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より
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種牛４９頭の殺処分受諾　口蹄疫　東国原知事表明
2010年5月28日 00:19 カテゴリー：社会 九州 > 宮崎

　宮崎県の家畜伝染病「口蹄疫」問題で、東国原英夫知事は２７日夜、延命措置を求めていた種牛４９頭について「当然、手順を追ってやらないといけない」と殺処分を受け入れる考えを表明した。現地対策本部長の山田正彦農林水産副大臣は４９頭の殺処分先送りを「法令違反」と断じ、早急な処分を求めていた。

　４９頭は、県が県家畜改良事業団（高鍋町）で一元管理。１４日に敷地内で感染が疑われる肥育牛が出て、家畜伝染病予防法に基づく処分対象になったが「宮崎牛ブランド」の根幹を守りたい県が応じていなかった。

　東国原知事は、これまで処分を先送りしていた理由を「（感染力が強い）豚の処理を優先していた」と釈明。豚の処分にめどが立った時点で、４９頭の殺処分に着手する考えを示した。

＝2010/05/28付 西日本新聞朝刊＝
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