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世界の構図:国際金融資本について
http://www.asyura2.com/08/reki01/msg/151.html
投稿者 ワヤクチャ 日時 2008 年 1 月 03 日 23:12:24: YdRawkln5F9XQ
 

世界の構図:国際金融資本について
http://www.asahi-net.or.jp/~vb7y-td/kako/111222.htm


 世界を動かしているのは、何か?この権力の根元を探りたいと
常々考えていたのですが、やっと、手がかりを掴んできたように
感じています。その報告。しかし、YSさんも別の視点から、
情報を探り、送っていただき、私が考えていた方向を強化する
資料になっているので、ビックリしました。
YSさんありがとうございます。

 米国は系列がなく、各企業はバラバラであると言われ、日本の
一般人はそう信じて込まされてきたのではないでしょうか?
しかし、厳然として欧米にも、資本系列があり、ある中核の企業や
ある個人の意図を反映した系列企業の行動となっているのです。

 この1つが、欧米を股に掛けたモルガンです。そして、欧州の
ロスチャイルドです。米国はシュローダーがロスチャイルドの
子会社、それと主に米国のロックフェラーです。この3つ家族の
閨閥を調査すると、欧州の貴族、王族と親戚や遠縁となっているの
が分かります。ユダヤ陰謀説はここでも破綻しています。ユダヤ
上流階級と欧米の王族・貴族の一体化が進んでいて、この状況は
米国でも同様なのです。支配階級と財閥の融合が進んでいる。

 そして、米国の世界支配の手段がIMF、国連、WTO等ですが、
この理事クラス以上は、欧米の支配階級や財閥の息のかかった人が
なっていることが多いのです。

 もう1つ、億万長者のなった人たちが紹介されますが、それ以上
に、財閥の方が儲けているのです。年40%の利益を得たソロスの
クオンタムファンドの顧客は、財閥で一般の顧客はいないのです
から。ベンチャ・キャピタルも財閥の系列ですよ。ベンチャは50%
以上他人資本ですから、その上場で一番儲けているのは、財閥なの
です。

 このため、ソロスを欧米有名報道機関は、取り上げるのですよ。
また、タックスヘイブンが存在し、それが欧米諸国から叩かれない
のです。スイスは、欧米財閥のいうことを聞かなかったため、ユダヤ
人から叩かれるのです。簡単な話です。

 モルガンが復活したのは、石油より金融の方が儲けが多いためで
す。ロックフェラーは石油の値上げを企み、成功しています。
しかし、儲け方のスピードが全然違いすぎです。米国は儲ける人が
勝ちの社会ですから。仕方がないのですよね。

 ビル・ゲイツの資産は584億ドルであるが、ロックフェラー家
の資産総額は8375億ドル、アスター家の資産総額は16459
億ドル、バンダービルト家の資産総額は7234億ドルです。
それに比べると、ソロスは40億ドルですよ。大したことない。

 どうですか。財閥の力は凄いでしょう。しかし、見えないのです。
隠されているのです。報道もされません。大手の報道機関は財閥
支配だからです。しかし、大きな力がそこにあるのです。

 IMFの専務理事に日本の有名金融官僚がなることができるか?
恐らく、欧米の支配階級がイヤがっていますよ。絶対に。このため、
就任させようとするなら、世界的な就任運動が必要です。日本政府の
皆様。ご努力ご苦労さまです。ガンバッテください。応援しています。
==============================
(YSさんからの情報)

 いつも欧米有力企業のホームページをお散歩しています。気に
なる内容があったのでお知らせします。1990年代のアメリカ
経済復活のメカニズムの一端が覗けると思われます。

 アメリカ経済再生に向けて国内経済政策の方向修正が1980年
代末に行われています。それまでの産業覇権政策から金融覇権ならび
に情報覇権政策への大胆な転換でです。特に金融政策での成功は現在
の原動力となっています。同時にモルガングループが見事に復活を
遂げたようです。

 JPモルガン1998年取締役会兼任結合状況
(1998 ANNUAL REPORTより)

企業兼任 『GE』、『ゼロックス』、ルーセントテクノロジーズ、
アライドシグナル、コーニング、カミンエンジン、GTE

『ベクテル(2)』、『USX』、ロッキードマーティン、
チャンピオン、インターナショナル

『デュポン』、『スミスクラインビーチャム』、メルク、
ブリストルマイヤーズ、サラリー、『ヘキスト』、ミリケン、

TRW、ユニオンパシフィック、コンソリディティドエジソン、
フェーバ、

『エクソン(2)』、テネコ、フェリップスドッジ、
『メトロポリタン生命』、『FRB(NY)』、『ロイター』

『ワシントンポスト=インターナショナルヘラルドトリビューン』他

大学兼任 ハーバード、スタンフォード、シカゴ、
ジョンズホプキンス、カーネギーメロン、エール、タフト、
デラウェア、コロンビア        他

特に取締役(Board of Directors)17名のうちの有力経済団体
(経団連等に該当)及び政策立案シンクタンク参加人数

ビジネスラウンドテーブル 6名
ビジネスカウンシル    8名
CFR(外交問題評議会) 5名
日米欧三極委員会     3名

GE、デュポン、USX、ベクテルなどお馴染みのメンバーが顔を
揃えている。特にベクテルにはシュルツ元国務長官が復帰、GEには
ナン元国務長官が参画している。

注目はロイターとの結合関係である。ロイターは国際的なニュース
配信ソースとして有名だが、実際には金融情報通信企業である。
電子決済取引システムはロイターの「ディーリング2000」と
JPモルガンを中核としたEBSの寡占状態になっているが実質
ロイターはJPモルガン傘下にあり現在の巨大電子金融市場に
おける絶対的な覇権を実現させた。

もう一点の注目としてこのロイター取締役会にてJPモルガン副会長
及び取締役、モルガンスタンレ−インターナショナル会長及び取締役、
ドイツモルガングレンフィル会長が仲良く集合しており国境を超えて
グローバルに展開しているモルガングループの政策決定発信基地として
機能している。

この情報はたかいですよ!! 気に入ったらコラム化検討下さい。
特に私の会社を含めた日本の会社役員クラスの方々に見てもらいたい
と思っています。もっと勉強してもらった方がいいのではないで
しょうか。

以上F氏への最近の日米関係コラムへの情報提供とAdachi様へ
の解答ともさせていただきます。現在の問題の本質がどこにあるか、
今一度頭を柔らかくして見直すべき時期かと思います。インターネット
時代を迎え情報源は一気に拡大しました。私も日経以外の新聞の解約を
検討中です。世界中からの無料メールニュースサービスで十分かと
思っています。これからは情報選択能力の時代です。不必要なものは
消えていくのではないでしょうか。日本の新聞はこの範疇にあると
思っています。

YSさんより
================================
(さらにYSさんからの追加情報)
F様

 現在ロックフェラーブロック及びモルガンブロックの分析をほぼ終了
しロスチャイルドブロックの情報収集中です。多種多様な書物にて分析
されていますが、本質的に自分自身で検証しないと気が済まないことと、
最新情報にて分析したいので日夜インターネット駆動中です。しかし他と
比べて大変です。非公開会社がほとんどでホームページすら開設していな
いケースが多く、入手済みのデータから繰り寄せるしか方法がない状態で
いささか疲労気味です。どなたか協力いただければ大変助かるのですが
・・・。

 特にアメリカにおいては財界からの政治参加は最近の事象ではありません。
起源までは調査していませんが1890年代にはすでに始まっていました。
一時「日本株式会社」などと批判を受けたため、日本だけの特種事例として
認識されている方が大半のようですが実際には「アメリカ株式会社」の方
が起源が古く社会制度として定着しています。

従ってアメリカでは、財界=政界=学界の図式において重層的な階級的社会
基盤が公然と成立しています。

 まだ信用されない方も多いと思いますので下記までいってごらんになれば
理解できると思います。現在の世界銀行会長のウルフェンゾーン氏の経歴が
詳細に記されているはずです。

http://www.baronswhoswho.com/gbf/wolfensohn.htm

 非常に単純な図式です。能力があれば企業でも政治でも活躍できるのです。
特にアメリカにおいては、安全保障上の戦略要素である軍事技術、
エネルギー、食糧、金融、情報、知的所有権などの政治戦略と企業戦略とが
利害上はすべて一致しているのです。

 日本との比較はあえてやめておきます。ただし戦後アメリカの援助
(割安レート、朝鮮戦争特需、ベトナム戦争特需、技術移転、アメリカ市場
提供、安保による軍事支出軽減)がなければ現在の経済発展すらなかったで
あろう歴史的事実は、驕る事なく深く認識すべきことと思います。
もう時間が残されていません。悲しい現実ですが21世紀の日本はもう既に
見えてきました。「おぼっちゃま政治家」依存国家の悲しい未来です。

 YSさん/1999.12.19
(BGM/−Saturate Before Using
−Jackson Browne)
==================================
(著者Fからのお礼)
 ほとんど、私が言いたいことを、YSさんが調査して、一緒の結果に
なっている。ありがとうございます。今後も、調査して、結果を寄稿して
ください。
     F


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