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「お礼参りからの保護」
http://www.asyura2.com/09/dispute30/msg/616.html
投稿者 カッサンドラ 日時 2012 年 5 月 29 日 10:46:29: Ais6UB4YIFV7c
 

 「検察審査会の本来の業務は検察を裁くことである」ことは前投稿で述べた。であるから検察審査会と検察はどちらかというと敵対関係にあるはずなのだ、ということも述べた。このことを如実に現すのは次の例であろう。


 その例とは、検察や警察の身内の不祥事に対して検察が「不起訴処分」を行なった時で、それに対して検察審査会が2度の「起訴相当議決」で応戦し、見事に容疑者を起訴した場合である。検察は面白くはないであろう。しかし検察審査会が独自に起訴する案件であるから、邪魔をするわけにもいかない。さてこの構図を踏まえて次を読んでいただきたい。


 検察審査会は議決後に議決書を作成しなくてはならない。実際は審査補助員が作成するのだろうが。そして議決した審査員名は議決書に署名・捺印されて、その写しは『当該検察官を指揮監督する検事正』及び『検察官適格審査会』に送り届けられる。(第40条) 
だから検察は審査員の名前を知ることが可能だ。もちろん検察官適格審査会の委員も全員この名前を見ることができる。実際、森ゆう子議員も名前を見たと言っていた。


 検察審査会に対して不満を募らせている検察は「議決書の審査員名」を見てどう思うか。「ほぅ、素人にしてはなかなかやるなあ」と素直に感心するだろうか? 「どこのどいつだ、ちょっと微罪で締め上げて可愛がってやれ」とお礼参りモードに入るだろうか? 断っておくが、これは仮定の話である。検事はみな紳士であろうと私は思っている。


 審査員名は議決書で分かっている。審査員の顔も検事の説明の時にすでに見ている。あとは検察と警察の捜査体制をフル動員すれば、審査員の住所を割り出すことなど朝飯前のはずだ。容疑者だった人物のお礼参りも怖いであろうが、こうした組織のお礼参りも恐怖である。
しかし検察審査会法では、国民に対しては「審査員の秘匿保護」で完璧にガードしているのだが、もう一方のドアは開け放たれたままである。公務員が「理不尽な行為」をするはずがないと考えたのか?


 この仮説から二つのことが分かる。一つめは、検察審査会はかようにヤバイ案件には「不起訴相当」しか議決しないだろうということである。さわらぬ神にたたりなしだから。
もう一つは、審査会法は「審査員の保護」など真剣には考えていないということである。議決後になって審査員名が判明するのだからたとえ脅しても手遅れだ、はいかにも役人的考えである。それをいうならお礼参りそのものが手遅れの行為なのだ。やられるかもしれない恐怖は審査に影響を与えないだろうか?


 ついでだが「審査申立人名」もこの時わかる。彼の身も同様に危険に晒されているといえるのだが、彼の名前は検察に「告発」した段階ですでに割れているから、少なくとも検察審査会法の責任は問われないだろう。


 もし、一つめの推定に逆らって「起訴相当」を議決したのなら、素人審査員の度胸をほめてやるべきである。裏口から覗かれているのに堂々と着替えをしたようなものだから。でなかったら審査員は「何かに守られた」人たちだったのだろう。被告の親分である検察に正面から見張られているのに、ものともせずその身内を起訴したのだから。
もうひとつは単なる茶飲み話だが、たとえ捜索されても住所が判明しないよう「全員偽名」を使ったのかもしれない。どうせ「そんな審査員など存在していないぞ!」と検察が表立って異議を唱えることなどできやしないのだから。こうすればもう一方のドアも閉じられる。


《検察審査会法》
第40条 検察審査会は、審査の結果議決をしたときは、理由を附した議決書を作成し、その謄本を当該検察官を指揮監督する検事正及び検察官適格審査会に送付し・・・
 

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コメント
 
01. カッサンドラ 2012年5月30日 09:03:42 : Ais6UB4YIFV7c : E0DI0PIVpI
 一見むだ話を書いているように思えるかもしれない。ではもっと具体的に言おう。
田代検事が不起訴処分になり検察審査会に審査申立てをされた、と考えてほしい。その場合の議決がどうなるかを考察したのが上記の投稿である。

「幽霊審査員」や「サクラ審査員」なら文句なく不起訴相当であろう。

「素人審査員」ならよほど腹の据わった素人でない限り、起訴相当を出すのは難しいことを述べたのだ。検事が説明の最後にこう言ったら、あなたならどうするか?

「あーところで、皆さんの名前は議決書に署名されて写しが検察にも送られてきますので・・・」


02. カッサンドラ 2012年5月30日 09:50:32 : Ais6UB4YIFV7c : oi3kLo60yU
 さらに検審事務局が付け加える。
「評議の秘密を外に漏らした場合、最大6ヶ月の懲役となりますのでお気をつけください」

たとえあなたが警察の不当逮捕を受けたとしても、検審事務局は何の手助けも出来ない。検察審査員だったと認めるようなものだから。


03. カッサンドラ 2012年5月30日 10:18:03 : Ais6UB4YIFV7c : dlykADXNuo
 もしこの方法を応用すれば「不起訴相当だろうが起訴相当だろうが思いのままじゃないか」と考えたあなたは鋭い。検察の意向に従わざるを得なくなるのだ。

そして、一度検察審査員になった者の名は永久にリストに登録されて、検察・警察の監視下に置かれる可能性がある。どうりでみな口が堅くなるわけだ。


04. 2012年7月06日 03:54:59 : F8kAfrcP4Y
司法・検察・警察はすべて権力のためにある。
決して市民のために正義が行われっるなどと夢夢考えてはならない。

05. 大阪都民N 2012年7月10日 00:15:56 : Bgxu4vtAPr0EY : VTPSRvVXXw
投稿されてから日が経っていますが・・・・。

このカッサンドラさんの推理というか想定は、いよいよ真実味を帯びてきました。
田代不起訴が検察審査会に申し立てられたらどうなるか。

しかし、これだけ疑われている検察審査会で、もう一度「プロ審査員」を招集して「不起訴相当」を議決せるか?

あるいは「素人審査員」を招集して、「捏造証拠・報告書」や「審査補助員」・「検察官の説明」で誘導するか。それだけに留まらず、そこにごく穏やかな「脅迫」が行われることは充分に考えられますね。

ただ、検察の意向と、検察審査会事務局・最高裁事務総局の意向が微妙にずれそうなところが、流れを読みにくくしています。互いに、相手を悪者にしながら、思い通りの落としどころに落ち着けたいと考えているでしょうね。

となると、検察審査会事務局・最高裁事務総局は、今度は完全に素人審査員を招集して、「どっちでもいいけど、できたら起訴相当」を狙ってくるでしょう。検察からの「不起訴誘導」をガードさえすれば、放っておいてもそうなります。

苦しいのは検察ですね。今度も捏造証拠・捏造報告書という訳にもいきにくいし、注目されている分、検察官の説明も、あまりあからさまにはできない。既に最高検察庁の「(不起訴にした)理由書」は散々叩かれていますし・・・。

なかなか目を離せませんが、私は、あまり遅れないように第五検察審査会を告発したいと思います。


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