★阿修羅♪ > 雑談専用33 > 209.html
 ★阿修羅♪
労働者側の意識改革ができないと「労働者の地位向上」は危うい。
http://www.asyura2.com/08/idletalk33/msg/209.html
投稿者 考察者K 日時 2008 年 9 月 15 日 19:33:58: JjkI8nWTpj0po
 

多分であるが、多くの労働者が未だに「終身雇用」の幻想を抱いている。
企業側の方がとっくの昔に「その責任を放棄している」のにである。

企業側も好きで放棄したわけではなく、アメリカを見習って、グローバル市場に対応した結果として「そうせざるを得なかった」のだろうが、労働者の意識はその波を認識しなかったのだろうと思う。

Kはアメリカ型の契約主義を良い事とは思わない。
本来ならば終身雇用で良いのだろうとも思うが、企業が一方的に「従業員を使い捨ての駒」と割り切ってしまったのだから、労働者も「それに対応しなければ、労働者の地位向上など夢のまた夢で、地位低下になる」と考えている。

労働者も「企業が従業員を使い捨ての駒」と扱っている事実を認識して、それならば「常に転職を視野に入れるべき」なのだろうと思う。

要は、「少しでも自分の能力が生かせる企業を探し」、「少しでも良い給与の会社を探し」、「少しでも労働条件の良い企業を探す」という常に持ち、これから先の時代は「その企業で骨を埋めようと言う考えは捨て去る」という気構えになることである。

たまたま、最初に就職した企業が「本当に良い企業ならば、結果論として生涯勤め上げる」と言うことはあるだろうが、これから先の時代は、その方が稀なのである。

企業に依存するのではなく、常に「今より良い企業はないのか?」というアンテナを立てておくという「企業に依存しない。企業との契約関係」ということを考える必要があるだろう。

これから先の企業は人材の争奪競争になるとの予測がある。
良い人材を集められない企業は淘汰されていくのである。

従業員の人件費に依存した安売り競争しかできない企業は「潰れていく」
なぜなら、その企業には「アイデアもなく、創造力もないからである。」

企業には3つの使命があるといわれる。
1 利用者に良い品質の商品・サービスを提供すること
2 従業員の生活の基盤となる職場であること
3 社会・環境に配意し、公共性をもつこと
である。

目先の利潤追求を追う企業は「社会的に生存権を剥奪される」

一番悲惨な被害者は「ブラック企業に依存した上で、その企業が潰された時の従業員」だろう。
本人は何の罪もないのに「私がなぜこんな不幸に会うのだ」と思うのだろうが、ブラック企業を見限らずに「ブラック企業に依存した」というのが「間違いだった」のである。

ブラック企業からは離れようと考えるべきである。
 

  拍手はせず、拍手一覧を見る

 次へ  前へ

▲このページのTOPへ      HOME > 雑談専用33掲示板

フォローアップ:

このページに返信するときは、このボタンを押してください。投稿フォームが開きます。

 

  拍手はせず、拍手一覧を見る


★登録無しでコメント可能。今すぐ反映 通常 |動画・ツイッター等 |htmltag可(熟練者向)
タグCheck |タグに'だけを使っている場合のcheck |checkしない)(各説明

←ペンネーム新規登録ならチェック)
↓ペンネーム(2023/11/26から必須)

↓パスワード(ペンネームに必須)

(ペンネームとパスワードは初回使用で記録、次回以降にチェック。パスワードはメモすべし。)
↓画像認証
( 上画像文字を入力)
ルール確認&失敗対策
画像の URL (任意):
投稿コメント全ログ  コメント即時配信  スレ建て依頼  削除コメント確認方法
★阿修羅♪ http://www.asyura2.com/  since 1995
 題名には必ず「阿修羅さんへ」と記述してください。
掲示板,MLを含むこのサイトすべての
一切の引用、転載、リンクを許可いたします。確認メールは不要です。
引用元リンクを表示してください。