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異星人とのコンタクトに備えて 【ロシアの声】
http://www.asyura2.com/09/bd57/msg/784.html
投稿者 hou 日時 2010 年 2 月 26 日 21:42:46: HWYlsG4gs5FRk
 

http://ruvr.ru/main.php?lng=jap&q=2943&cid=58&p=15.02.2010

異星人とのコンタクトに備えて

 異星人の存在を確認しようと、衛星アンテナから送られてくる信号に、長年耳を傾けている学者たちは、異星人と対面した際の倫理の側面について懸念しています。
 世界で最も古い科学学会、ロンドン王立協会の会議でも、この問題が取り上げられました。
 専門家たちは、地球外生物とコンタクトを取る際の規則となる法的基盤がないことを懸念しています。そもそも、世界各国の政府には、地球外生物との接触に備えた計画がありません。学者たちは、「異星人の到来は、喜ぶべきことというよりも、むしろ危惧すべきことであるとの立場から、異星人と接触した場合の計画を、事前に準備をしておく必要がある」と考えています。
 学者たちの中には、異星人とのコンタクトは有益だという楽観的な考えを示す人々もいれば、われわれ地球人は、あらゆる手をつくして、異星人たちの前から姿を消してしまうべきだという悲観的な考えを示す学者もいます。これについて、レベジェフ物理学研究所のセルゲイ・ボガチョフ上級研究員は次のように述べています。
 ―私たちが暮らしている地球というのは、大変珍しい場所です。地球には、空気があり、生命体が存在し、水があるからです。こうした恩恵の全ては、自然からの大きな贈り物です。宇宙に存在する大部分の惑星は、冷たく死んだ石なのです。地球で暮らす私たちが、生命体にとって非常に適したこの地球の所有権を守ることになるでしょう。他の文明から身を隠さなければならないでしょう。ただし、もし、地球外文明が存在する場合でも、その存在期間は数千年という短さで、自然に消滅していると考えられています。
 学者たちは、「文明の存在期間」という言葉の中に、「文明の発達によって生まれたテクノロジーの期間」を示唆しています。つまり、文明が存在している期間、様々なメカニズムや技術を使って、自ら必要とするもののために、周囲の環境を積極的に利用することを意味します。その際、モラルの発達が、技術の進歩に追い付かないということが予想されます。そして、おろかな子供が、好奇心から、ピストルの銃身を覗きこむように、このテクノロジーが自らを滅ぼすのです。それは、テクノロジーの持つ偉大な力を理解していないからです。
 もちろん、今述べたことは、非常に悲観的な予想です。一方、地球の文明が、技術とモラルのギャップ、また、物質の完全性と精神の未熟さのアンバランスを克服できると期待することができます。もし、この地球で、「技術の進歩」と「モラルのレベル」のバランスが取れるならば、同じ理性を持つ異星人もまた、同じような発展の道を歩んできたと、仮定できるでしょう。こう考えると、異星人との対面は、地球文明の存在にとって、脅威ではなく、むしろ、私たち地球人が、幾世紀にもわたって、星に近づこうとした歴史の転換期となることでしょう。
2010.02.15 「科学と技術」

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コメント
 
01. 聞き耳 2010年2月27日 19:42:15: vYza3TdCU24y2
地球外生命体とのコンタクトに一定のルールを定めておくのは、
非常に大切な事だと、私は個人的に考えております。

最近ヒットしている映画、『アバター』の様な状況は、
映画の題材としては確かに面白いかも知れませんが、
実際問題としては、絶対に有ってはならない事だと思っています。
ある程度の知的文明を築き上げた生命体に対してはもちろんの事、
まだ文明以前の発達過程にある生命体に対しても、明確なルールを
造っておく必要性を感じています。

そしてできるならば…
私達人類が、他の高度な知的生命体と出会う時には、
『こんな出会い方をしたい』…という精神的ガイドラインを定めて、
それを広く告知しておく事が非常に大切であると考えています。

こういうガイドラインが無かった場合には、
見付けた者勝ち、やった者勝ちの世界が訪れ、多くの生命体が一握り
の金儲け主義の人達によって殺される事態になって行くと思います。
もちろん、ガイドランに違反した場合の罰則などの法整備もしておく
必要が有ると思います。単なる『精神的ガイドライン』だけでは
守らない者が出て来る心配も有りますので…。

おそらく、恒星間航行を行える程の進んだ文明を持つ知的生命体ならば、
こうした配慮は既に済ませてあると私は考えています。
ですから、私達より進んだ文明を持つ種族と出会った場合には、
それほど心配は無いと思います。
心配なのは、その時の地球人類よりも軍事的に遅れた文明を持つ
生命体に出会った時の方だろうと、私は考えています。
地球人類は、過去の地球内の大航海時代以降に行った
『大虐殺の歴史』を繰り返してはいけないと思います。
(私達人類を全宇宙的に認めて欲しいなら、他の生命体に対する尊敬が不可欠でしょう)


02. 2010年2月27日 21:47:50
文明以前の発達過程にある生命体に対しても
類人猿に対する人類の対応を考えると
さて如何な物か
悲観しすぎかもしれないがね

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