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(回答先: ガザでホロコーストを見ることになる【天木直人のブログ 6/18】 投稿者 天木ファン 日時 2007 年 6 月 18 日 10:08:39)
オスロ合意で、既に内外に腐敗を証明していた晩年のヤセルも５００万パレスチナ難民の帰還権放棄はできなかった。それは政治的のみならず直接の生命の死に直結することを自覚していたからだ。ここでは傀儡の定義が問題になる。難民帰還を実現できる政府なら傀儡とは言えないし、それを米、イスラエルの要求通り放棄するなら、傀儡認定どころか、即、正統性を否定される。それは、難民キャンプを出自とするパレスチナ解放機構の宿命ともいえる明白で揺るぎない定義なのだ。今日に至るまでパレスチナ傀儡国家の樹立を成し得なかった理由も、究極にこの問題があるし、問題解決の道を閉ざしてきた理由もこれに行き着く。したがって、米、西側先進国の思惑通りに容易は進まない。
- 北朝鮮とイラン 松浦 2007/6/19 19:51:44
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