小生がここに投稿するのは、別に貴殿をお誘いしているわけではない。
　僭越ながら、貴殿の思考構造を解剖し、読者の一助になればと思ってのことです。貴殿は、からまれたようで、ご迷惑でしょうが、まあ、有名税ということでお許しいただきたいと思います。

：事実を隠蔽し事実と異なる原因を語る政府・東電にお願いですか？

　という貴殿の考えをいつも奇妙に感じるところです。お願いか強要か分からないが、東電にデータを吐きださせないで誰が吐き出すのか。貴殿が東電に成り替って吐き出せるわけがない。

　事故解析の第一義的責任を持つのは、東電であり、保安院であり、事故調査委員会であり、最終的には政府です。ここでは政府に一義的責任があるとしておきましょう。われわれ国民の立場は政府を使役して事故を解析させる。これが建前であるが、これがもちろんうまく行くとは限らない。それは他の一般的な政治課題と同じです。うまく行くように要求を突きつけ続けるしかない。

　政府が事故報告書を発表したら、それを批判的に厳しく吟味し受け入れられない部分は受け入れられないという世論を作っていくほかない。その受け入れられない部分を前提に原子力政策なりを展開しようとすれば、それに反対する国民運動を展開するほかない。これはその他の政治課題の解決の仕方と全く同じでしょう。

卑近な例では、子どもの年間被ばく量を２０ミリシーベルト以下でできるだけ下げる、というのがあった。お母さんや父兄たちの大騒ぎになって、１ミリシーベルトという数字が出てきたのです。
騒がない限り「本当の情報を出せと言ってもあまり効果はないでしょう」ということになります。
　

　好きか嫌いかというと、「嫌い」だとはっきり言っておく。
　どこで勘違いしました？
　「この男」呼ばわりしたのは、侮蔑の意味を込めてであった。
　再登場以来、数々の許し難い暴言を吐いてきたのだ。

　（次の一文は敢えて憤りを抑えて書く）
　この人、有り余る知力を思うままにコントロールできないと見る。これを「論理脳がプア」だとも評した。これを言い換えると、今は「能なしタカ」の状態でツメを剥き出しにしている。
　これが「能あるタカ」に脱皮できれば、端的に言って、文章がもっともっと簡潔になり、分かりやすさが一段と向上していくだろう。
そうなれば、好きになるかもしれない（もちろん内容が良ければだが）。

　事故調査委員会の中間報告に対して、轟々たる非難がわき起これば、最終報告がそれを反映して追加・修正される可能性はある。だが、最終報告書が国民の負託に十分応えたものにならないだろうことも現時点で見通せる。それはわれわれのこれまでの政治的経験からも明らかである。
　原子力問題だけは机上で議論したとおり理想的に進展する（させたい）と過度に期待を持つのは「おぼこ」である（非常に残念だが）。（ここで０１に戻る）

　このコメントにあらためて遭遇してみると、見逃してはならないと思った。
　このコメントは本音ではないだろう。同時に本人も認めている二面性と不純性もにじみ出ている。
　自説への反論（攻撃）を緩和するための例の擬態（詐術）であろう。
　これが本音なら、こんな見方もあると提示し、あとは淡白に構えていれば良いはずである。

　ところがこの人の自説へのこだわりようは尋常のものでないかとはここで繰り返すまでもない。自説への執着度を目にすれば、「勘違いするな」というのが無理である。
　おまけにこの人の辞書には「仮説」という語句が欠如している。この人が自説を唱えると、そのまま現実の事実と化し、その事実をもって関係者を裁き・断罪し・煽るのである。思考回路に”自動制御”が効いていない。コップを掴んだロボットが手加減が分からず握りつぶしてしまうような感じ。

　こう考えてくると、フト「この人はすでに壊れているのではないか？」との戦慄も走るのである。

　＊）阿修羅には「たわごとと同価値しかない」ものを平然と投稿しても良いと思っている。他方では、小出カス論に対して、「非難が少なかったので、阿修羅に集う人々の質の高さに喜んでい」となるのだ。これも二面性？
　この人に反論すると、「たわごと」を認めるよう熱心な説明を受けるのである。これ何？