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公私の別と家庭教育
http://www.asyura2.com/09/dispute30/msg/176.html
投稿者 のんぽり 日時 2010 年 2 月 16 日 22:23:26: 7p9CCripgLT3w
 

 国母とかいう奴の服装問題で大の大人が喧々諤々の大論争・・・。なんだこれ?

 「公」共の電波を使って「私」服論争かよって突っ込みたくなる。
 まぁ、国の代表として参加している限りは最低限のマナーは守るこれが常識。まだ、21歳と若い?んだから、引率の良識を持った役員さんたちが注意すれば済むことなんだろうが、視聴者からのクレームで大騒ぎに・・・。

 公私、ん?そういえば、宮城県の村井とかいう知事が「中澤連隊長の発言は一般論としては当然だと思う。」などと宣たらしい。

 http://www.asyura2.com/09/warb2/msg/875.html

 中澤の発言についてはこちら。

 http://www.asyura2.com/09/warb2/msg/844.html

 そういえば、田母神の馬鹿な論文もあったな。

 http://www.asyura2.com/08/senkyo55/msg/865.html

 自衛官が公的な場で、政府批判をすることは許されるのか?文民統制はどこへ行ったんだ?
 知事という立場で、こんなことを発言していいのか?石原慎太郎は確信的にこういう発言を繰り返しているし、それを東京都民は容認し、外遊に数百億円の大盤振る舞いをしている訳なんだが。地方においておやというところか。

 こういった発言や行動を見聞きする度に日本人の公私の別はどうなってんだろうと考えさせられてしまう。

 公的な筈の職場の職位をそのまま私的な家庭生活にまで持ち込む例は枚挙に暇がない。公用車で私用を済ますとか、上司の奥方が部下の奥方を顎で使うとか・・・。

 こうしたけじめの無さはムラ社会に根ざした身内同士の甘えの構造に起因しているのではないだろうか。
 それに加えて、支配者に都合よく改変された儒教思想や、これまた上位者が都合のいい時に使う「和」の精神とが絡み合わさった結果であろう。

 本来、儒教とは

 「自律者の徳目(仁義礼智信)と従属者の徳目(忠孝悌)」
 http://www.asyura.com/0304/dispute9/msg/806.html

 であったはずだが、いつの間にか忠孝悌が前面に押し出され、また、お互いの助け合いの精神を意味した「和」が「出る杭は打たれる」というような、制約を意味するようなつかわれ方をするようになっている。

 仲間内であるという甘えと上位者であるという驕りが公私の境界を低くしてきたのではないだろうか。

 このようなムラ社会の中のお山の大将「井の中の蛙」は所詮大海を知らない訳だから公的な場でどの様な発言をすべきかを理解しておらず、前述のような場を弁えない発言が繰り返されることになる。

 それでも、これまではまだ儒教というバックボーンがあり、忠孝悌を教え込むことで社会に対する心構えは多少歪んではいるが子どものうちから出来ていた。

 それが、高度成長と共に、生活にゆとりが出てくると家族関係も徐々に変化してきた。それが核家族化であり友達家族の出現だった。それに反発するように石原慎太郎の「スパルタ教育」なる本も出版されたが・・・。

 家族が仲がいいことは決して悪いわけではない。しかし、家庭は子どもを社会に巣立たせるためのインキュベーダーでもあることを忘れてはいけないのだ。
 他人との接し方、最低限のマナー、権利と義務、社会の仕組みそれらの基本を教える事ができるのは家庭の筈だ。
 友達家族ではそれができない。この友達家族の走りは1970年代前半だったような気がする。
 今、モンスターペアレントとかクレーマーとか言われる親の世代が育てられた時代に相当する。

 貧しいながらも助け合ったムラ社会が変容し、権力者が法律を超越したことを平然と行っても異を唱える人はあまりいない。というより、ムラ社会からの排斥を恐れて唱えられないのだ。

 しかし、そのムラ社会も壊れようとしてるのかもしれない。
 剥き出しの個がぶつかりあう潤いのない社会が出現しようとしているのかもしれない。
 そんな危機感を覚える。  

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