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タケシ：「９．１１の謎」
検証②ジェット燃料による火災はそんなに大きかったのか？
「これからお聞きいただく音声は・・・・」
南タワー崩壊の１３分前の７８階の無線連絡。ホース二本で消化できそう、というほど「小規模」だったという。つまり、南タワーは１時間弱で崩壊したわけだから、崩壊まで１時間半以上もかかった北タワーではどうなのよ、って、まず情報がはいらなければ、こりゃ片手落ちだべ。北タワーは救助隊はゆがなかったん？「火勢が強くって」って言ってるのはなんだべ。
北での崩壊のしかたと南でのそれとは、衝突箇所（北はビル北面の真ん中、南はビル南面の端っこ側）と衝突した階が違うこつば前提にすねばおあがすなこつさんだす。これがビルの、航空機の衝突から崩壊にいたる時間の差を生じた。
んで、番組では、南の７８階から無線連絡すてきたわけだすが、南の衝突箇所は飛行機が斜めに突っ込んだ関係で７８階から８４階までだ（つまり破壊され激しく炎上すたのは７８階より上の７９階から８３階まで。機体の位置はその中間あたりさなるかもすんねすが）。んで、msqさんさよると、火勢の一番強かったのは８０階であって、この隊長が超高層ビルでの救助活動は、火勢の一番強い部屋から二つ下の階に陣取って作業をおこなうっつう原則さしたがった行為とすてる。んだから火勢は、崩壊の１３分前だっついわれても、鉄骨はコアも外周の柱も梁も床の鉄筋もぜえんぶ膨張しきっているけど、建物の東側に深刻なダメージば与えたと推測でけんべす。
すがす、実際には「ホース二本」での消化活動はでけねがった。
米国の世界貿易センタービルの被害拡大過程、被災者対応等に関する緊急調査研究
http://infoshako.sk.tsukuba.ac.jp/~tj330/Labo/murao/wtc/blocker/wtcpdf2/2-6.pdf
「崩壊した時間と階段をかけあがる時間を考慮するとＷＴＣ1又は2では、消火活動は行われなかったものと思われるとしている」
これによると、ＦＤＮＹでは隊長３名が殉職すてるが、番組でいう「署長」は？。
床とコアおよび外周をつなぐアングルはリベットみてなもんらすいから重力ば支える能力がどんどん落ちてきてるとこだべ。火勢はすがす、炎の温度が最高1000度くれえが想定でけてたんなら、ジェット燃料が吹き抜けとエレベータシャフトば通じて下層階まで達し燃焼すて、コア鋼材さ一番影響与えてたのは想像でけんべす。隊長はどこから連絡すてきたか？1000度に達する火勢の強いコア付近からではねえんではんえかな？これはおらは判定でけねえ。
南ビルの当該箇所は、鋼材の耐火（耐熱）被覆の措置ば施してねがったもんで、北に比べて崩壊ば早めたらすい。北は衝突炎上すた階は鋼材の耐熱被覆措置は済ませてあったつう。この被覆の有無も崩落時間の長ささ比例する要素らすい。
ほれにすても、ＷＴＣ2（南）の火勢がいかにも弱かったっつう印象ば与えようと必死だすな。「南タワーでもっとも炎の勢いが強かった７８階」なあんて、隊長がそう言ってるわけではねえ。燃え盛る８０階の事実や救助原則ば隠蔽すて、製作者は視聴者がいわれるままに信じる（自分でかんがえねえから）こつば期待すて情報を偽造するわけだす。飛行機が、斜めの態勢で、７９階から83階までの床面ば破壊しながら、波を蹴立てて進むくじらのごとく進んだ。機体の中心部とすての、機首、胴体、胴体付近についているエンジンは、７８階以上にあり、当然火勢が強いのば７８階より上だ、っつ物理的にわがる。
＜画像のトリック＞
んで、「南タワー７８階についたオリエル・パーマー署長」（第15はしご車隊）
というテロップばみれば、またもやトリックば使ってる。まんず、パーマー氏はどこの署長だったの？はしご車隊の「隊長」でもあり、署長でもあったのだろうか。ＦＤＮＹ幹部殉職状況の表には「署長」なんて出てこねえ。なに、もう役職なんてどうでもええって？んじゃ崩壊の１３分前にＷＴＣ2の７８階さたどりついたとされるなら、１３分後の崩壊時には地上に避難でけたっつう可能性はねえはずだすから、おらは殉職すてると思うが、「署長」は実在すたか？幽霊か？あるいはこれもでっちあげか？
こういう事情があるゆえに、視聴者にあまり深く調べよう、言ってることに疑念ばもたれねえようさ、主張にリアルさば添えるために、またもやＷＴＣの設計とは無関係のビル火災の映像ば見せる。なあんか、ナチスばりの手法やで。ここまできて気づかねんなら、こりゃ視聴者はたんに映像が現実のようさ受け止めてすまう、ゾンビさなり下がってしまってるっつう悲劇的情況にもあるんだすな。やすやすと番組の提供する映像の出し方っつうトリックさひっかかる。
ＷＴＣ1（北ビル）さついては言わずじまい。洞察力の鋭さでも示してくれるなら説得力が出るかもすんねが、なぜか北の火災については無関心。
ＷＴＣ1でのタワリングインフェルノはいかなるものだったかは、小生の貧困な推察ではリアル性はないが、先に「官からアメリカ人」さんから質問があったんで紹介すます。
http://www.asyura2.com/07/war97/msg/336.html
北ビルの場合、飛行機は網戸ば突き抜けてコア柱さぶつかった、するとその場でコア柱が囲んでいる吹き抜けとエレベーターシャフトが巨大な空洞（４００メートル以上の竪穴）であるから、これば通じて燃料は滝壺さ落ちるように漏れていったと推定でける。ここらへんが、「検証②ジェット燃料による火災はそんなに大きかったのか？」の中心的課題だすが、こだらこつさはまったく無関心。
北に突入すた飛行機はどうなったん？エンジンはなすて南さぶつかった飛行機みてぐ飛び出さながったのかえ？機体はどだらになったんだべ？コア柱さ激突すて、それは800から900キロで柱さぶつかったわげだからすて、墜落すて粉々んなったんと同じ状態だべさ。ペンタゴンさぶつかって粉々になり、原型ば残さねえ飛行機と同じだすが、こんこつさ結び付けられるとまずいんかね？
んだから、飛行機がぶつかって燃料ばらまいたのとは全く違う条件のもとでの別のビルの「火災」ば見せる必要があんだべ。
「検証②ジェット燃料による火災はそんなに大きかったのか？」なあんって大仰なことほざいてからに、さっと別の無関係の火災とは、とんでも比較だすな。
飛行機の火災は、おらが沖縄で勤務すてたころ、石垣島さ出張すてて、空港で南西航空のオーバーランさ出っくわすたこつがあんだすが、ほりゃ大変な黒煙だったすよ。石垣島の人たちがみーーんな家の屋根さあがってなにかすてる。「ちゃーびら、ぬうしがたや」と声ぬうかきりばー、「飛行機が燃えてるサー」との返事。あっさみよー、その日は空港へは結局いけずにさあ、暑い中、ちくしょう、一晩ホテルで待機したさあ。大変だったさあ。マスコミはどこでかぎつけたか、おらを目撃者とすていろいろ聞いてきた。その後飛行機は完全に炎上すて機体の外観だけが残った。乗客は無事。
最近の国内での飛行機事故は、またもや沖縄では那覇空港での中華航空機炎上事故。これも死者なし。これも機体は残った。
この事故からもわがるとおり、墜落すねでオーバーランで止まって炎上すた石垣島の飛行機と、着陸すてエンジンから火が出てて機体を止めてから炎上すた飛行機が目撃されてますが、これは激突すてねえのに、なんともいえねえほど、地獄のような燃え方をすた。ほいでも着陸機だから燃料はすぐねかったわけだすな。炎上すた場所は屋外のオープンスペース。それに比して、屋内で、燃料満載の飛行機が衝突と炎上ば起こした場合を比べてみるこつ、こいがまんずはじめになされるべき「検証」だべな。ま、おらは事故ば見てる（一つは自分の目で、そすて一つはテレビ中継で）からそういえるんであって、そうでない人々ば騙すのは簡単だっつう事例が、この番組だ。
燃料のケロシンでも条件によっては爆発する。「灯油と変わんねよ」なあんてさらりとやられては、ちょっと待った、と言いたくなるんだすう。
http://www.asyura2.com/07/war97/msg/201.html
411メートルの高さの超高層ＷＴＣの飛行機体当たりによる燃料の炎上と鉄骨構造の崩壊っつう事実と、これとは比較になんねえ無関係な、単なる高層ビル火災（二つは9.11以後発生）。ＷＴＣビル火災と他のビルの火災とば比較するなら、同一条件（あるいは類似条件）のもとでの火災の比較でねければ比較自体がなあんの意味もねえ。
この点で、はじめっから検証②は頓挫すてる。
すがす、そこは「もすも、ｉｆ」論者のまったく意に介さないとこだ。んだらば、もすも例の箇所で飛行機が体当たりすねがったら、火災自体が発生すねがったんではねんの？簡単な子供だましだっつわがる。火災のねえＷＴＣと火災のあるほかのビルと比べてどないすんねん。「馬鹿」っつわれるだけでも幸せだ。ふんでねげれんば黄色い車ば呼んだほうがええ。
ＷＴＣには、飛行機が衝突して燃料ばらまいた、っつう条件を、もしもほかのビルにも燃料満載の飛行機が突入すたら、火力はどだいになっか、つうｉｆの設定ばしなおしてから出直すこったべ。ほかのビルは瞬時にすて吹っ飛ぶんではねのけ？まわりにビルがあるなら、そもそも飛行機が障害物となるビル群ばよけながら時速800から９００キロでこの100メートルそこそこのビルまで到達でけるかどうか。
ｍｓｑさんのLoose Change 鑑賞案内 (3)
http://www11.ocn.ne.jp/~nbbk/911/lc3.html
ロスの６２階建てビル（番組では「銀行火災」、１９８８年）は、「消防隊が、燃焼時間が3時間だ後だった」（から残った）。
ベネズエラのビルは、2004年１０月１４日深夜に出火、昼ごろまで何とか消化活動をやった（ので構造上大きな損傷を受けて残った）
マドリッドのウィンザービル2005年。ビルの構造がＷＴＣツインタワーとは違う（比較条件が満たされない）。
番組での、比較のしかたでの特徴は、msq氏によれば、「火災の継続時間と延焼した範囲は示しているのですが、火災の位置や消火活動については触れていない点です。また建築構造についても。同じような傾向は、例えば、(serendipity)"Other Fires in Steel-Structure Buildings" など見ても判ります。こちらは資料を示しているので、それを確認すれば、ページの記述が資料を十分参照していないことは明白なのですが、読者はそこまで確認しないだろうと思っているのかも知れません。」
- もし、竹中半兵衛さんの意見が正しいとしても、南タワーは７８階付近で折れるはず。 考察者Ｋ 2007/10/23 21:16:56
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- 考察者Ｋさん、ご意見ありがとうございます。おらは番組見て発奮すて、今勉強中だす。 竹中半兵衛 2007/10/24 04:54:49
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- 南タワーでは、コア部に燃料が流れ込まないで、８０階付近で燃えてしまうと思います。 考察者Ｋ 2007/10/24 06:59:26
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- 南タワーでは、コア部に燃料が流れ込まないで、８０階付近で燃えてしまうと思います。 考察者Ｋ 2007/10/24 06:59:26
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- 考察者Ｋさん、ご意見ありがとうございます。おらは番組見て発奮すて、今勉強中だす。 竹中半兵衛 2007/10/24 04:54:49
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