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民主の登板はやや早く、自民の復帰は、悲劇だった。
http://www.asyura2.com/09/dispute30/msg/783.html
投稿者 乃依 日時 2013 年 1 月 26 日 11:39:33: YTmYN2QYOSlOI
 

安倍による「良い政治」、とは、「心地よい」のことだろう。
根本的なことは余り考えず、波風を立てず、現状維持をする、
ということに過ぎない。

吉田茂をはじめとした、追認姿勢を踏襲している。
安倍のいう「変革」とは、吉田茂の路線への「復古」である。
だが、この路線にも限界がある。近いうちの変革が求められていた。

何も、民主党の全てを肯定しているわけではないが、
社会を主体に考える、日本の自立を検討する、といった評価に値する点もあった。
野田による、途中での仕事の放棄に私は抗議している。

翻って、民主政権の数少ないながらの功績を否定し、
見かけ倒れの「変革」を演出するだけの自民になんの価値があるのだろうか。
吉田茂の体制はもう終わりつつあるのに、それに固執する自民は無力だ。

民主の登板はやや早く、自民の復帰は、悲劇だった。  

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コメント
 
01. 乃依 2013年1月26日 11:51:51 : YTmYN2QYOSlOI : aeeZCJOwwg
民主党を、未熟な段階で早めに登板させ、国民に失望させ、
社会主体、日本の自立、加えて、脱原発をあきらめさせる、
そんな作用が意図されていたのかと、穿ってしまう。

02. 2013年1月31日 19:24:47 : W18zBTaIM6

乃依さんは物の見方がいつも皮相で浅すぎるんだよ。

それが中国人の本質的欠陥なんだね。

これが安倍総理のまともな評価:


安倍総理の周りには、色々な考えの人々が集まっている。ざっと挙げれば「金融政策絶対派」「構造改革派」「財政規律(再建)派」そして「積極財政派」と言ったところであろう。また「金融政策絶対派」と「構造改革派」が近かったり、一部の「金融政策絶対派」と「構造改革派」は「財政規律派」に近かったりする。中には平気で前言を変える者までいて、とても複雑である。

安倍首相は、このような全く考えが異なっている人々のバランスの上に乗っかっている。首相は特定の考えを持つ人々を排除するということはしない。郵政改革反対派を追出した小泉首相や、消費税増税反対派を排除した野田首相のような純化路線を採った首相達とは好対照である。
http://www.adpweb.com/eco/

異なる考えの人々の上に乗る安倍首相は、一見すると「やじろうべい」的存在と映るであろう。しかしご本人もそれを承知していると筆者は思っている。一番重要な事は、「日本経済がデフレ」であり、何としてもデフレから脱却するという認識である。この軸がブレなければ大丈夫と筆者は思っている。

筆者は、「金融政策絶対派」や「構造改革派」と言っても、彼等は自信があるわけではないと見ている。過去から金融緩和を行って来たがさしたる効果は見られない。構造改革と言っても、具体的な政策があるわけではない(最近では医療ロボットの日本の認可が遅くて日本経済に損害を与えているという声が出ている。しかし医療ロボットの規制緩和ぐらいで日本経済がどうなるというものではない)。だから彼等は今のところ、特に財政政策に異論を挟んでいない(彼等も財政政策しか効果がないことを薄々感じているのであろう)


筆者は、彼等が満足するように、金融緩和を進め、産業競争力会議で可能な限りの案を出させれば良いと思っている。ただ「国債の発行増がデフレ克服の障害になる」という間違った声が出てくることには警戒を要する。

ところで日本の個人の金融資産は、ちょっと前までは1,400兆円であったが、今日、これが1,500兆円と言われている。つまり100兆円も増えているのである。マネーサプライも02年から12年の10年間で22%も増えている(最近、日本の貯蓄は増えていないといったデタラメを言っているエコノミストが目立つが)。実際、振込まれている年金を全然使っていない人々が相当いるという話である。増え続ける日本の貯蓄が民間で使わないのなら、政府が使う他はないのである。


安倍総理は、昔から、毎週金曜日の夕方に他の予定を入れず講師を招いた勉強会を続けてきた。派閥などが講師を招いた勉強会を催すことはあっても、政治家が個人的に講師を招くケースは珍しい。

このような勉強会を続けてきたのも、ご本人が「いずれは政界のトップに上り詰める」ということを薄々感じていたからだろうと筆者は思っている。ところで政治家としてこのような余裕を持てたのは幸運である。これも安倍首相が昔から選挙に強かったからと考える。多くの国会議員は、部会などの個別案件の勉強会に参加しても、マクロ経済など大所高所からの勉強まではなかなか手が回らない。次の選挙が心配で勉強会どころではなく、金曜日にはさっさと地元に帰るのが普通である。


毎週金曜日の勉強会には様々な考えの識者を講師として招いている。時には全く異なる考えの講師を呼ぶことがある。例えば供給サイド重視で構造改革派と目される竹中平蔵氏などが講師を務めることがある。

しかしいつも竹中氏のような考え方の人々だけを講師にしているわけではない。別の機会には、竹中氏達とは正反対の意見を持つ人を講師として招いているという話である。たしかに安倍首相は、意外と思われるかもしれないが積極財政派の政治家達とも親しい。このように安倍首相は昔から「やじろべい」的なバランス感覚があったと言える。


しかし筆者は「やじろべい」的であることを一概に悪いことだと否定しない。日本の社会、あるいは今日の政治情勢やマスコミの論調を考えると、むしろ特定の考えで突っ走ることの方が問題であり、また危険である。また「やじろべい」的であることが実に日本的と言える。実際、自民党も昔からこのような政治を行ってきた。

自分は何でも分かっていると唯我独尊的になって(実際は何も分かっていなかった)、周囲の反対を押切って財政再建に突っ走った橋本政権はみごとにこけた。しかし周囲からの影響だけで政策を進めるのも本当につまらない「やじろべい」になってしまう。重要なことは何としてもデフレから脱却するという軸のブレない強い意志を持った「やじろべい」であり続けることであろう。


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