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『地球温暖化論』に騙されるな!/丸山茂徳
http://www.asyura2.com/08/nature3/msg/397.html
投稿者 短足鰐 日時 2008 年 10 月 02 日 21:23:39: 1dEIvwQCPSw5M
 

「『地球温暖化論』に騙されるな!」丸山茂徳/講談社‘08年より抜粋
〈プロローグ〉
 気候変動には、太陽の活動、宇宙線の照射量など、多くの要素が影響している。最近20年間ほど気温が上がっている要員の一つとして、太陽の活動が活発化していることが考えられる。
 「温暖化」について、学問上の論争としては「二酸化炭素が主因ではない」と、すでに決着がついている。著者の個人的見解では、第三の説である「宇宙線の照射量が支配する雲量」によって、ほぼ解決している。
 簡単にいえば、二酸化炭素を含む温暖化ガスの働きよりも、雲のほうが気温に圧倒的に大きな影響を与えるということがすでにわかっている。そして、雲の量を支配するのが宇宙線の量なのである。

第2章 二酸化炭素犯人の崩壊
〈温暖化の「結果」で二酸化炭素が増加〉
 一度入ってきた熱を外に出て行きにくくする働きが、大気中の水蒸気、二酸化炭素やメタンなどにある。これらを「温暖化ガス」と呼ぶ。注意したいのは、大気中の体積比で99%を占める窒素(78%)と酸素(21%)にはこの働きがないということ。
 この「温室効果」がなければ、地球上の気温はマイナス18C゜くらいにまで下がると予測されている。こうした温暖化ガスがあるおかげで、私たちは地球上で生活できている。
 二酸化炭素の占めている割合を質量比で見ると、全体のたった0.05%、体積比で換算しても、0.04%にしかならない。
 1958〜1988年まで、ハワイで観測した平均気温の変化と二酸化炭素濃度のデータ(グラフ)見ると、…1985年(1982年、メキシコのエルチョン火山が噴火の影響)を除いて全体的に見ると、ほぼ気温が先に上がって、そのピークの後に二酸化炭素が増えていることがわかる。つまり、二酸化炭素の増加が温暖化の結果であって、原因ではない(物理学者・槌田敦、気象学者・根本順吉も同見解)。
 気温が上がると、海水中に溶けている二酸化炭素も海水の温度が上がるので、空中に出てくる。地球上の7割を占める海には大量の二酸化炭素が溶け込んでいる。
 二酸化炭素は温暖化の「結果」であって、「原因」ではないということがはっきりといえる。
 増えたといっても大気中における割合がもともと0.04%でしかなく、増加率は年間1.4ppmだ。世界の多くの人々は、その働きを「過大評価」してしまっている。
 計算してみると、毎年二酸化炭素が1ppm増えた場合、地球の平均気温は0.004C゜づつ上がっていくという結果が出る。たった0.004C゜なのだ。

〈太陽の活動は黒点でわかる〉
 ハワイで観測された1990年過ぎまでの気温データを気象庁(当時)の根本順吉氏がまとめたものを見ると、1960年代半ばから地球の気温は少し上がってきてガクンと下がり、そしてまた上がってガクンと下がって、上がっている。一つのノコギリの歯はだいたい11年(太陽の黒点周期)に対応している。
 さらに、過去30年ぐらいの間にハワイの気温は平均3C゜上がっている。
 「太陽黒点数と気温が非常にきれいな相関関係にあるということは、気温が高くなっているのは、太陽の活動が活発になり、エネルギーがたくさん地球に送られているのが原因だということを意味している」(根本)。

地球の寒冷化が始まるという「不都合な真実」
丸山茂徳『「地球温暖化論」に騙されるな!』講談社
http://www003.upp.so-net.ne.jp/ikeda/dotpc0806.html

太陽が気候変化の原因であり、CO2は無関係である
http://www.asyura2.com/08/nature3/msg/322.html
投稿者 スパイラルドラゴン 日時 2008 年 7 月 14 日 05:47:35: 0zaYIWuUC0gac  

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コメント
1. 2019年4月10日 12:01:02 : 9bESHEjuhs : QVFFUC5pOVljWk0=[178] 報告

また、キチガイコメントが、発してる。

原発は素敵だとか、温暖化は科学者の妄想だとか。

1・5ノートをお前は見たのか。

国際会議に参加したのか。両方かなえてから言え。

 

2. 中川隆[-11005] koaQ7Jey 2019年10月08日 00:20:01 : b5JdkWvGxs : dGhQLjRSQk5RSlE=[1825] 報告
氷河期がもう永遠に来ない理由

CO2減少が氷河期や地球寒冷化の原因

石炭紀末の寒冷化

石炭紀(せきたんき、Carboniferous period)は、地質時代の区分のひとつ。古生代の後半で、デボン紀の後、ペルム紀の前の時代を指し、これはおおよそ現在より3億5920万年前から2億9900万年前までの時期にあたる。この期間はデボン紀末の大量絶滅からペルム紀直前の数百万年に及ぶ氷河期で区切られている。

名前の由来はこの時代の地層から多く石炭を産することによる。この地層から石炭を産するのは当時非常に大きな森林が形成されていたことの傍証となる。

陸上では、シダ植物が発達し、昆虫や両生類が栄えた。
巨大なシダ類が繁栄し、中でもリンボク(レピドデンドロン)は大きいもので直径2m、高さ38mのものが存在し、このような巨大なシダ類が湿地帯に大森林を形成していた。これらの巨木は標準的なものでも20m〜30mの高さがあった。

末期には数百万年に渡る氷河期が到来し多くの生物が死滅した。


石炭紀で多くの地域は年間を通して季節の変化はあまりなく、1年中湿潤な熱帯気候であったといわれる。

一方で南極では氷河が形成されるなど、寒冷化が進行しつつあった。

石炭紀には木材のリグニンを分解できる菌類が十分に進化しておらず、森林の繁栄により大量の炭素が石炭として固定化され、ペルム紀初期の大気中の酸素濃度は35%に達したといわれる(現代は21%)。このことが動植物の大型化を可能にしたと考えられている。

また、植物が繁栄したことで大量の二酸化炭素が吸収され、その多くが大気中に還元されずに石炭化していったため、大気中の二酸化炭素濃度が激減した。これが寒冷化と氷河の発達、ひいては氷河期の一因とされる。

巨大な陸塊であるゴンドワナ大陸の南部が南極にあったこともあり、ここには大規模な氷河(氷床)が形成されていき、終盤に氷河期が訪れた。
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%9F%B3%E7%82%AD%E7%B4%80


地質時代と地球環境[geologic period and globalenvironment]

  植物は成長・繁殖する際に自身の光合成産物を使うのであるから,光合成生産は子孫の存亡を左右する.すなわち光合成は植物の進化にも大きく関与する.また光合成が地球環境の変化をもたらすこともあった.

シアノバクテリアなどの原核光合成生物が誕生したのは今から約30億年前の海中で,約9億年前に真核光合成生物(植物)が誕生した.これらの生物の光合成によってつくられた酸素が大気中に蓄積していき,ついにはオゾン層が形成されるに至った.

オゾン層には紫外線を吸収する効果がある.約4億年前には,オゾン層の発達によって地上の紫外線量が生物の致死量以下になり,陸上植物が誕生した.

その後,中生代白亜紀の終わりまで地球は全体に温暖湿潤であったので,植物はよく茂り巨大化した.特に約3億年前には,巨大シダが密林をつくり,枯死体が分解されずに堆積して分厚い石炭層をつくったので,石炭紀と呼ばれる.

 植物の誕生以来中生代まで,C3光合成を行うC3植物のみであった.これに対してC4ジカルボン酸回路を有するC4植物は,中生代から新生代第三紀にかけて進化したものと考えられている.

この進化には,大気中の二酸化炭素濃度の変化が大きく関与しているとされている.

現在の地球の大気中の二酸化炭素濃度は約370 ppm, 酸素濃度は約21%である.

しかし地球誕生から光合成生物の誕生に至るまで約15億年間は,地球の大気中には酸素はほとんどなく,二酸化炭素濃度は約3%と,現在の100倍もあった.

原生代以降,大気中の酸素濃度は上昇を続け,二酸化炭素濃度は,火山活動期以外はほぼ一貫して現在の濃度の3〜4倍程度であった.

ところが中生代白亜紀から新生代第三紀にかけて,二酸化炭素濃度は低下し,新世代第三紀の氷河期には, 180 ppmと現在の約半分程度になることもあった.

低二酸化炭素濃度下では,C3植物は光呼吸によってATPやNADPHを消費し,しかも二酸化炭素を放出してしまうため,高い光合成生産を行うことができない.一方C4植物では,光呼吸がほとんど起こらないため,光合成は二酸化炭素濃度の影響を受けにくい.すなわちC4光合成系は,二酸化炭素濃度の低下に対応して進化してきたと考えられている.C4植物は葉内の細胞間隙の二酸化炭素濃度が低くても高い光合成生産をあげることができるので,一般に気孔開度を小さくして気孔コンダクタンス(気孔抵抗の逆数)を低く抑えている.このため蒸散による水の消費量が少なく,乾燥にも強い. CAMは,乾燥地帯のC3植物から,乾燥化に対応して進化してきたとする仮説がある.

 地球の平均温度と大気中二酸化炭素濃度の変化には,地質年代的にみてたくさんの変動があるが,これらは同調的に起こってきた.すなわち,

温度の高い時期には二酸化炭素濃度も高く,逆に温度の低い時期には二酸化炭素濃度も低かった.

最終氷期以降,2万年前から,地球は一貫して温暖化し,二酸化炭素濃度は増加してきた.増加がおさまったのが1万年くらい前で,過去の周期からすれば,現在は気温も二酸化炭素濃度も増加期ではなく,むしろ低下期にあるはずであった.

ところが産業革命以降,人類による化石燃料消費量の激増に伴い,わずか160年ほどで二酸化炭素濃度は280 ppm から370 ppm に増加し,地球の平均温度も1℃近く上昇した.

「気候変動に関する政府間パネル(IPCC)」の2000年度報告書では,21世紀中に二酸化炭素濃度が最大で700 ppm を越え,地球の平均温度がさらに最大で6℃近く上昇する可能性が高いとされている.このような急激な地球環境変化は,過去に起こった変化の100倍以上も早く,地球史上かつてないものである.
http://photosyn.jp/pwiki/index.php?%E5%9C%B0%E8%B3%AA%E6%99%82%E4%BB%A3%E3%81%A8%E5%9C%B0%E7%90%83%E7%92%B0%E5%A2%83


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