http://www.asyura2.com/09/dispute30/msg/798.html
| Tweet |
スペインの窮状 − 不動産ローンの支払いできず
http://blogs.yahoo.co.jp/olympass/MYBLOG/yblog.html
スペインは今では失業率が26%という記録的な数値に達している。下記の記事は、ヘレスという南部の都市の状況を記したものだが、ここでは何と失業率は40%に達している。
一番大きな問題は不動産ローンの支払いができない状態に陥っている点である。夫婦で解雇され失業状態に陥っているから、ローンの支払いが滞る。しかし銀行は待ってくれない。この不公平さは一目瞭然であろう。銀行はトロイカからベイルアウトを受けているのである。
不動産ローンをめぐる法律がかのフランコの時代からのもので、その改善を要求する声が大きくなっており、いま国会で法案化が進められている。
雇用されていても、給与の遅配が数ヶ月というのもざらであり、おまけに電気、ガス、水道代の支払いがある。
市当局も財政は火の車状態で、多くの雇用者をリストラしてきているが、それでも追いつかないのが現状である。
多くの人々が炊き出しサービスに列をなすという状態が日常化している。
一番人気があるのは「英語学校」で、英語を習って何とか外国で職を得たいと願っているスペイン人で一杯のようである。
-------------
ハーメルンの笛は鳴り続ける。
国民経済を正常にしなければいけないのに、財政再建だと言って
国民経済を痛め続ける。
政治家、政党、マスコミ、狂ったようにハーメルンの笛を吹き続ける
さすがに経済学者はクルーグマンを始め国民経済を優先しなければ
成らないと知っている人は多い。
いったい何処が崖なんだろう。
いつ崖にたどり着くんだろう。
崖の近づいていることは予感できる。
|
|
|
|
この記事を読んだ人はこんな記事も読んでいます(表示まで20秒程度時間がかかります。)
|
|
スパムメールの中から見つけ出すためにメールのタイトルには必ず「阿修羅さんへ」と記述してください。すべてのページの引用、転載、リンクを許可します。確認メールは不要です。引用元リンクを表示してください。