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「綱渡りの検察誘導論」
http://www.asyura2.com/09/dispute30/msg/760.html
投稿者 カッサンドラ 日時 2012 年 11 月 29 日 16:11:11: Ais6UB4YIFV7c
 

 私は別の投稿に対するコメントで、捏造報告書は「偶然の産物」と書いた。 それをもう一度詳しく述べて見よう。 大概の人が知ってる通り、捏造報告書とは1回目の起訴相当議決を受けて石川氏の再聴取を行なった結果作られたものである。


 しかしその時点で石川氏はすでに起訴されており、署名した供述調書も取られていることから、再度の聞き取りには応じなくともよい。 つまり「任意の聴取」であった。 たしかもう一人の秘書だった方は応じていない。 判断する権利は石川氏側にあった。 そして石川氏はこの再聴取に応じた。


 捏造報告書が作成できるか否かは、石川氏の返答に掛かっていたのだ。 田代検事はこの聴取を元に報告書を書いた。 それが上司に直されたり加筆させられたりして、実際とはかなり違う「捏造報告書」になった。 報告書は一つではなく、上司たちが書いたものも含めて「捏造報告書群」と呼ぶべきものができた。 それが検察審査会に提出されて「誘導」に使われたと、一般には言われている。


 しかし前にも述べたとおり、捏造報告書の誕生は石川氏の意向に左右される。 「私は聴取には応じません」と言われたなら、そこで終わりである。 応じてもらった検察は小躍りして喜んだことであろう。 実際それで検察審査会は2度目の起訴相当を議決してしまったらしいのだから。 しかし冷静になって考えてほしい。 小沢氏を起訴したい連中は、こんな綱渡りの方法に縋ったのか?


 さらに悪いことにICレコーダーを持ち込まれ録音を撮られてしまった。 輪をかけて誰かが「捏造報告書群」をネットに流出させてしまった。 まるで漫画のトンマな主人公そのものだ。 それでいてネットへの流出犯を追いかける様子もない。 何なんだこれは?  と感じないだろうか。


 小沢氏への捜査をして起訴断念を示してからの検察審査会への受け渡しのみごとさ。 さらに検察審査会での2度の起訴相当議決を受けて、指定弁護士たちへの連携など、実に淀みない流れだった。 だからこそ、上記のトンマな挿入劇が異質なのだ。


 断言するが小沢氏を起訴したかった人たちは、捏造報告書のような「偶然の産物」に頼ったりはしないだろう。 現に第5検察審査会の1回目の審査でも起訴相当は出ているのだ。 この時は捏造報告書など影も形もなかった。 だから、もっと別の方法で小沢氏の起訴は着々と進められていたのだ。 捏造報告書は単に「カモフラージュ」に過ぎなかったのではなかったか?  マスコミと多くの国民が喜ぶような。


 検察が「捜査関係資料です」と言って検察審査会に手渡すときに、自分たちが捜査状況をまとめた資料を紛れ込ませても、検審事務局は判別できないだろう。 であれば、捏造報告書などという仰々しい文書を作成せずとも、いくらでも文書誘導は可能なのだ。 どうせ検察審査会資料は終わったら誰にも見せず破棄されるのだから。 もともと提出者の判子まで押した公式文書(捏造報告書)を作成するまでもないのだ。 遺留品を残さずにいくらでも悪事ができる。
私は捏造報告書は「いずれ人目に晒されるのを分かっていて作成された」ような気がしてならない。 検察の処分も事の重大さに比べて軽かったようだし。 田代元検事はいま検察審査会に審査申立てされているようだが、たぶん「不起訴相当」でチョンだ。 検察審査会に異議は申し立てられない。
 

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コメント
 
01. カッサンドラ 2012年11月29日 23:16:25 : Ais6UB4YIFV7c : gVjL3ax6tQ
どうしてこの様な検察の意思(2度の不起訴処分)に反する文書を、検察審査会に提出できたのかが不思議でならない。 東京地検特捜部の独断での行動で、その上部機関は誰も知らなかったのだろうか?  まさか。
ものは検察を審査する組織へ出てゆく文書である。 当然、上部の了解が得られなければ文書は外へ出すことはできないはずだ。 最高検察庁も内容については回覧なり報告を受けていたと考えられる。
では検察の意思を否定する文書が、なぜすんなり検察審査会へ渡ったのか?  

「検察全体が小沢氏を起訴したかったから」・・・自分ではどうしても起訴できないが、他人(検察審査会)にやらせることはできる、と考えたのか?
違うと思う。 検察全体が嘘をつくつもりなら、いくらでも目立たぬ文書類で広範囲な誘導を行なえる。 我々でさえ「捏造報告書以外の」検察審査会へ提出した全捜査資料は、未だに見ていない。 もう破棄されてしまっただろうが。

私はこの捏造報告書は「自分たちで小沢氏を起訴できなかったペナルティ」として特捜部に課せられた「誰かの業務命令」のような気がする。 たとえ暴露されたとしても特捜部だけが悪者になるように仕組まれた「尻尾きり用」として。


02. カッサンドラ 2012年11月30日 10:36:58 : Ais6UB4YIFV7c : IdtwI4hLv2
特捜部は検察審査会に例の報告書を持ち込んですぐの審査中に、石川氏の発言からレコーダーを持ち込んだ事実を知っている。 なぜ報告書を早急に回収しなかったのだろう?  まるで「罠の危険性が十分あるのに、餌を離そうとしない捕獲動物」のようなことをやっていた。

裁判所ではこんな検事の印象を綴った「報告書」などは証拠にも採用されないだろうから関係はないけど、検察審査会は違う。 検察審査会に提出したのだけでもを回収できれば罠から逃れられたのに、ついに何もせずむざむざ捕獲されてしまった。 捏造報告書は「いずれ議決すれば破棄されるはずだ」と考えていたのか?  この行動もおかしいといえばおかしいのだ。 比較検証が不可能だから好き放題に書けたのに、「録音」が現れたら誰だってヤバイと思うだろう。

裁判所で証拠採用されない代物なら、検察審査会から回収することだって不可能ではないはずだ。 石川氏とのやり取りの記述のおかしさは流出前から囁かれていたのだから、これを「内部報告書」に留めておけば何の問題も起きなかったのだ。 検察が最優先すべきは「デタラメの活動」の証拠を消すことだろう。 しかしそれを優先させなかった。

これを「検察のミス」とみるか「尻尾きり用の罰」とみるか、あるいは一市民T氏のように「架空議決のカモフラージュ」とみるか?


03. 大阪都民N 2012年11月30日 17:48:58 : Bgxu4vtAPr0EY : VTPSRvVXXw
カッサンドラさま

あの捏造報告書は「特捜部の暴走」と受け止めるのが妥当だと思いこんできましたが、この論考を拝読すると確かに不思議ですね。

さらに踏み込んで考えると、必ずしも受けなくてもよい任意の聴取を受けることと、佐藤 優 氏が石川氏に「ICレコーダーによる録音」を強く勧めたことが「偶然」であり「一般論としてのアドバイス」だったのかどうかも気になります。

最高検察庁の中に、証拠事実からして「起訴できない」とする以上の、「小沢氏を起訴するな」という勢力もあったことは充分に考えられます。

捏造報告書がアップされたロシア。そして指示か忖度かは別として小沢氏を政治的に抹殺しようとした米国の影。

我々は、かつてなら知ることなどあり得ない「敵対する諜報機関同士の情報戦争」を垣間見てしまったのかもしれませんね。


04. カッサンドラ 2012年12月01日 09:42:19 : Ais6UB4YIFV7c : yyMh2dXANk
03. 大阪都民Nさんへ

>我々は、かつてなら知ることなどあり得ない「敵対する諜報機関同士の情報戦争」を垣間見てしまったのかもしれませんね。

なるほど、そこまでは想像力が及びませんでした。 であれば、われわれはプーチン首相(当時)に感謝すべきでしょうか(笑)。 相手がロシアの諜報機関では「流出犯の逮捕」は、日本の検察には無理でしょうね。 だからあきらめたのでしょうか?


05. カッサンドラ 2012年12月01日 10:37:05 : Ais6UB4YIFV7c : 7zlbU47Gsk
敵の敵は味方。 アメリカに嫌われている小沢氏を助けることは、それと対峙する国にとっては国益に適う、という判断なのでしょうか。

インターネットが普及している国はほかにいくらでもあるのに、「ロシア経由」というのが不思議といえば不思議でしたし、検察を追及している元検事の方にではなく民間人に呼びかけてきたというのも絶妙でした。 元検事にダウンロードさせたのでは、あんなにすばやく拡散はしなかったでしょう。


06. カッサンドラ 2012年12月01日 18:00:52 : Ais6UB4YIFV7c : r1CE0m4Zow
大阪都民Nさんへ

>佐藤 優氏が石川氏に「ICレコーダーによる録音」を強く勧めたことが「偶然」であり「一般論としてのアドバイス」だったのかどうかも気になります。

特捜部が禁止するであろうレコーダーを忍ばせて聴取に向かわせたことは、普通の元役人の発想ではありませんね。 一般的には「行く必要はない」と助言するだけでしょう。
前に検察にひどい目にあっていたとしても、役人(検察)の仕事に身を守るためとはいえ卑劣な手段(検察からみて)で立ち向かうことを、よりによって国会議員に薦めるという行為は、いかに元役人といえども発想が飛んでいます。 それだけの「怪人」だった、と言われれば返す言葉がありませんが。

なぜ1度は検察自身が不起訴処分にした小沢氏案件で再聴取することが、重大なキーポイントになると佐藤氏は思ったのでしょう?  少なくとも石川氏の裁判にはなんの影響はないはずです。 もうすでに起訴されていますから、署名付きの供述調書のようなものはもう取られないことは分かっていたはずです。
検察も再聴取の結果「では起訴する」とは言えないでしょうから、では何のために録音を採ったのか?  検察審査会に向けて「何かやる」と感づいていたのか?


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