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Ddogさんは公式のWTCタワー崩壊説を否定するわけですか(笑)
http://www.asyura2.com/08/wara4/msg/650.html
投稿者 まっぴら 日時 2008 年 11 月 16 日 22:32:43: qk/Rb6ouxnYjU
 

(回答先: 順番です。 投稿者 Ddog 日時 2008 年 11 月 16 日 00:11:12)

この件名の意味するところは、項目(2)で述べています。

> WTC7の倒壊については、これは私も納得していません。

そうでしょう。
ご承知の通り、今年8月に出たNISTのWTC7報告書には、阿修羅で「バルセロナより愛を
込めて」さんが示しただけでなく、様々なケチが直ちつきました。
その上、NISTやBBCがゴマカシたがっている、ツインタワーの崩壊前に起きた下層階で
の爆発と破壊に遭遇したという2人の証言もありました。

> 『(1) サウスタワー(WTC2)の落下する上部と下部との衝突部分の何十階分もはるか
> 下から先に噴出があり、後に上で出ていますが、現実的にどんな空気の流れ方で起こり
> 得ますか?』⇒エレベーターという煙突があるが?

だから、窓ガラスの強度にそうばらつきがないとして、遠くの方が先に気圧が上がった
というのはヘンでしょ、ということなのですが。
一般に、流体(空気)が管(主に直通エレベーターシャフト)を流れるときには必ず抵抗
がある(要は流量に限りがある)ので、管の入り口(潰されつつある階)と出口(下部の
破壊される前の各階)で圧力差を生じ、抵抗は管が長く、細いほど大きくなります。
さらに、管(エレベーターシャフト)と各階フロアとのあいだには、蓋や栓(エレベー
ターの扉やエレベーターの箱)があって、いっそう抵抗を増しています。
このような状況で、ビルの破壊部分からはるかに遠い、従ってより抵抗が大きいはずの
下の階の方が上の階よりも先に、しかもハリケーンなどの突風にも耐える窓ガラスが
破れるほど気圧が上がって、なおかつ何か得体の知れないものが噴き出すというのは
不可解だということです。
そもそも、開閉が可能な窓が全面にあって破壊されつつあるビルの外壁と、同じく破壊
されていくビル上部で、シリンダーとピストンのように気密がよく保たれるということが
オカシイというのもあります。
まあこれを定量的に示すことは、空気が圧縮性流体ということもあって、なかなかでき
そうもありませんが。

> おいおい画像をチェックしようにもhが全て抜けてるリンクを貼るにもちゃんとした
> ものを貼れよ。

一応、クリック一発のアクセスで先方に負担がかかるのを避けようと思いましたが、
あまり意味がなかったかも知れません。

> 『(2) ノースタワー(WTC1)衝突部分の下で長さ20mほどまで伸びる噴き出しと、正面
> 中央部のほぼ同じ高さからも噴き出す2組の粉塵は何ですか?
> ガラスの破片や書類?あるいは、外見に何のダメージも見せずに、先に内部で床がコン> クリなどを砕きつつ、シリンダ内のピストンのように落ちていった?噴き出す位置
> の規則性は単なる偶然?』
> 画像は事実を示しているだけだが、外側と内側が均等に潰れて行ったか内部が先に
> 潰れて行ったか見てきたの?外と内で潰れるスピードが同一なのか?
> 机上の空論で考えてたり、コンピューターグラフィックでも再現するのは無理だ。
> 姉歯建築士も条件数値しだいでどうにでもなる。

現在の公式説となっているNISTのタワー崩壊説では、ビルの上部が杭打ち機(パイル
ドライバー)のように下部を内外もろとも押し潰しながら落下していったということに
なっているので、もしDdogさんが、床が外壁よりも先に落下していったと主張するので
あれば、以下のようにNISTが否定した説を復活させて、現行の公式タワー崩壊説を覆す
ことになります。(→ 件名の通り)
その前に、ビル正面の中央と右面で同じような高さの離れた2つの階で、それぞれ1か所
ずつに噴出があるという規則性と、噴出が起こる階の少なさという問題がありますが。

NISTのタワー崩壊説は、WTCを含む現実のビル火災よりも過酷な条件でのタワーの床
トラスのほぼ実物大模型の耐火試験で崩壊が起こらなかったので、タワーの火災でまず
床が落ちて積み重なりながら落下(パンケーキ崩壊)した(そして、支えを失った内外
の柱は勝手に崩れた)というFEMAの説を否定して出されたものです。
(Ddogさんは別の投稿 http://www.asyura2.com/08/wara4/msg/608.html
にあるように、UL社に依頼されたこの耐火試験の意味を全くわかっておらず、さらに
コンピューターシミュレーションと完全に混同していますが、おそらくDdogさんの期せず
して、次の一文がNISTによるWTC崩壊のコンピューターシミュレーションの本質を突いて
いるところは面白いです。
> 姉歯設計士の構造計算と同じで、入力する数値しだいで、どのような結果でも出せるのでは?)
もっとも、NIST自身はこのタワー崩壊が始まった後の振る舞いを議論することはせずに、
外部の研究に丸投げしていますが、これについては、阿修羅で「バルセロナより愛を
込めて」さんも指摘していたように、より頑丈になるビルの下部を押し潰し砕いていく
ハンマーとなるべきビル上部が、現実には下から急速に破壊されていったという問題が
あります。

NISTの説では、まず火災の熱で床がたわんで、接続部が破壊されることなく外周部の柱を
内側に引き込むことによって崩壊が始まったことになっているので、FEMAやDdogさんの
説のように床が先に落下していったとすると、下部では火災の熱による強度低下がない
とはいえ、外周部の柱が落下する床に引っ張られて外形が無事で済むはずがないという
のが難点です。
(このあたりの経緯は、スティーブン・ジョーンズのWTCビル崩壊に関する最初の論文
http://www17.plala.or.jp/d_spectator/sejones/jones2007j24_743_index.html(和訳)
や、2006年8月30日に出されたNISTのFAQ
http://www.geocities.jp/sazanami_tsushin/readers/0609/r0609_19.html(和訳)
の 2.で大体掴めるでしょう。)

>(3)も同じ理由だね。内部と外部が同速度で崩壊しているという固定観念だろう。

この部分もDdogさんは問題を全く理解していません。
まず上記のように、たわんだ床が落下せずに外壁を引っぱることによって崩壊が始まり、
その後や内部外部もろとも、落下するビル上部によって押し潰されていったというのが
NISTのタワー崩壊説です。
さらに重要なことは、WTC2南東コーナーの亀裂が広がる速さ(と、その直後に亀裂が
逆に閉じる向きの東側にビル上部が倒れたこと)です。
同じ時間の重力加速度での初速ゼロの落下距離をはるかに上回る間隔の亀裂がビルに
生じたということは、ビルが重力のみによって崩れた場合には起こり得ません。
なぜなら、このような速い運動は、位置変化を増幅するテコのような仕組みや、事前に
速度を得ていた物体に押されるか引かれる、何かの弾性などの外力によって重力加速度
を上回る加速度を得るといった、この場合には当てはまらない何らかの機構が必要になる
からです。
先のリンク先でこの件について発表した物理学者は、この亀裂を、下の階からの噴煙を
伴った爆発によってこの一角が浮き上がったことによるとして、必要なエネルギー量と
爆薬量を見積もっています。
(http://stj911.org/grabbe/APS_Presentation_2008.html )

> (4) ついでに、同じくサウスタワーの崩壊中、衝突部分の上方・下方の手前コーナー
> 右側に閃光が見えますが、これは何ですか?
>
> 閃光だろうよ。逆に原因は爆弾の閃光と決め付けるだけの証拠は有るの?

何にせよ説明が必要です。電気系統のショートだというような説明はあります。
(まだ破壊されていない下の階で、しかも遠方からも映るような強烈な発光がなぜ?)

> 不思議だよねーどうやって仕掛けたのでしょう。しかもビル解体にはコンクリートの
> 中に打ち込まないと爆破できないのに、どうやってビル全体にしかけたのでしょうね?
>
> だれも、そのことを答えてないな・・・

そうでもありません。
鉄骨の柱にカッターチャージまたは爆破装置を装着するのにコンクリを掘る必要はなく、
コア柱の大部分へは、監視されないエレベーターシャフトからアクセスでき、機材の搬入
は擬装することができます。

よくある質問とそれに対する回答:制御爆破解体について
http://www4.atwiki.jp/911insidejob/pages/38.html
仮想攻撃シナリオ404
http://www.asyura2.com/08/wara2/msg/329.html

他にもいろいろ憶測することはできますが、ここでは、事実はこうだ、というようなこと
を示すのが目的ではなく、バレないようにこっそりと爆弾を仕掛けることは不可能だと
いうのが決して自明ではないという例を示すだけです。
(Ddogさんは自分にタネのわからない手品を見て、単なる偶然だとか、奇跡や超能力だと
思いますか?)

> まあ、9.11のビデオとビル解体爆破のビデオをよく見比べると、分るだろうが、爆弾
> だったらもっと派手な閃光で、明らかに違うと思わない?

上の「仮想攻撃シナリオ404」では、ほとんど閃光を発しないような爆破装置だとされて
いますが、タワーの場合は主としてコア柱が切断または爆破されたと考えられ、外からは
見えにくい上に、火災の起きた階から始まった崩壊を擬装したとすると、各部の破壊の
最終段階がちょうど噴煙に覆われるので、閃光を隠すのに都合がよくなります。
また、実際には爆発音についての証言は多々あるものの(http://www.asyura2.com/08/wara4/msg/388.html )、
通常の爆破解体のような音がしないという指摘に対しては、9.11事件の前には特許が
出ていて市販品もあり、普通に意味での爆薬ではないテルミット・カッターチャージ
では、いわゆる「爆発音」はしないということがあります。
(http://www.asyura2.com/08/wara3/msg/575.html )

ところで、先に紹介した
http://www.asyura2.com/08/wara4/msg/626.html
は、初期の推測とは違って、実際にジョーンズらの研究グループがWTCの残留物を分析
して得られた、特に決定的なWTCの人為的破壊の物証となる可能性があるものです。
だからDdogさんがWTCの爆破解体説について論評するつもりなら、この発表内容や関連
論文などを考慮して論じなければ始まりませんが、残念ながらそれまでにはほど遠い
ようです。
 

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