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思いのほかエッチだった『枕草子』!
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投稿者 藪素人 日時 2011 年 3 月 05 日 13:40:05: BhHpEHNtX5sU2
 

<一日ばかりの精進解斎(しょうじんげさい)>
〔原文〕寝おきてあぶる湯は、はらだたしうさへぞおぼゆる。
    十二月のつごもりのながあめ。「一日ばかりの精進解斎」とやいふらん。

〔訳〕(せっかく寝ようと思っていたのに、ついつい欲望に負けてしまって)事後もう一度起き出して体を清めにいかなくてはならないなんてことになると、そういうときの湯浴みは、(ああ、よしときゃよかったと)自分自身に対してがっかりして腹立たしくさえおぼえる。
 十二月の大晦日に、つれづれと雨が降っている。こういうときは物忌みの謹慎生活をしなくちゃいけないのに、そのたった一日の精進解斎が守れない、こういうのを世に「一日ばかりの精進解斎」というのであろう。

〔解説〕大晦日は正月の神迎えのための準備としていっさいの汚れを祓って清浄は物忌みに過ごさなくてはいけないのに、…ついついその禁を破ってセックスをしてしまったのだ。すると、…そのまま寝ようと思っていたのが、もう一度湯殿まで出向いて体をきれいに洗わなくては神罰が当たるというわけである。ほんとうに人間的でなんともいえないリアルさがある。
【出所】「うふふ枕草子」林望/祥伝社 H21年  

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コメント
 
01. 藪素人 2011年3月06日 14:22:19: BhHpEHNtX5sU2 : zqw7Lv8Ckk
 清少納言には、現代女性ともなんら変わらない気質を感ずる。そして豊かな感性と確かな観察眼、そしてそれを見事に表現する天才性を備えておった。そう美人ではなかったらしいが、男からみても魅力的な女性であったと思うな。

 (天皇の側室)中宮定子の15歳のころの(小納言20代末)の活写も素晴らしい。小納言が出仕したばかりのころの定子の美しさ気高さ豊かな知性そなえ、そして出仕したばかりの小納言への細かい気配りなど、この定子の成熟した女性としての人間性のすばらしさ、を伝えておる。

 また、一流の貴公子たち、齋信(ただのぶ)、伊周(これちか)ら描く筆致は光源氏を描く紫式部そのものだね。当時、光源氏と同じような貴公子たちが実在していたことがここからも窺える。彼等がまた一流の教養人であり風流人であり、粋人であった。
 大雪の日、妹定子を見舞った伊周は、縁側にに片足座りしたまま寒さをものともせず、女房たちと粋なやりとりをし、やがていい声で朗吟しながら去っていく。女房たちの感激はひとしおであった。


02. 2011年10月15日 15:34:03: clxpfxkCBY
よい本のご紹介ありがとうございます。「うふふ」とはよろしい。
そうですね。清少納言の文章は上品でありつつ、なにげにエロいのが面白いです。
彼女と兼好は、今なお燦然と輝く二大エッセイストだと思います。
外国人も日本語勉強してぜひ読んでほしいものです。
審美眼や洞察力が並外れて優れていますよね。ユーモアや皮肉もたっぷり。
でも、その底には愛があふれているのがよくわかります。

03. 2012年3月10日 23:28:03 : tLL5rmHw5c

これでいいのだ、人間だもの。


04. 2012年4月28日 02:03:55 : 4QNZ1Y02gs
↑だからと言って相田みつをはいただけないね。

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