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本物のの知識人は「士大夫」でなければならない〜天下国家を何よりも大事に考える/石平(せき・へい)
http://www.asyura2.com/09/bun2/msg/700.html
投稿者 仁王像 日時 2014 年 7 月 13 日 08:46:44: jdZgmZ21Prm8E
 

(回答先: 武士道とは、よけいな理論や理屈を斬り捨てて、真っ直ぐに大義とか純粋な思いのままに行動する〜禅の思想から来た/石平(せき・ 投稿者 仁王像 日時 2014 年 7 月 10 日 20:13:55)

≪文天祥の「正気の歌」を貫く「天命の思想」≫
石平 文天祥(南宋末の宰相、忠臣)の「正気(せいき)の歌」※を貫いているのはやはり、「天命」の思想です。中国の歴史のなかで王朝が変わったとしても、いつの時代も常に、天下を担う知識人が天命という思想の伝統を受け継いだ。それが文天祥でいえば、「正気」であり、王陽明でいえば「良知」です。おそらく朱熹でいえば「天理(本来的に人に備わる道徳性)」ということになります。だから「朱子学」は「理学」ともいわれています。
※)「天地には正気があり、いよいよという時になれば忠誠が顕れ、和やかに明るい朝廷が回復する」という趣旨の漢詩。当時の日本にも多大な影響を与えたとされる。

≪中国の知識人にとって大事なのは、自分の名前を歴史に遺すこと≫
石平 中国の知識人は「天命」を重視します。そして「天命を担う」とは、永遠に歴史の中に自分を遺すということであります。中国の知識人は、一神教徒ではない。天国や極楽に行くことなど考えていません。いちばんの望みは、自分が「天命」を担う人間の一人として、永遠に歴史の中に名前が遺ることなのです。

≪明の時代に、中国の知識人や官僚の権威が衰退した≫
 (略)
≪ほんものの知識人は「士大夫」でなければならない≫
石平 「士大夫(したいふ)」、私は、この言葉を聞いてすごく嬉しい。ほんものの知識人とは、大学教授でもなければ、単なる専門家でもない。まさに士大夫でなければならないと私も考えています。この言葉に含まれる意味は実に深いものがあります。天下国家を何よりも大事に考える。真実を絶対に語る。命を捨ててもよい。しかも幅広い教養知識がなければいけません。

【出典】同前  

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コメント
 
01. 仁王像 2014年7月15日 20:08:54 : jdZgmZ21Prm8E : LPx6F6tQ6o
 (本文に追加)

≪北宋の政治家・王安石は、士大夫として「天命」を問題にした≫
石平 中国には「士大夫」という階層があります。士大夫というのは、皇帝に使えるのは特別なことで、「天下を自分の責任」だとし、「常に自分たちで天下を担う」と考えている人たちのことです。ただしこの天下や、天命が誰に下るかは天が決めるものであり、「天が王朝に天命を下すならが、自分たちはその王朝に仕えることを良し」とします。しかし、王朝に仕えるのが目的ではなく、士大夫はあくまで「天命」に仕えるのです。天とは完全に無人格なものです(ギリシャ人の神観念とは異なる)。
(引用終わり)

 あのだだっ広い中国に「士大夫」という階層が社会規範として凝縮し、誕生したとは驚異的である。そしてやはり素晴らしいと思う。どんな経緯で生まれたのかは下のwikiに簡単に記されている。なかには軍人でもないのに、軍隊を動かせる(つまり指揮能力)人物もいたというのだから半端でない。平たく言えば、「書斎派知識人」ではなく自分の使命感を強く自覚した「行動派知識人」ということだろう。

・士大夫 wiki
 http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%A3%AB%E5%A4%A7%E5%A4%AB


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