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Re: 日本共産党(行動派)のサイトで歴史の勉強
http://www.asyura2.com/08/reki01/msg/444.html
投稿者 スットン教 日時 2009 年 1 月 25 日 15:56:22: CmuKS.2SNuq/E
 

(回答先: Re: 公文書にみる日本のあゆみ(FLASH/国立公文書館) 投稿者 スットン教 日時 2009 年 1 月 24 日 16:21:58)

日本共産党(行動派)
http://koudouha.com/index.html
日本人民戦線
http://jinmin-sensen.com/

科学思想万歳!
あらゆる事件、いっさいの社会現象、すべての政治問題を、人間性悪説にもとづく幻想と妄想と空想主義でなく、万物は物質運動の法則が生みだす産物であるという、科学的思想で認識し、対処しなければならない!

〜「存在が意識を決定し、意識が存在を支配する」、それはまた「すべては歴史的であり、歴史は常に運動と変化と発展と前進の全過程にある」というこの本質が科学思想の根幹であり、定式である!〜

 今、世界中にブルジョア思想の根幹たる人間性悪説にもとづく幻想と妄想と空想主義がいたるところに充満し、多くの人びとと、政治と社会を活路なき迷路の世界に引きずり込んでいる。
 東に戦争と内乱、暴力と犯罪が発生すればたちまち「だれが引き起したのか、彼がやったのだ、悪いのは人間だ、最近の風潮だ」とばかりに、ターゲットをしぼってはそこに向かっていっせいに非難と中傷と攻撃と制裁が加えられる。こうしておいて最後は「再び繰り返さない新たな制度だ、法律だ、理性だ、知性だ、道徳だ、教育だ」と結ぶのである。しかもそれは人類史上、古代国家が出現して以来二千年もつづく同じ言葉の繰り返しなのであり、これこそまさに幻想と妄想と空想の世界であり、これこそがブルジョア思想なのである。
 そして西に腐敗と汚職が発生すればこれもまたあのブルジョア思想の根幹たる人間性悪説にもとづいて「またも悪人出現、いつまでつづく悪徳、体質を変えよ、厳罰を加えよ」と叫ぶ。これもまた古代アッシリアの壁画に記され、日本書紀にも記されているとおり、人類史上に国家と権力が出現してから生まれた必然の犯罪であり、権力と官職には腐敗と汚職はつきものなのである。二千年以上も同じことがつづけられており、その結論もまたいつものとおり「法律だ、厳罰だ、知性だ、理性だ、道徳だ、人間教育だ」という、あのソクラテス的幻想と妄想と空想主義のくりごとで終わっている。
 さらに南にインフレとデフレがはびこって経済危機が発生すれば、たちまち「破滅だ、破産だ、危機だ、崩壊だ」と大声をはりあげて叫びまわり、そのしわよせを人民大衆におしつけ、ブルジョアジーとその体制だけは守り抜く。そのためのスローガンと合言葉は「克服だ、再出発だ、出直しだ、過ちは再び繰り返さない」というもので、これもまたこの二千年間に何千、何万、何億回も聞いた、おなじみのものであった。まさに幻想と妄想と空想の狂想曲でしかない。
 そして、北に政変や政治事件がおこると、たちまち人民大衆とは関係のないところで大騒ぎを起こし、その間にかけ引きと、取引と、ごまかしと、だましあいを重ねつつ、最後は大芝居を打って幕を閉じる。そのときの合言葉は「握手だ、合同だ、団結だ、統一だ、完全な一致だ」、という大歓声であったが、それもみな幻に終わって、再び分裂と抗争と対立とおん念の再生であり、大芝居の再演であった。これもまた人類史上二千年の歴史が繰り返す喜劇であり、まさに歴史が証明する幻想と妄想と空想の世界であった。
 歴史は繰り返す。しかもそれは、古いものを新しい装いで、内容的にはおなじものを新しい形態で、昔のことを発展した形式で再演しているにすぎない。そしてまたブルジョア思想の根幹たるその人間性悪説にもとづく幻想と妄想と空想主義もまた常に時代に応じた姿で展開されているのにすぎないのである。
 なぜ同じことが二千年以上も繰り返されるのか。なぜ理性と知性と道徳がこの世を支配して、地球上の悪は滅び、善が支配し、平和と正義が人類を支配しないのか。なぜ二千年以上も叫びつづけられている知性と理性と道徳が勝利しないのか。なぜ平和と正義が幻想と妄想と空想に終わっているのか。その解答は科学しかありえない。空想ではなく科学なのだ。この世の難問を解くのは科学以外にはない。宇宙も、地球も、人類も、政治も、社会も、人間そのものも、科学以外に解くカギはない。
 人類史における科学とは何か。それは結論からいえば(くわしくはあとでのべるが)すべては物質運動の法則(歴史と環境とその存在)が生み出すものであり、いっさいは法則(歴史と環境)が支配しており、法則は必然であり、偶然を重ねつつ法則が支配する。そして、法則が生み出すすべての産物は常に発展的であり、歴史は常に変化と発展と前進の全過程にある。したがって、問題の打開、課題の解決は歴史と環境の転換が実現するものであり、この歴史と環境の転換は法則的に必然である。そしてこの必然は決して自然発生的に進展するものではなく、爆発と収れんを通じてのみ達成される。この爆発と収れんを引き起こすものこそ、歴史的段階の成熟とこれを導く起爆剤としての核(中心部、核心)、この二つの統一である。
 さてようやく二十一世紀を目前にした現代史の歴史的段階とは何か。それはもはや幻想と妄想と空想主義の世界では人類史の歴史的課題は何一つ解決できない。独占資本主義と帝国主義の時代は終えんを迎えており、政治的に、経済的に、社会的に、人間的に、すべてにおいて、真の民主主義(人民民主主義)という歴史と環境を実現する以外にないという発展的段階に到達した。まさに歴史は転換期にある。独占と帝国主義支配の国家権力の時代から、真の民主主義(人民民主主義的国家と権力)の時代へ、それを求めて、そのような歴史の転換を求めて地球上に爆発と収れんがまきおこっている。これが現代の歴史的時代であり、そのような地球環境にある。これが存在であり、歴史であり、法則なのである。
 このような存在(歴史的段階、そのような物質運動の法則、そのような環境)がさまざまな意識を生み出している。その意識が、火花となり、狼火(のろし)となり、合図となり、うめき声となって、あらゆる人間の心をかきたて、あらゆる人びとをけしかけていく。これが世界中にわき起こっている「戦争と内乱、暴力とテロ、貧困と難民、腐敗と堕落、犯罪と汚職、家庭の崩壊と人間性の否定」というもろもろの現象なのである。このことを「存在が意識を決定し、意識が存在を支配する」というのである。物質運動の法則が生み出す歴史と環境とその現段階が存在であり、そこからあらゆる型の人間が生まれ(意識が生まれ)、その意識が存在(あらゆる行動と事件)を支配する(引き起こす)。これが存在と意識の相互関係である。
 現代の歴史的段階に関しては、もういつまでも幻想と妄想と空想の世界をさまよいつづけるわけにはいかない。歴史は爆発と収れんを求めており、この求めに応じて、そのための思想的・政治的核心、中心、前衛、先進部分としてのわれわれは重ねてここに、いっさいを支配する科学思想の根幹を提起する。われわれの科学思想の根幹、歴史を支配する科学思想の定式とは「存在(物質運動とその歴史と環境)が意識(人間とその思想・理論・政治・学問)を決定し(生み出し)、そのような意識が存在(人間の行動と世界)を支配する」ということ。そしてそのような存在と意識というものは「常に歴史的なもの(その時代の産物)であり、その歴史は常に変化し、(運動し)発展し(転換し)前進する(高度に達する)」ということである。
 このことの科学性を立証するためにもわれわれはまずわれわれ自身の存在(宇宙論)から出発しなければならない。

http://koudouha.com/koudouha/04.html  

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