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私の遺言(村上正邦元自民党参議院幹事長)2
http://www.asyura2.com/08/reki01/msg/337.html
投稿者 愛国改善党 日時 2008 年 8 月 23 日 13:58:34: gpdmClaQFBffI
 


http://www.isc-world.jp/koso4/index.html


木原 自民党を改革するという前に日本をぶっ壊した感は否めませんね。

村上 日本の本当に大事な部分を、彼はぶっ壊したんですよ。そして本当に冷たい世の中にしてしまった。

木原 そうです。日本は一家(家族)の国を縄文時代から育んで来ましたが、そういうものが、国中から段々と消えていく、先生は情の国家論を説かれておられますが、政治の中からも消えていく、危険な気がするのです。

村上 だからそれを取り戻す、それを私は保守と言っているわけです。

木原 先生が保守の中の保守といわれている日本会議の設立に大変貢献されたことを「我、国に裏切られようとも」を拝読して知りましたが、今の保守というものは、なにか違っているように思えてならないのですが。

村上 やはり真の保守というのは、切り払っていく勇気も必要ですね。
段々下向きになり、上を向く精神が無くなってしまって、世界に迎合しながら、顔色を見ながら、保守の論壇をやって行く、いまいち違うのです。
勇気といいますか、正義といいますか、大義といいますか、守って行くのを保守と思っているけれども、そうじゃないんですよ、朽ち果てたものは切り払って捨てていかなきゃいけません。

木原 私も先生が仰っているように、本来の保守というものは、そういうものではないがと思います。

村上 寛容の精神も大事ですけれど、情と和というのを、日本の国の一番根底にしていかなければならない事だと思っています。

木原 そういう意味において、政治は非常に岐路にたっている。政界再編、平沼赳夫新党結成の噂もありますが、国家百年の羅針盤を持って、舵取りをして欲しいのですが、政治に関わらず、来年施行される裁判員制度の問題も、非常に不安なところがあります。

村上 それはそうですよ。日本は法治国家でありながら、これだけの冤罪が出ている。司法に対する信頼が無くなったら、法治国家の根底が崩れるんです。
しかし、僕は自分の裁判を通して、刑事被告人、刑を受ける立場ですよ。あと二日もすれば。真実が裁判というもので明らかにされて、無罪になると思っていました。
ところが、そういう真実には目を塞いで、無実がイコール無罪ではないという事を、身を持って知りました。だから、司法に対する信頼がない。それじゃ国家は崩壊します。苦渋の経験ですよ。また、貴重な経験です。
しかしその、経験者として、この経験を正直に国民に訴えて、そして国民に本当に信頼される、国民が信頼できる正義の国、法治国家日本を創っていく事も、私に課せられた大きな役割なのでしょう。その為にこういう試練を与えられているのかと。ですから収監される身の上ですけれども、木原先生にはおわかり頂けると思いますが、私は千日回峰の行者になったつもりで向き合ってみたいと思っています。
どこまで、この境遇に耐えられるものか、自分を鍛えて、そしてこれに打ち勝って、その精神力を持って、今の腐った司法行政に対して、正義という剣を持ってこれに当たり、行けるか、いや行きたい、これから、その為の修行、千日回峰だ、そういう心境です。

木原 人が歴史を作り、歴史が人を作ると・・。吉田松陰もそうですが、歴史を創られる方々というのは、どこかに禊といいますか、そういうものを背負ってるんですね。先生を拝見していて、本当にそういうことを先生が身を持って見せてくださる。ある意味においては非常に過酷な試練であり、犠牲かも知れません。
けれど、今の日本にとってそういう方が出て初めて、目を政治に向きかえるのではないのでしょうか。先生が仰る、千日回峰、或いは行といいますか、これは終わりの始まりという行なのだと思いながら、こうやって間近に先生と対談させて頂いて、先生の精神を少しでも受け継いで行きたいと思いまして、先生の″遺言と申しますと失礼ですが、お時間を賜りました。

村上 今、色々なインタビューを受けたり、色々なものに書いてりしていますが、これは私の場合、すべて遺言だと思っています。人間っていうのは、いつ何時そういうふうになるのかわからない。これは天命ですから。
しかし、今、生かされている事に、全精力を注いで行くという事が大事だと思いますよ。それが、生き様として残って行く、残して行くという事は遺言なんです。そういう思いで今喋っていますから、遺言で良いと私は思うのです。
今の日本でいいのかねって、日本国の実相、村上正邦の実相、この実相というものを真摯に学び、そのまま顕現していく事が大事だと思っています。

木原 私も、先生の仰られた日本に生まれて日本に骨を埋めることが、喜べるような国づくり、人づくりをしなければと思い、2004年12月『国づくり人づくり』運動を決起しました。

村上 国の命、人の命、一億実相の命、生きとし生ける命を、慈しんで、大切にして、伸ばしていくという事が非常に大事だと思います。先生がおやりになっている国づくり人づくり運動は、私が代表を務めています「日本再生一滴の会」と相通じるものがある。そう思いますよ。

木原 まだまだ微力ですけどね。(笑)

村上  だから一滴、一滴なんですよ。その一滴が大河に続いて行くんです。だから、先生、お互いにその一滴になって、大河を作って行きましょう。
必要とあらば、私の名前を出して下さって結構ですよ。何としてでも一致団結して、この国を再生していかないといけない。

木原 ありがとうございます。心強い限りです。諸神仏に導かれて、『国づくり人づくり』運動をやっておりますが、中々反響を感じられないので大丈夫かなと不安になりますが、先生のお顔を見ると゛よし、またやろうと、元気が出てきます。

村上 すぐに現れるものじゃないですよ。またすぐにわかるものでもないんです。わからないとこに深い意味があるのです。

木原 一滴一滴の積み重ねということですが、難しいですね。

村上 これは歴史が、ちゃんと答えを出してくれると思うのです。


木原 「大和ごころ」という先生のご著書の心をですね、また先生の御遺言を大事にしながら、実相顕現を目指して精進してまいりたいと思います。本当に貴重なお時間ありがとうございました。

村上 避けて通れない道なんだから、この道は。火の河であれ、灰の山であれ、私はそこにロマンを見出して、歩いていこうとこう思っています。今更振り返って泣き事言ったって、始まらない。叫んでも助かるものではありません。前に歩いて行くしかないんですよ、木原先生。力強く歩いて行きます。留守をよろしく頼みます。

木原 頑張ります。本日は、有難うございました。




















 

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