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ジョーンズ先生のテルミット説を照明する映像は、ジェット機が突入した箇所。
http://www.asyura2.com/07/war97/msg/438.html
投稿者 竹中半兵衛 日時 2007 年 10 月 27 日 04:04:36: 0iYhrg5rK5QpI
 

番組は、スティーブン・ジョーンズ先生のテルミット説を次のように紹介しています。
WTC2の、ジェット機の衝突階付近の81階(特定しています)における、飛行機の初期の爆発炎上を原因とした、ビルの外に発光しながら流れ落ちる物質を、鉄骨が溶解している証拠であるかのように描いて映像を流しました。
私は番組を何べんか見直してきましたが、これにはさすがに驚きました。

番組では、検証Aにおいて、WTC2の一番炎上してる部分は78階だって言ってました。崩壊の13分前で、パーマー幽霊「署長」が「離れたところに火災がある、ホース二本で消火できる」と叫んでいる無線の声まで示して、しかも赤々と燃え盛る炎の部分は文字でオブラートをつけてました。火災の度合いをより小さく見せていたのです。

それでも、78階だかどこだかが激しく炎上すてたべす。78階は大した炎でもないとのことですから、あの画面いっぱいにかけられた網のような大文字の陰に見えた、ビルが燃え盛っていた階は、それではどこなのか、と興味がわいてきました。

このオブラートされた階の炎はビルの外へ窓を通じて燃え上がっていて、次の上の階までたしかに炎の先が到達しています。そして、よく見ると、その上の階でも炎が赤々ともえあがっているのです。

ここで思い出してください。
81階とは、飛行機の突入した場所が78階から84階部分にわたりますから、燃料が飛散して一番激しく燃えあがっている部分にあたるはずです。msqさんの特定では80階が一番激しく燃えていた場所とされています。「階」の特定は論法を進めてゆく上では、このような、マス媒体が社会的影響力を所持しているのですから、いい加減な断定は、本来あってはならないことなんです。

WTC2に突入したジェット機は、78階から84階までの、コア柱47本のうち東側の7本を破壊すしてビルの東側のフロアーに止まったとシミュレーションされています。
燃料タンクである主翼は左右共に粉々に粉砕されているようです。

燃料タンクである翼からは衝撃によって破壊され、燃料が一気に衝突箇所のフロアーに飛散し、これに衝突時の火災がそのまま着火したからこそ、番組冒頭の映像で見られるように、巨大な火球(衝突時の爆発によって発生)が、フロアーの外で発生したのでしょう。

一気に飛散した50トンものジェット燃料に火がついたがゆえに、機体が飛散した衝突階を中心に爆発的な火災が発生したからこそ、衝突時にあれだけの火球が見えたわけなのです。このときに、衝突階の状態はいかなるものだったでしょう。衝突するまでは、外気を遮断した密閉した、気密性の高いフロアーであったことでしょう。そこへ突然ジェット機が衝突し突入してきたのです。最初の衝撃は気密性の中の突入時の小爆発と火災を起こし、これに続く機体の、コア東側への衝突と燃料の飛散によって、そしてコアやフロア内面の壁面や床などへのジェット機の激突による摩擦などで火花が生じて、飛散した燃料に瞬時に引火して、爆発し、あの火球が発生したものだと思います。

ジェット機の、ある物体への衝突と爆発や、高高度からの墜落など、これまでにも日本でも発生していますが、今は資料不足により、いかなる結論が出ているかは、私の貧困な頭脳では思考力に欠け調査に限界があります。

そこで、昭和57年(1982年)8月に当時の南西航空のオーバーランによる炎上・爆発事故が一番わかりやすいかと思い、検索してみました。

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http://sankei.jp.msn.com/affairs/disaster/070820/dst0708201753028-n1.htm

 57年8月 那覇発石垣行き南西航空B737が着陸の際にオーバーランし機体が大破、炎上。重軽傷者48人。

http://www.eonet.ne.jp/~accident/820826.html

>同機は、乗客及び乗務員全員が機外に脱出した後の14時01分ごろ爆発を起こし
て炎上し、両主翼、尾翼及び胴体下部の一部を残して焼失した。
> 右エンジンの脱落等により燃料が洩れ、折損して胴体下にあった右主脚のブレーキ
部分が発火源となり、燃料が発火したものと推定される。

 重傷の乗務員及び車椅子の乗客を除いて全員歩行可能で、大多数は3分以内に脱出
したものと認められる。

 火災の延焼は比較的緩徐で、爆発は事故発生後約12分であった。消防車の消火活
動により事故発生後1時間36分に鎮火した。
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減速し着陸した飛行機でももオーバーラン程度で炎上爆発するのです。そのため飛行機の機体も「両主翼、尾翼及び胴体下部の一部を残して焼失した」のです。

そして、問題なのは、爆発と同時に機体の金属も焼失したという事実です。
つまり爆発に伴うエネルギーは金属を溶解・消失させるほどの莫大なものだと思います。
ジュラルミンの融点は、1660度。巡航速度での衝突や高高度からの墜落では、高温での爆発が起こるのだろうから、ジュラルミン(つまり鋼材)が溶けてしまうのではないでしょうか。

http://www.tdk.co.jp/techmag/museum/museum52.htm

ペンタゴンで消滅したといわれるハイジャックされたジェット機もなぜ機体がなくなったのか、思いを馳せることができます。
ペンタゴンへの攻撃では、巡航速度で地面すれすれにペンタゴンの壁面に激突したために、隕石の地球への衝突に似たような現象が起こったのではないかと推察します。残骸が少ないために本当に衝突したのかと疑問も持たれていますが、探さなくてもすでにペンタゴンに衝突した事実は歴史に刻まれています。地球の恐竜時代に巨大隕石が地球に衝突した際に生じた莫大なエネルギーによって、衝突地点では隕石は一瞬に破壊され、地面も水蒸気になって消滅した部分(巨大なクレータができたりします)と太陽光線を長期間におよんで遮るチリとなって空中を漂っていたことは、恐竜の絶滅の原因とされています。

あまり参考にはなりませんが、
ジェット機事故の映像集
http://video.ask.jp/videoSearch.do?search_type=tag&search=%E3%82%B8%E3%82%A7%E3%83%83%E3%83%88%E6%A9%9F

それでは9.11のように、燃料を満載したジェット旅客機が超高層ビルの高層階に激突した場合は機体はどのように飛散し、燃料はどのように流れ、また衝突された超高層ビルはどのような構造的な影響をくらうのでしょうか。
このことは、鉄が燃えるか燃えないかを論議するものではありません。
WTC1,2が瞬時に崩落するにいたる、メカニズムについて、老骨に鞭うちながら、なんとか自分なりに結論を出しておかなければならないと自分でも問題意識を持っておりました。たまたま「9.11の疑惑」という番組を見たときに、自分なりの見解を作り上げておかねばならない、還暦前にして社会的重大事件の発生とその解釈について、そのような基本的態度をなんとか築いてみたい、と痛感しました。

それでも私は専門家ではありませんので、ネット上でランダムに拾い読みした資料で、どの学説が正しいのか判断もつかないし、物理学的・化学的分析があるのかどうか調べてみましたが、構造破壊にいたるメカニズムについても断片的であり、また燃料による火災の影響と衝突初期のコア柱の構造破壊と直接結びついているものはありません。学説をみてみても、連続的な関係が把握できないのではないかと思います。FEMAやNISTなどの文書もとても読みきれないので部分読み、そして、ダイジェスト版などに意外なことにも図面が出ていたりして助かったこともありました。
9.11の歴史的な解釈については、歴史家の判断はすでに出ておりますので、それについては逆らうことも難しいでしょうが、事件そのものの発生から崩落までのプロセスを経時的に追い、事件を再構成する作業、結構「自分の頭で考える」ことを要求するので苦痛を伴います。その結果、途中で投げ出さないで、なんとか私なりに結論を得ることができそうな段階に至りました。それは火現実的な妄想と嗤われても、自分で考えたものだから、新しい説が出ればすぐに検討させていただきたいと思います。番組全体を検討してゆくにあたって、事件の実行主体に関する検証は、事件の再構成上では検証に不要だと思ったので、捨象してあります。


ジョーンズ先生のテルミット説を照明する映像は、ジェット機が突入した箇所。

(参考)
ジェットエンジンのしくみ
http://turbo.mech.iwate-u.ac.jp/Fel/turbomachines/propul/aeroengine.htm

まず、WTC1,2がともに64メートル四方の地上400メートル超もの高さの、中が空洞の立方体である、ということを、現実的に人間は頭の中に描くことができるだろうか。その中で仕事をしていれば仕事空間であることで、日常感覚の中では自分は、たとえこのビルの60階に居たとしても、そのような高度のあるビルにいるとの感覚は薄れてゆきます。

9.11はまさにこのような日常を破壊する事件として現出したわけです。現場には居ないわけですから、当然テレビの画面で状況を知るしかありません。画面の中ではあの巨大な超高層ビルが、小さなものとしてしか見えない、リアルさに欠けるのはしかたありません。

映っているものは、実像ではありません。電波を通じて圧縮された、テレビに映し出された飛行機の衝突する映像も、たかだか縦径30インチ程度の画面の中で描かれた事実になってしまいます。ここで実像に戻すには、テレビの画像から再度縮尺を掛けなおして、もう一度実物を頭の中で描きなおさねば、なにか見落としてしまいそうです。

WTC1と2は、テレビの中での全体像は、400メートルの高さに対してどういう縮尺となるのでしょうか。

1インチ=0.0254メートル (2.54 センチメートル)だから、1メートルは 約40インチである。30インチは2.5センチ×30で75センチ。

従って、我々がテレビで現に見ていると思っている400メートルの高さのビルは、40000センチ、これに対してテレビに映し出されるビル全体の映像は、 縦径30インチのテレビならば 40000センチ÷75センチで
、テレビ画面にビル全体の高さがはいる映像であれば、テレビに映ったビルの高さは実物の大きさに対して533分の1のサイズ(縮尺係数は、1÷533ででしかない(縮尺係数は0.0019)。

そこでビルの窓から救助を求めている女性が160センチの身長だと仮定すると、画面での大きさは160×0.0019=0.3センチ(3ミリ)にし映らない。

女性がクローズアップされた画面では、女性の姿が5センチに見えたときは、160÷5=約32で、実物の約32分の1、縮尺係数0.031となる。

だから、眼前に広がるテレビの中に映し出されたクローズアップされたWTC2の炎は、せいぜい5センチ程度に見えたとしても、それは、1フロアの天井4メートルの高さを越えて、その上の階の窓の高さに達しているとしたら、上の階に達している炎の先端をその階の中間まで達しているとすると、炎の長さ(高さ)は実際には6メートルにも達していることになる。 それが、この6メートルの炎をあげてフロア全体で燃えさかっている現実であり、おそらくここが機首と主翼の胴体付近のある位置だと推定できます。

鉄が燃えて溶けだしているようだといわれる81階だと特定されていたのが、78階が一番火勢が強いはず、と番組が言っていたのに、81階から爆発によって生じたような「炎」と表現した燃え盛る流出物が確認できるので、たぶん番組ナレーターが言っていた「78階」はmsq氏の特定していた「80階が一番火勢が強い」というフロアのことに該当するのであろう。そうすると、飛行機の機体や主翼の胴体付近で燃料が一番多く詰められていた部分が衝突で破砕された場所は80階ないし81階と推定できる。

番組では爆薬(テルミット)説を基礎付けるために、フロアから流れ出している状態を見せて、溶けた鉄の燃える炎らしいといいたいように見える。この発光する液体状の物質が流れ出る場所を、番組では81階と言っているのです。それならば、この流出する発光物体が確認された時間は一体何時頃なのか、まったく説明がない。飛行機の衝突後なのか、衝突前なのか、崩壊の途中で始まったのか、崩壊直前なのか、前後関係がつかめません。

それでは、番組が「大した炎ではない」と言っていながら「鉄が溶けているようだ(つまり爆発をにおわせる)」と、一番火災の強かった78階ではない部分で発生していることを強調したのは、「火災」の発生している階(「大した火災ではない」と表現)と液状の発光物体が流出している階(「テルミット使用」の証拠にする)を、前者を「火災」、後者を「テルミット説」とに区別して説明しようという狙いがあることがわかります。
しかし、この手法がマヤカシであることがわかります。

それは。これまで述べてきた78階はもともと火勢が弱かった、特に衝突箇所のフロアのコアの反対側(コアの西川)にゆけば、まだ火の手さえまともに見えなかったのではないでしょうか。しかし実のところパーマー幽霊署長は、コア柱の陰に隠れている吹き抜け部分では、なにが起こっていたのか見落としていた可能性があります。崩落の13分前というのは、これから後に述べる現象がコア内部で発生していたと思えるからです。いずれにしろ、ジェット飛行機が激突して初期の爆発と炎上による火災を引き起こして、相当の勢いで燃え盛っている階は、番組がいう81階、そしてmsqさんが特定した80階なのです。

つまり、番組は手法としてトリックを使ったわけです。しかもテルミット説では、いつ爆破ご行われたかはまったく説明がありません
パーマー「署長」の映像を出して文字でオブラートしてしまった箇所、それはフロアごと6メートルの炎を外部に巻き上げていますが、実はそこが飛行機の機体が衝突し爆発して機体が炎上して、石垣島の飛行機のように機体が焼失した場所なのです。ですからテルミットで溶け出したのではない、爆発で溶け出した巨大なB6の機体の一部が溶出したものだと思います。あのような物質が溶出して流れ出している部分は、機体があった場所なのです。そして決定的なことは、内部のコアをテルミットで溶出させた(つまり鉄は1500度以上にならなければ溶けない)と言っておきながら、じゃあ、コアの柱がワンフロアーで溶け出したのなら、そのフロアーは、とうの以前に座屈しているはずです。でも外観からは座屈は確認できません。

番組ではジョーンズ博士を登場させて、語らせて、そのご「南タワーの81階」と言ってボロを出してしまいました。これは、パーマー氏が無線連絡をしてきたときには炎が燃え盛っている様子が映っていたところです。もしここが81階とするならば、飛行機が突入した痕跡があるはずだと思って、画面を静止してみてみると、なんと、飛行機の突入したあとにできた、例の火球を発生した場所なのです。壁面は火球によって黒こげになっていて、爆発の火勢が強かったあとがみえます。

日光は左から照っていて、撮影のアングルは、手前側にWTC1がある、例の番組のはじめのほうの角度から撮影したものと同じ方角なのです。火球がすでに見えなくなっていて、東側の外周柱(つまり外壁の内側にあって映像からは見えない)が南側(画面の奥、つまり反対側)から突入した飛行機の右主翼によって外周柱がえぐられた痕跡も見えます。そのため、WTC2の東側がなんとなくですが傾いているようにも見えるのは、これは外周柱がえぐられたことによる座屈が発生いsているから、そう見えるのです。ですから、この場面で見える液状発光物質は、飛行機がすでにこのフロアで爆発して、ジュラルミンが溶出しているものだと思いますが、公式見解は出ておりません。どんなにいわれても、これがテルミット使用によるものだとはいえません。なぜならテルミットで破壊されたコア柱の溶解したものなら、すでにあれだけの大量の溶解した鉄が流れ出しているのだから、このフロアは天井と梁が、上の怪の重量を支えるどころか、即座に床面にベシャリとくっついてしまたはずです。何階建てでしたか、神戸の病院も阪神大震災で、それほど高くない鉄筋コンクリートつくりの途中の階が座靴しています。

それでも疑わしいと思うのなら、なぜ飛行機がすでに衝突してコア柱7本に、コアを構成する脊髄部分としての一本一本の鉄骨が伸び上がり現象を起こし、ボルトからはずれてしまったというシミュレーションのとおり、そして東側の外周柱も破壊して十分な座屈の原因を作ったところに、わざわざテルミットを用いる必要があるのでしょうか。

この部分では、すでに初期爆発で機体

それを、ジョーンズ博士は、あるいは番組は、

理解の違いと、衝突によって発生した炎の区別立てをおこなっているのだ。
このように小生は解釈するのですが、そうだとすれば、それはしかし矛盾がある。



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