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「野口英世アフリカ賞」記念行事を欠席する小泉元首相 (天木直人のブログ)
http://www.asyura2.com/08/senkyo50/msg/260.html
投稿者 クマのプーさん 日時 2008 年 5 月 17 日 13:53:18: twUjz/PjYItws
 

(回答先: 地震被災まで利用して中国批判を繰り返す心の貧しさ(天木直人のブログ) 投稿者 クマのプーさん 日時 2008 年 5 月 17 日 13:50:41)

http://www.amakiblog.com/archives/2008/05/17/#000876

2008年05月17日
「野口英世アフリカ賞」記念行事を欠席する小泉元首相

 

  17日の産経新聞に興味深い記事が出ていた。

  「英世賞」小泉氏冷めた?、言いだしっぺの本人欠席、という見出しで、小泉元首相が5月29日の「野口英世アフリカ賞」記念講演に欠席する、という事を報じていた。

  この「野口英世賞」とは、2年前の06年5月に、小泉元首相がガーナを訪れた時、「ひらめき」で自ら提案し、強引に創設した賞である。

  当時の小泉メールマガジンには次のように書かれている。

  ・・・飛行機の中で、野口英世賞を創設するというアイデアがひらめきました・・・今回のアフリカ訪問は、野口英世博士が私を呼んだような気がします・・・

  小泉元首相がそれまで野口英世の事をどれだけ知っていたか知らないが、大変な入れ込みようである。

  そして、ノーベル医学賞にも劣らないような賞にしたいとして、一人当たりの賞金が一億円の賞を創れと命じた。

  その授与は5年に一回開かれるアフリカ開発会議で授与する事が決められた。

  その5年に一回のアフリカ開発会議が、今回は横浜で5月末に開かれる。そしていよいよ「野口英世賞」の第一回目の受賞者が、それを授与されるのだ。

  当時の報道を思い起こせば、確かにこの「野口英世賞」は、パフォーマンス好きの小泉元首相の強い意向が無ければありえない賞であった。同様の賞はすでにいくつか存在するのになぜ今「野口英世賞」なのか、巨額の賞金をどう講じるか、という問題があった。なぜ、日本の医学会では評価されなかった野口英世の名前を冠する賞なのか、という意見もあった。

  それらを押し切って小泉元首相のために創られた賞であるから、今回の授与式に小泉元首相が出席しないという事はおかしい。

  そう思って記事をを注意深く読むと、小泉元首相は5月28日の授与式には出席するが、29日の受賞者による記念講演には欠席するという、のだ。

  それなら頷ける。小泉元首相の面目躍如である。いいとこどりである。

  自分が目立つところだけは顔をだすが、受賞者が主役の記念講演などには関心は無い。

  そもそも、他人の講演などを、長い時間をかけて聞く辛抱は、彼にはまったくないのだ。

  受賞者の記念講演こそ、受賞者に敬意を表するこの種の受賞式のハイライトなのに、である。

  それにしてもこの「野口英世賞」とは「公的な賞」なのか小泉元首相の「個人的な賞」なのか。

  賞金は政府の予算と民間、個人の寄付からなるという。その比率はどうなっているのだろう。政府の予算とは、どの費目から出ているのだろう。ODAなのか。内閣機密費なのか。

  寄付が集まらなかったとみえて、小泉元首相は、給与だったか、賞与だったかから、数百万円ほど寄付したという報道がなされたことがあった。

  そして、28日の授賞式では、誰が賞を受賞者に渡すことになるのか。これが小泉元首相から手渡されるのであれば、こよなく個人的色彩の強い賞であるということだ。小泉パフォーマンスの賞ということだ。そんな賞に政府予算が使われていいのか。

  渡す人間が福田総理やその代理であれば、野口英世賞は、その設立経緯とは別に、まがりなりにも、日本政府の継続的な「公的な賞」ということになる。しかし自分が渡さないような賞の授与式に小泉元首相が出席するはずはない。

  5月28日の授与式から目が話せない。

  

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