平社員が偉くて給料も多くてもいい会社が未来の会社だ。例えば、ロールスロイスみたいにライン無しに一人で製品を全部作る会社ならマエストロ的な平社員が管理職たる社長より付加価値を生み出すことも多い。あるいは芸能プロを考えてみよ。大物俳優が元マネージャーの社長をあごで使ってはるかに給料が高いなんてよくある話だ。

結局、人を束ねる管理職が人の上に建つというピラミッド型会社組織がどーしようもなく古い封建的あるいは社会主義的組織なんだ。

課長部長社長と固定的な軍隊型の役職を維持してるのは日本ぐらいだ。英米じゃみなmanagerで社長がmanaging　directerだ。managerは偉いというよりまさに管理職という職能の一種に過ぎないのだ。

だから、ブルーカラーの上にホワイトカラーが立つなんて古い発想はおさらばした方がいい。それこそサラリーマン優位説の幻想だ。一昔前までサラリーマンなんて職人や農民から勤め人とでっち扱いされて田舎じゃ独立できない甲斐性なしと馬鹿にされてたんだから。

これからは役職（部長課長等）中心の会社から職務中心の会社あるいは経済社会へ移行すべきだ。

役職は職権を伴い会社や社会を権力構造化しているのが資本主義社会を全体主義化、管理社会化しているのだから。 　

コメント
01. 2012年9月06日 09:35:43 : cqRnZH2CUM 「偉い」という言葉の定義の問題だな 給与の多さ　人事・異動・業務内容・取引等の意思決定権　・・ 社長（代表取締役）は、一般的には一番給与が多く、しかも最終意思決定権を持っている＝偉いということだろうが もちろん例外は多い
02. 2012年9月10日 07:05:37 : x1xAcKEmXg 人が集まり、ある目標への企てをおこなう→企業となる。 人が集まると組織が出来て組織として行動しないと目標へは到達しない。 目標とはどのようなものか？ この目標を達成するために組織の各部署を纏める役目として組織長が出来る。 その組織長を便箋上、社長・部長・課長などと呼ぶ。 本田宗一郎の社内スピーチにでてきたある言葉 「私なんぞは、皆さんから社長、社長と呼ばれて何だか偉そうですが 　　社長・部長・包丁・盲腸ってなもんだ」 今のホンダにという組織で、この言葉を理解している経営役職者・管理職が どれ程いるか分からないが 「社長・部長・包丁・盲腸」とはユーモアもあり含蓄もある言葉だと思う。
03. 2012年9月10日 07:11:20 : x1xAcKEmXg >>02 訂正　便箋上　誤　→　正　便宣上　です。失礼しました。

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