力があると主張した。
 弁護側は冒頭陳述で、意思疎通が困難であることを理由に鄭被告が犯人かどうか認否を避けた。鄭被告が1999年に来日し、異国生活のストレスなどで統合失調症となり、暴力的な行動を取るようになった経緯を挙げて「仮に犯人性が認められたとしても、事件当時、善悪の判断や行為を制御する能力を失っていたか著しく減退していた」と訴えた。今回の事件では、昨年6月から12月まで5回、裁判官と検察官、弁護人の三者が、争点と証拠を整理する公判前整理手続きを行った。長井裁判長は結果を踏まえ、犯人性と責任能力の有無を争点として示した。
 起訴状によると、鄭被告は昨年2月17日午前9時ごろ、長浜市相撲町の農道にとめた軽乗用車の中で、市立神照幼稚園に通う長女と同級生だった武友若奈ちゃんと佐野迅君=いずれも当時(5つ)=を包丁で刺して殺害したとされる。

最終更新:2月2日14時37分

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