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原発震災:中越沖地震の衝撃/中 「20キロ断層」指摘を放置(毎日新聞)
http://www.asyura2.com/07/senkyo39/msg/225.html
投稿者 天木ファン 日時 2007 年 7 月 23 日 11:23:33: 2nLReFHhGZ7P6
 

(回答先: 原発震災:中越沖地震の衝撃/上 自衛消防隊、機能せず(毎日新聞) 投稿者 天木ファン 日時 2007 年 7 月 23 日 11:19:59)

http://www.mainichi-msn.co.jp/shakai/jiken/archive/news/2007/07/21/20070721ddm001040038000c.html

 地質調査所(現産業技術総合研究所地質調査総合センター)は94年3月、1枚の海洋地質図を発行した。「佐渡島南方海底地質図」。カラー刷りの大きな地質図を開くと、東京電力柏崎刈羽原発(新潟県柏崎市・刈羽村)の北側に、1本の断層が描かれている。長さ約20キロ。場所は、新潟県中越沖地震を起こした可能性が指摘される断層と一致する。

 地質図は市販されている。東電は00年ごろに存在を知ったという。20キロ全体が動くと、マグニチュード(M)7の大地震を起こす恐れがある。同社はこの断層について、建設前の調査で最大8キロしかなく大地震は起こさないと判断しており、全く違う結果だ。同社の酒井俊朗・原子力設備管理部土木技術グループマネジャーは「中越沖地震の前から、この部分は活断層かどうか検討する必要があると考えていた」と話す。しかし、想定を上回る断層の存在が指摘されているのに、検討を急ぐことはなかった。

 同社が地質図を信用していなかったわけではない。昨年9月の原発の耐震指針改定に伴い、同社は原発沖の断層評価の見直し作業を進めてきた。その際、新たな海底調査をしなかったのは、この地質図があったからだ。

 最初から20キロと判断できなかったのか。活断層の専門家、広島工業大の中田高教授(地形学)は「東電が作製した海底の地形図を見れば、長さ20キロ以上の活断層が読み取れる」と批判する。

   ■   ■

 電力会社による活断層の過小評価はこれだけではない。

 今年3月の能登半島地震(M6・9)では、北陸電力が見付けていた断層5本のうち、少なくとも2本が一緒に動いた可能性が高いとされる。しかし、同社はうち1本を活動の恐れが少ないと過小評価し、志賀原発(石川県志賀町)の建設時に考慮しなかった。

 中国電力島根原発でも、同社が長さ10キロとした原発近くの宍道断層について、中田教授は「長さ18キロ」との調査結果を発表している。毎日新聞が昨年、全国の原発周辺にある活断層のうち、国の地震調査研究推進本部が調査した17断層について、電力会社の調査と比較すると、15断層で電力会社の方が想定地震を小さく見積もっていた。

 原発建設前の地震の過小評価は、専門家の間では「常識」になりつつある。今年6月、都内で開かれたシンポジウム。産業技術総合研究所の杉山雄一・活断層研究センター長が「原発建設では地震の規模をやや過小に評価する傾向がある」と指摘した。会場の研究者からは、異論が出なかった。

   ■   ■

 東北電力女川原発で2度、志賀原発と柏崎刈羽原発が1度ずつ。原発が想定外の揺れに襲われたのは、既に4回目だ。

 耐震指針見直しを審議した原子力安全委員会の分科会で主査代理を務めた大竹政和・東北大名誉教授(地震学)は憤る。

 「ここまで続くと『想定外』という言葉は不適切だ。既存の原発建設に使われた旧指針による地震の評価法は完全に破(は)綻(たん)した。国や電力会社は、既存の原発を念のために調べるのではなく、耐震設計をやり直すくらいの覚悟でやってもらわないと、とても国民は納得できない」

毎日新聞 2007年7月21日 東京朝刊

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