ドイツ　エネルギー研究連邦報告書を公表
http://www.eic.or.jp/news/?act=view&serial=32795

　ドイツ連邦経済エネルギー省は、連邦内閣にエネルギー研究連邦報告書を提出した。
これは同省によって毎年公表される報告書で、エネルギー研究プログラムにおける連邦政府の活動とプロジェクトに関する情報をまとめたもの。
2013年はエネルギー研究プログラムに8億900万ユーロが拠出された（7年前と比較し倍増）。

今回の報告書では、EUの枠組みで実施されている研究プログラムに関する情報や非原子力技術の研究開発に関する連邦各州の支出についても初めてまとめられており、公的資金の拠出に関する透明性を改善するものとなっている。

エネルギーシフトの成功に向けて、2012年、連邦州政府は2億5200万ユーロの資金を拠出したという。
ガブリエル大臣は、「エネルギー研究は、エネルギーシフトを成功に導く鍵。エネルギー政策をひとつの官庁が担当することにより、エネルギー効率や再生可能エネルギーに関するエネルギー研究もひとつの手に委ねられ、今後、これらの二つの重要なテーマをより共に扱うことが可能になった。
我々は、引き続き、電力系統といった体系的な研究アプローチを重点にする」とコメントした。 　

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