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(レビュー)「尼僧ヨアンナ」    西岡昌紀
http://www.asyura2.com/09/bun2/msg/592.html
投稿者 西岡昌紀 日時 2012 年 6 月 06 日 19:36:53: of0poCGGoydL.
 

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http://blog.livedoor.jp/nishiokamasanori/archives/5578059.html
http://mixi.jp/view_diary.pl?id=1850434905&owner_id=6445842


(レビュー)


尼僧ヨアンナ [VHS]
ルチーナ・ピンニッカ (出演), ミエチスワフ・ウォイト (出演), イエジー・カクレロヴイッチ (脚本) | 形式: VHS
http://www.amazon.co.jp/%E5%B0%BC%E5%83%A7%E3%83%A8%E3%82%A2%E3%83%B3%E3%83%8A-VHS-%E3%82%A4%E3%82%A8%E3%82%B8%E3%83%BC%E3%83%BB%E3%82%AB%E3%82%AF%E3%83%AC%E3%83%AD%E3%83%B4%E3%82%A4%E3%83%83%E3%83%81/dp/B00005FW0M/ref=cm_cr-mr-title
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5つ星のうち 5.0


中世ポーランドにおける悪魔憑きを題材とした映画, 2006/6/6


By 西岡昌紀 -


レビュー対象商品: 尼僧ヨアンナ [VHS] (VHS)
 キリスト教の歴史は、一面において、悪魔の歴史であった。この世を創造したのが善き神であるなら、この世に何故悪が存在するのか?と言ふ問いに、正統派のキリスト教は、答えられない。その事が、キリスト教徒に、悪魔を意識させて来た最大の理由であったと思はれる。
 悪魔は、ヨーロッパ人にとって、神と並ぶ問題であった。しかし、日本人の多くは、その事に気付いて居ない。そうした意味で、ヨーロッパ人の悪魔に対する深層心理を映すこの映画は、日本人に何かを教えてくれる筈である。
 恐ろしい映画である。中世ポーランドにおける悪魔憑きを題材にした映画であるが、共産主義時代のポーランドでこんな映画が作られて居た事に驚く人も居るのではないだろうか?
 ポーランドが、ソ連の支配下においても、キリスト教の国であった事を痛感させてくれる映画である。又、キリスト教徒とユダヤ教徒が議論をする場面が、非常に印象的であった。

(西岡昌紀・内科医)

 

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