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http://www.chunichi.co.jp/article/politics/news/CK2007120502069768.html
2007年12月5日 朝刊
与党内で４日、海上自衛隊によるインド洋での給油活動を再開するための新テロ対策特別措置法案を今国会中に成立させるため、１５日までの臨時国会の会期を１週間から１０日間程度、再延長する案が浮上した。自民、公明両党執行部は、与党内の意見や民主党の動向を見極めた上で、週内にも延長の是非や延長幅を最終決断する。
同法案は４日、参院外交防衛委員会で実質審議が始まった。福田康夫首相は１５日までの会期内に参院で採決するよう求めており、与党側は定例日の火、木曜日以外にも予備日を使って審議を促進するよう主張。
民主党の小沢一郎代表は４日の記者会見で「自分たちのことは棚に上げて『予備日を使え』とは、よく言えた話だ」と予備日の審議を拒否した。
しかし、与党側は「１０分審議時間を取れば、民主党も採決に応じざるを得ない」（幹部）と判断。定例日だけでも衆院と同程度（約４１時間）の審議時間を確保できる１週間から１０日程度、国会を延長する方向に傾いた。
１１月１３日に衆院を通過した同法案は、参院で採決されなくても、憲法の規定で１月１２日以降、衆院で３分の２以上の賛成で再可決すれば成立するため、与党内では当初、民主党が採決を先延ばしにした場合に備え来年１月中旬まで１カ月程度会期を延長すべきだとの意見が強かった。
しかし、１月まで延長した場合、年末の２００８年度予算編成に大きな影響が出ることに加え、参院の議決を経ずに衆院が再可決すれば「民主党が、福田首相問責決議案を提出する理屈が立ってしまう」（与党幹部）として、年内に閉会すべきだとの意見が強まった。
＜関連投稿＞
自民 定例日こだわらず審議【新テロ対策特別措置法案】を（ＮＨＫ）
http://www.asyura2.com/07/senkyo44/msg/859.html
投稿者 クマのプーさん 日時 2007 年 12 月 03 日
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