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亀井久興国民新党幹事長のすごい名演説(森田実の言わねばならぬ)
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投稿者 クマのプーさん 日時 2007 年 12 月 03 日 17:59:34: twUjz/PjYItws
 

http://www.pluto.dti.ne.jp/~mor97512/C03879.HTML

2007.12.2(その2)
森田実の言わねばならぬ[763]

平和・自立・調和の日本をつくるために【550】
最近感心したこと(5)――演説こそ政治家の最大の武器であることを教えてくれた、亀井久興国民新党幹事長のすごい名演説

「誠実に勝れる知恵なし」(ディズレーリ)

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 11月22日夜の保坂展人社民党衆議院議員が主催した演説会で、国民新党の亀井久興幹事長の演説を聴いた。亀井久興幹事長は日本の政界では随一の大雄弁家である。この夜の演説もすごい名演説だった。満席のすべての聴衆が亀井演説に引き込まれた。亀井演説は何回も満場の拍手で遮られた。かなり長い演説ではあったが、長いと感じた人は一人もいなかったであろう。若いときから幾多の名演説、名講演を聴いてきた私自身、亀井演説に興奮させられた。
 亀井幹事長は、この日行われた綿貫民輔国民新党代表とともに自ら参加した福田首相との党首会談から説き始め、小泉構造改革が生み出した格差社会の実態に話を進めた。亀井幹事長は、具体的な数字を示しながら、ごく少数の大金持ちの存在と数多くの貧困層の存在を対比した。聴衆から驚きの声が漏れる。一夜の宿泊料金が230万円もする超高級ホテルが存在する一方で、年収200万円以下の労働者が全雇用者の4分の1を超えたことを述べたときは会場全体がどよめいた。
 さらに、自民党の歴史を述べて、現在の自民党がいかに衰退しているかを、安倍首相が参院選大敗北にもかかわらず居座ったことに党内から批判の声が上がらなかった異常事態を例にとって説明し、自民党は終焉期を迎えたと断ずると大拍手が巻き起こった。
 亀井幹事長は、最後に、政治は国民の幸せの追求にあること、政治家は国民に対する思いやりと温かい心をもたなければならないと説くと、聴取のなかから「そうだ!」「そのとおりだ!」という歓声が起きた。
 亀井幹事長の誠実さにあふれた説得力ある演説は聴衆を魅了した。亀井演説が終わったあとも会場は興奮と熱気に包まれていた。終了後、多くの人々が亀井幹事長の席に殺到した。亀井幹事長の誠実な人柄がにじみ出た名演説だった。
 亀井幹事長の名演説は、演説こそが政治家の活動の基本であることを、私に改めて思い起こさせてくれた。亀井久興幹事長が帰ったあと、「あんな立派な政治家がいたのだ。まだ希望がある」という年配者の感想を耳にした。とにかくすごい名演説だった。


<関連コラム>
http://www.pluto.dti.ne.jp/~mor97512/C03877.HTML

2007.12.1(その2)
森田実の言わねばならぬ[761]

平和・自立・調和の日本をつくるために【548】
最近感心したこと(4)――保坂展人社民党衆議院議員のセミナーに参加して。少数派にめげることなく戦いつづける保坂議員の勇気に感動した

「誠実であるということは孤独であるということである」(フリッシュ、スイスの作家、1911-1991)

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 11月22日夜、東京・世田谷区の梅ヶ丘パークホールで行われた保坂展人衆議院議員が主催する演説会に弁士の一人として参加した。保坂展人議員が冒頭の挨拶でこう言った。
 「自民党・公明党と民主党の大連立政権ができたら、野党の議員数は、われわれ社会民主党・市民連合の7、国民新党6、それから日本共産党9の合計22になる。定数480のうち与党は458、野党はわずか22になってしまう。野党がなくなる、戦前の大政翼賛体制のような独裁体制ができ上がってしまう。こんなことを、絶対に許すことはできない」
 このとき、会場を埋め尽くしていた参加者のほとんどすべての人が、うなずいていた。
 野党議席数22――これは定数のわずか4.6%にすぎない。大連立が誕生すると、大連立与党の議席率は、なんと95.4%。これは、第2次大戦中、1942(昭和17)年の東条英機内閣のもとで行われた“翼賛選挙”で得た大政翼賛会の議席率よりも約10%も高い。読売新聞グループ会長の渡邉恒雄氏が提唱し、福田康夫首相が提案し小沢一郎民主党代表がいったんは受け入れた「大連立」が実行されていたら、日本の国会は“野党なき国会”になるところだった。小沢代表の「殿ご乱心」を阻止したのは民主党役員会の良識だった。
 ただ、残念なことは、小沢代表がいったん表明した辞意を撤回しながら、いまだに「大連立は正しい」と言いつづけていることだ。民主党内には小沢代表が「右と言えば右、左と言えば左を向く」ような小沢信奉者が数多くいるという。小沢氏がこれら小沢信奉者を率いて民主党を分裂させて自民党政権に参加するおそれはまだある、と多くの民主党員が警戒心をもっている。
 「大連立」には「寄らば大樹の陰」という「従属と依存の思想」が根底にある。「大連立」に加わることは「批判」という民主政治において最も大切な行為をやめてしまうことである。小沢一郎氏がまだ「大連立」に未練をもっているとすれば、そして民主党が、それでも小沢代表についていくとすれば、由々しきことである。
 大連立を志向する小沢一郎とその同調者の対極にあるのが、保坂展人議員である。少数派の苦難に耐えながら国政批判をつづける保坂展人議員のご健闘を祈る。


<関連投稿>
「二大政党」どころか「巨大な一 大政党」への危惧 = 保坂展人のどこどこ日記
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投稿者 ダイナモ 日時 2007 年 11 月 24 日

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