★阿修羅♪ > 戦争a5 > 313.html
 ★阿修羅♪
ロン・ポール「銃規制は、テロリストと独裁者の身を守る」【豆長者】
http://www.asyura2.com/08/wara5/msg/313.html
投稿者 ブッダの弟子 日時 2008 年 12 月 18 日 15:34:05: WrVq5GKL9DWTY
 

詳細はサイトで
http://mamechoja.blog22.fc2.com/blog-entry-275.html


ロン・ポールの週刊コラム

感謝祭の間に、とても悲劇的な事件がありました。
他人をどれほど残酷に傷つけてしまえるものなのか、
その邪悪を世界の人々はまた思い出させられました。
インドでの事件について明らかになってきた話によりますと、
驚くほどよく訓練された数十人の完全武装したテロリストたちが、
ムンバイ市を包囲攻撃し、200人近い人々を殺して、
何千もの人々を恐怖で震え上がらせたのです。

どのような理由があろうと、武装していない大衆、無防備の人々に向けて、
無差別に撃ち殺すということは、身の毛のよだつことであり、非難されるべきです。
このテロリストたちが、これほど長く、どちらかと言えば、立ち向かわれることもなく、
どうしてこんなにたくさんの人々を殺し続けることができたのでしょうか?

銃に関するインドの法律は、もちろん、我々が口出しすべきことではありません。
しかし、こうした事件の衝撃で、まず私たちに湧き出た恐怖が過ぎ去ったなら、
アメリカ国民は、この悲劇から、本当の国土の安全と銃規制についての、
重要な教訓を引き出すべきです。

銃規制を唱道する者たちは、
社会から銃を取り除けば、我々はより安全になるのだと言っています。
そんなことが事実であるというならば、どうして、
たとえば学校のような銃の所持を禁止している場所において、
最悪の銃撃事件が起こるのでしょうか。
また、事件が起こるときには、このような攻撃的なテロの銃撃が、
銃やナイフの展示会や、軍事基地で起こったということは聞いたことがありません。
武装した社会は、本当は作法を重んじる社会であるということは、
繰り返し言ってよいと思います。

鉄砲をつくる技術は存在する、それが現実です。
考案されざるをえないものなのです。
金属加工と溶接の能力があるかぎり、
法律を順守しようする人々に対して、銃規制を加えることが重要なのではありません。
銃を持ちたい、それも法律を無視して、という者たちが銃を持つことになります。
銃規制は、暴力を加える者たちをより安全にするのです。
攻撃的な者たちが自分たちの計画通りに事を為してしえるようにすることなのです。
その攻撃者が、テロリストだろうと、政府だろうとです。

歴史が示すことは、銃規制が生む悲劇に、ジェノサイド(集団虐殺)もあります。
たとえば、ヒトラーは、自分の「最終的解決」を実行するために、
まず武装解除が必要であることをよく知っていました。
大衆が非武装であれば、自分たちの政府に必ず殺されることになる、というものではありませんが、
政府が、自国民を殺そうとするときには、国民たちが反撃できないように、
まず国民を武装解除するはずです。
武装解除は、政府が総体的に信頼されているときに起こります。
それは、人々の安全のために、おそらくは、子供たちの安全のために、
そういう装いのもとで行われます。
いかなる政府も、それがどんなに理想的に出発したものであっても、
国民に対して権力を残虐にふるう独裁体制になりうるということを知っていたからこそ、
我が国の建国者たちは、アメリカ国民が未来においても自由であるべく、
合衆国憲法修正第二条を制定したのです。

私たち自身の国において、
国民(ピープル)を武装解除しようとするいかなる企てに対しても、
ゆめゆめ警戒を怠ってはいけません。特にこの経済が下降するときにあっては。
来たる日々において、暴力犯罪が急増するであろうと私は思っています。
州において、地方自治体において、財政がさらに緊迫していき、
地元警察は、犯罪に対してあまり対応できなくなるか、もっと乗り出してくるかです。
多くの地域で、地元警察は、収入の上がる活動にどんどん夢中になるでしょう。
ささいな交通違反を検挙したり、財産没収のチャンスとばかりに、
なんらの暴力も振るっていない麻薬犯罪を摘発したりです。
今までも結局は、自分自身の安全を守ることは、常に、自分自身の責任でありましたし、
今ほど、その責任を果たさねばならない時はないでしょう。
人々(ピープル)には、自らを守る生得の権利(自然権)があります。
それを人々から奪い取ろうとする政府に対しては、大いに疑いを持つべきなのです。


コメント

アメリカでは内乱も予想されている。武器を取り上げられれば、言うまでもない。銃をなくしていい時期は、平和で安心できるレベルに達した時だ。アメリカではこういった現実がある。当然、世界レベルでも安全な世とは言えない。武器放棄の平和論者は、「どうしたら安全を守れるのか?」納得のいく説明をする義務がある。ただ平和を唱えるだけでは、理想主義者の9条論者と思われ、一定以上支持が増えないのが現実だろう。

スイスは永世中立国だが、日本の様に軍事を放棄するなどとんでもないと考えている。理想と現実は違うから、と述べ。

書評:民間防衛 あらゆる危険から身をまもる  スイス政府が国民に1970年以前に無料で配ったあらゆる戦争に対する心構え 03年7月発売(初版1970年)2909位
http://www.asyura2.com/08/wara4/msg/285.html  

  拍手はせず、拍手一覧を見る

 次へ  前へ

▲このページのTOPへ      HOME > 戦争a5掲示板

フォローアップ:

このページに返信するときは、このボタンを押してください。投稿フォームが開きます。

 

  拍手はせず、拍手一覧を見る


★登録無しでコメント可能。今すぐ反映 通常 |動画・ツイッター等 |htmltag可(熟練者向)
タグCheck |タグに'だけを使っている場合のcheck |checkしない)(各説明

←ペンネーム新規登録ならチェック)
↓ペンネーム(2023/11/26から必須)

↓パスワード(ペンネームに必須)

(ペンネームとパスワードは初回使用で記録、次回以降にチェック。パスワードはメモすべし。)
↓画像認証
( 上画像文字を入力)
ルール確認&失敗対策
画像の URL (任意):
投稿コメント全ログ  コメント即時配信  スレ建て依頼  削除コメント確認方法
★阿修羅♪ http://www.asyura2.com/  since 1995
 題名には必ず「阿修羅さんへ」と記述してください。
掲示板,MLを含むこのサイトすべての
一切の引用、転載、リンクを許可いたします。確認メールは不要です。
引用元リンクを表示してください。