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「もう出て来いよ・元検察審査員への呼びかけ」
http://www.asyura2.com/09/dispute30/msg/746.html
投稿者 カッサンドラ 日時 2012 年 11 月 14 日 11:25:13: Ais6UB4YIFV7c
 

 元第5検察審査員の方々、もういー加減にして出て来いよ。 あんたたちが起訴した小沢氏は無罪が九分九厘確定したのだから、もはや誰も危害を加えようとする人はいない。 出てきて「謝れ!」とまでは言わないが、3年間にわたり世間を騒がせたもう一方の張本人なのだ、一言あってもよかろう。 それとも、足がなくて出て行けないか?


 あんたたちが真っ当な審査を行なったのなら、検察審査会も検針事務局も恥じることはないはずだ。 検察に「誘導」されたと言うなら、はっきりとそのように釈明すればいい。 検察の処分はすでに済んでいるのだから、いまさら疑問を投げかける者なぞいないだろう(大部分の人は)。 盛大に責任を検察におっ被せればいい。 「我々は、素人としてはよくやった」と自分をほめてあげたら。


 しかし、検察審査会が「議決をしよう」と言って採決の結果「起訴相当」が議決されたのも事実(議決書要旨上の)だから、その責任は他の誰にも転嫁できない。 検審事務局にも審査補助員にも検察にもだ。 実際はどうあれ検察審査会法上は「検察審査会が審査をする」とある、だから法は厳格に適用されなければならない。 それがために「身柄の完全秘匿」が行なわれているではないか。 責任逃れが可能なら、あそこまで保護してやる必要はないのだ。


 何を言いたいのかというと、検察官の事前説明を経ずに議決をしてしまった責任は、最終的に検察審査会が負わなければならない、ということだ。 検審事務局が注意をしなかった、という事態も考えられないことはないが、それでも公務員に準ずる者が自分の職務を規定する法律(検察審査会法・第四十一条の六の第2項)を知らなかったことは、十分処罰の対象になる。 となれば、最低でもその間に支払われた日当・旅費は当然返還の対象になるはずである。


 「素人に厳しいことを言うなよ」・・・検察審査員として仕事をしている間は、「素人」ではない。 なぜなら、それだけの「権限」と「保護」と「守秘義務」が与えられるからだ。 「それは検察審査会制度の問題として・・・」しかし今問題になっているのは「小沢氏の起訴議決」しかないのもまた事実だ。 私たちは第5検察審査会を「特殊なケース」と見ている。 だから「制度全体の問題」などと雲散霧消させることには反対である。


 私がいちばん我慢ならないのは、「加害者」がいつの間にか「被害者」に変質してしまうマスコミの論調だ。 第5検察審査会の場合、被害者とは起訴されてやっと2審が終わった小沢氏であって、起訴した検察審査員はいわば加害者である。 従って「議決の片棒を担がされた被害者とも言えます」という軟弱な見方は認めるべきではない。


 検察審査会はかつて何と言った?  「法廷で白黒をつけてもらおうではないか!」と議決書要旨に明記してあったことを忘れてはいない。 同じ考えが検察審査員自身には及ばないとなぜ考えるのか、私には理解できない。 「結果オーライってことでお開きにしましょう」冗談じゃない!  目的を果たした「このシステム」を温存することは、以後の我々の代表である全国会議員に対する「無言の脅し」として残ることになる。 国会議員が言いたいことが言えなくなったら(既にほとんどがそうだが)議会制民主主義の崩壊だ。 だから「このシステム」は何としても壊さなくてはならない、多少「いい点」があったとしても。 原発と似たようなものだ。
 

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コメント
 
01. カッサンドラ 2012年11月14日 16:31:35 : Ais6UB4YIFV7c : vfE4Rn8f7g
一度起こった事がまた起こらないとは、誰も保証することはできない。 国会議員の先生方も「第二のオザワ」と呼ばれるのは真っ平だろう。 確かに三権は分立しているが、国民とその代表である国会議員とが、その上にいることを忘れてはならない。

《日本国憲法》
第十七条【国及び公共団体の賠償責任】
 何人も、公務員の不法行為により、損害を受けたときは、法律の定めるところにより、国又は公共団体に、その賠償を求めることができる。

第四十一条【国会の地位、立法権】
 国会は、国権の最高機関であつて、国の唯一の立法機関である。


02. カッサンドラ 2012年11月14日 17:45:57 : Ais6UB4YIFV7c : aoIHrnz1Tk
「検察による誘導」だけで強制起訴事件を説明しようとしている元検事の方がいることは知っている。 自分の元職場を堂々と批判しているのだから、冷や汗の出る立派な行いである。

しかし元検事なら、誘導だけで供述調書に署名させることは難しいことも知っているはずである。 「誘導」プラス「脅し」がそろって、やっとのこと検察作成の供述調書に名前を書かせることができるのだ。 相手に痛みを与えない「誘導」など、いくらやっても効かない者には効かない。

さて、それでは検察審査会は「誘導だけ」で11名パーフェクトの「起訴相当議決」を2回も叩き出すことができたのか?  (1回目の情報は新聞から、2回目の情報は「気弱な地上げ屋」さんの又聞きから。 『ラ・ターシュに魅せられて』に以前書いていた。)

さらに9月14日の緊急議決は、これも検察の誘導だったのか?
検察官の説明を待たない違法議決も、検察の指導だったのか?
やり過ぎた指定弁護士の選定も、検察の采配だったのか?


03. カッサンドラ 2012年11月15日 09:27:19 : Ais6UB4YIFV7c : LN6AmskqYc
しかし、元第5検察審査員が現れても「私は検察に誘導されました」とは言わせてもらえないだろうな。 検察の不起訴処分を検討する機関が、当の相手に簡単に誘導されたなどということは、検察審査会の存在意義を自ら投げ捨てたことになるから。

だから何人の審査員が現れようとも、絶対に誘導の事実は否認するはずだ。 第5検察審査会で誘導が可能だったのなら、ほかの164箇所の審査会でも同様に誘導が可能なはずなのは誰でも考える。 それでは、検察を審査する独立した機関とは言いがたい。 検察審査会不要論が巻き起こるのは必至だろう。

結論として、実際に誘導が在ったにしても「誘導」の立証は不可能だ。 「誘導しようとした」ことは捏造報告書等により「その意思が感じられる」が、「誘導された」ことは本人が口を割らない限り永遠に疑惑のままだ。


04. カッサンドラ 2012年11月15日 10:30:33 : Ais6UB4YIFV7c : JMM8VytInE
誘導で2〜3名を「起訴相当」に入れさせることは容易でも、11名中8名以上を「起訴相当」に必ず入れさせることは至難の業だ。 天才的詐欺師でも、73パーセント以上の成功率で顧客に物を買わせることは、ほぼ不可能だろう。 しかもそれを2度もやってる。

説明した検察官が「超天才的詐欺師」で、審査員が皆「判断力の欠如したお人よしの顧客」だったというわけか。 まるで漫画の登場人物のようだ。
もしかすると、誘導説は「袋小路」へと人を誘い込むユダの羊かもしれない。


05. カッサンドラ 2012年11月15日 11:15:31 : Ais6UB4YIFV7c : yyMh2dXANk
特捜部は告発がなくとも自らの権限で起訴できるのに、怪しげな団体の告発を驚くべきスピードで受理した。 この「不必要な告発」の受理は、検察審査会へとバトンタッチする助走と見られてもしかたがあるまい。

従って検察が「政治的な意図は全くなかった」とは思っていない。 本来検察の恥である検察審査会へ、みずから道をつないだのだ。 正気か? と問われても仕方がない。 検察本来の行動規範から逸脱した「政治的な意図」を疑われて当然のことを、今回は行なっている。

だからといって、大久保秘書の逮捕から小沢氏の2審の結審まですべて「検察が取り仕切った」と考えるのは、どうしても無理がある。 検察は「証人」でしか法廷に立てないのだから。 どうして法律の専門家たちは、この事を不思議に思わないのだろうか。 たんに裁判所や検察審査会は「検察の操り人形」でしかなかったのだろうか?
法曹関係者は「ある方向」を見ないようにしている、と私は感じる。


06. 大阪都民N 2012年11月16日 12:34:24 : Bgxu4vtAPr0EY : VTPSRvVXXw
カッサンドラさま ご無沙汰です。

あの時の東京第五検察審査会の審査員たちは出てこれないでしょう。
幽霊ではなく実際に審査員が存在し、会議が開催されていたとしても、規定通りに「くじ」で選出された一般の市民とは思えません。もし「くじ」で選出したとしても、その前段階の名簿が操作されているのでしょう。

日当旅費受取口座の持ち主を知りたいですね。架空口座でなければ、法曹界・警察関係者かその身内。事務官ですら、正規に資格をもった裁判所事務官から選んでいるか怪しいもんで、関係者の身内ばかりではないかと。

小沢氏の控訴棄却・無罪は、もちろん裁判官の正しい理性によるものですが、それが許されたのは、最高裁事務総局が検察・指定弁護士を切り捨てて逃げ切りを図ったからとも言えそうです。

私も、法曹関係者・マスコミらは、国民に「ある方向」の存在を隠し、自分も見ないようにしているように思えてなりません。


07. カッサンドラ 2012年11月16日 14:54:23 : Ais6UB4YIFV7c : glttGIfJko
大阪都民Nさんしばらくでした。

>日当旅費受取口座の持ち主を知りたいですね。
>架空口座でなければ、法曹界・警察関係者かその身内。
役人はまったくのでっち上げは怖くてやらないでしょうから、「架空口座」ではないでしょう。 架空ならば銀行に照合されたら一発で分かってしまいますから。

いちおう「受取人」はいると思います。 しかしあまりに近い人たちは使わないでしょう。 一つの説ですが、検察審査員OBの会がありましたね。 あそこは役所とは繋がりがないことになっています。 しかし総会などには裁判所や検察の重鎮が呼ばれているようです。

ここには元検察審査員がたくさん登録になっていますから、彼らを「受取人」にすればそこの名簿と突き合せない限り、一般人には手繰ることはで来ません。 検審事務局からすればあくまで「過去の人」であり「そんな昔の名簿など破棄しました」と言うに決まってます。
あとは「金をバックさせる方法」を見つければ、円弧はつながります。


08. 2012年11月17日 10:20:39 : Y4R2gMl3R2

小沢一郎冤罪事件は司法権力を使つた政治謀略であつたことは誰しもが認めることではないか。

過疎県でもNHK,新聞の”ウソ”は周知されてきた。
似非日本人を追い出し、日本の洗濯が必要と思う。

投稿者氏に深謝!


09. 2012年11月17日 23:56:26 : OH5QYqiedc
投稿者様に、賛成です。
>国会議員が言いたいことが言えなくなったら(既にほとんどがそうだが)議会制>民主主義の崩壊だ。

民主党の岡田が小澤さんを党員停止にしたのはいつか忘れましたが、罪が決定してない人に議会活動が許されるのは不都合ですか?「捜査は自民党には及びません」は、同じ事件の国民の権利に差別があるので彼らにも裁判が必要と思います。

07様、何かで読み、お食事も出る普通の同窓会のように感じました。
>一つの説ですが、検察審査員OBの会がありましたね。あそこは役所とは繋がり>がないことになっています。しかし総会などには裁判所や検察の重鎮が呼ばれて>いるようです。

楽しそうな会に出席した方々が、重鎮と会話しないとは考えられません。


10. Panbet 2012年11月18日 02:16:37 : 4eawpyhzNkpGg : bJNoPA27Vk

小生の率直素朴な疑問。検察審査会のメンバー、審議内容についてすべて非公開扱いされていますが、この会が本当に存在し活動していることについては明らかに事務局側に挙証責任があるのではないでしょうか。

 なぜなら、この組織の活動に要する交通費、日当など、公費、税金から出されているわけですから。よって、彼らがもし挙証できないのならば、論理必然的にこの組織はまったく存在しない(幽霊存在である)、よって費消されたとされる金はすべて事務局、あるいはその周辺関係者によって公金横領、着服されたものと考えざるを得ないということになりますね。


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